エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

ルールとはそもそも何か

サラリーマンは会社の就業規則(ルール)に従うことを求めらます。

朝の開始時間、昼休みの時間、服装、有給休暇、いろいろありますね。

(写真はルール無用の茶トラです)

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ルールとマニュアルの違いに関して検索してみたら、書き尽くされていますね。

ルールとモラルの関係もすごくいいこと書いてある。

うーむ、世の中でたくさんの人が書いてくれているから、何か違うことを書かないと。

 

ルールを法律まで広く含んで考えてみると、それ国や会社側が管理しやすくする目的または国民の生活安定や従業員が働きやすくするための目的のどちらかに分類できると思います。どちらも究極の目的は国民や従業員の利益を最大化することには変わりません。

各自のモラルさえしっかりしていれば窮屈なルールは必要最小限にしてほしいものです。なぜなら根元にあるルールの思想への興味より上から言われたことは絶対であり、それをいかに達成するかに興味がある人にはモラルは何それなのです。

それは設計でも大事な事で、スペック(ルール)の通りやってますからなんて気持ちでやっていたら必ず最後でトラブリます。信頼性あるちゃんと動くものを作るというモラルがあってのスペックなんです。

 

ルールは世の中の流れというか流行で作られたり変えられたりします。

僕が就職した当時はどこの会社も工場を抜かせばほとんどが9時始まりだった記憶なんだがそうだったよね。自宅通勤で1時間半以上かかって満員電車(当時地下鉄は冷房が効いてなかった地獄)に乗って、本当にサラリーマンになった実感を感じた20歳台でした。

その後バブルが発生して地価がどんどん上昇し家を買うことが非常に難しくなってきた時代が到来しました。仕方なく持ち家がどんどん郊外に移っていき遠距離通勤が当たり前となってきました。新幹線通勤なんて言葉ありましたね。それに前後してそれぞれのライフスタイルに合わせて、フレックスタイムが導入されてきました。満員電車から解放された時の嬉しさはなんとも言えませんでした。なぜフレックスタイム導入されたのか、世の中の流行りだったような気がします。

僕はフレックスタイムだから少しぐらい通勤に時間がかかっても楽勝と郊外に家を買ったのでした。

そうこうして年月が経ち、フレックスタイムは単なる朝ゆっくり来るだけで、それに伴い夜が遅くなるだけのだらしがないシステムではないかの風潮を言い出す人も出てきました。フレックスを見直す会社が出はじめたそんな感じでした。。

職場近くにもともと住んでいる人はフレックス関係無いわけで、長距離通勤の人の困惑をこれっぽちも気にしてくれている様子は見れませんでした。

そうこうしているうちにフレックスタイムは廃止になりました。そしてフレックスが採用される前より大変になりました。

レックスタイムがなければ、誰も遠くに家なんて買いません。多少狭くても通勤時間を優先します。

それが証拠に地価が下がっからは都心に集中して来ています。だれも早朝の長距離通勤はしたく無いんです。

僕が長年人々を見てきて、創造的、情熱的に仕事を愛して楽しんでいるような人に時間のルールは不要です。ルーチンワークでない創造的に仕事に取り組んでいる人は24時間仕事のことを考えています。考えて寝れないことも多いのではないかと思います。だから決められた時間に遅れていいと言っているわけではありませんが、定時さえ大人しく座っていて、言われたことだけやっていればいいというのでは会社に貢献できない時代になりつつあります。いかに想像力と行動力を出せるか。

就業時間に以外に、成果主義ってものありました。これも流行り以外の何物でもありません。

これからは高齢化、少子化、労働力の減少、女性のさらなる活躍等々に合わせてルールは変わっていきます。ルールは永遠に同じではありません。

今のルール、年収、仕事がそのままずっと維持されると考えるのは終わりました。持ち家を持つ、結婚する、子供を作る等の人生プランは出来るだけ柔軟性がある様にすること。

 

<まとめ>

 ルールは世の中の流行で変化する。

楽なルールは必ず見直される。。性善説性悪説に駆逐されます。ライフプランは今を都合よく延長として立たないこと。

ルール(マニュアル)通りやっていれば六十点は取れるが、それだけでは不十分。これからはルール(マニュアル)は従うものでなく作るものしか生き残れない。その背景には高いモラルが必要。

 

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ネガティブ、ポジティブ、バリュアブル

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異文化理解力の本に2種類の帯がありました。

すごく気になりますね。黄色の否定的な文章。

”残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない”こんな表現は気持ちよくないなあ。。。。。。

言わんとしていることはわかるです。この本はプロが読んでも参考になる本格的な内容だと。でもこれではせっかくの良い本が手にとってもらえません。

有名人に帯の推薦文を頼んだので、出版社は作ってもらったコピーに文句を言えなかったのでしょうか。。 成毛氏の推薦文も黄色には合わせて書かれていますが、マイクロソフトのイメージが強いので、この手のセンス良い本には逆効果ですね。アップルのイメージで攻めないと。

 

同じことを感じる人が多くて急遽変更したのでしょうか。それとも逆の順番かな。。

それに比べて赤の帯は著者の写真と海外で働く人と間口を広げてとても前向きで爽やかに感じます。

 

本の帯に関して素人なので、検索して調べてみました。

わかりやすいのがありました。

東京創元社発のひとりごと 第四回(執筆者・東京創元社編集部F) - 翻訳ミステリー大賞シンジケートから一部引用させてもらいもらいますと、帯は下記の4タイプに分類されるそうです。

・剛速球型

「9か国で累計80万部突破!」「映画化決定!」「年末ベスト第1位!」「売れすぎて申し訳ないっス!」とか書いてあるやつです。いつか「全米が泣いた」というのをやってみたいと豪語している同僚もいますが、まあ周囲に止められると思う。

・説明型

 芸がない方法と思われるかも知れないが、ミステリ、SF、ファンタジー等では案外有効な場面が多い。「英国現代本格」「ロマンティック・ファンタジー」「超本格ハードSF」などと書いてあれば、どんな話か一目瞭然なので、ジャンル読者に対しては親切設計。「CWA新人賞受賞の気鋭が放つ~」「ブッカー賞作家が描く~」「ヒューゴー賞ネビュラ賞、ジョン・W・キャンベル記念賞3賞に輝く~」など、賞の権威を用いる方法も、この系統といえるでしょうか。

・雰囲気型

 作中の文および台詞の引用、詩的な表現などを用いて作品の読みどころを伝える。これが一番編集者にとっては腕の見せ所です。下手に書くと大滑りするか、半笑いでお客さんが通り過ぎることになる反面、もっとも心に訴えかける力が強いのもこのタイプ。一般文芸や恋愛小説は基本的に「語り」がないとカバーの間が持たないので、編集者のセンスがより厳しく問われる。

・推薦文型

 ペーパーバックにはよく新聞や評論家の書評がついていたりするが、日本では読書家のタレントや作家さんから推薦文を寄せてもらい、帯やPOPにして仕掛け販売するケースが最近目立っている。書店員さん推薦も多くみられるようになりましたね。作品がテレビドラマ化、映画化された際にスチールを借りて、帯にあしらうことも。特に、既刊本をまた動かすときに威力を発揮する。

 

<まとめ>

否定的(NEGATIVE)な表現はそれを聞いた人の脳が一瞬キュッと萎縮する。

やはり前向き(POSITIVE)な表現が必要なのは絶対。

ただ前向きなだけではダメ。あなたにとって価値(VALUABLE)があると感じさせないと。

 

僕はそう感じた。。

 

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一つの行動で同時に複数目的は持ってはならない 

人がとる行動はその人が持つ目的や目標に従った結果である

目的に向かって人は行動しているので、人の行動を変えさせるには、目的を変えないと行動は変わらないというアドラー先生の分析でした。

(写真はぜんぜん関係ないですが、みなとみらいで写した電飾です)

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行動と目的の関係に関して別の面を、例を挙げて考えて見ます。

<一石二鳥>

一つの石を投げて(行動)、二羽の鳥(複数の目的)を撃ち落とすことです。

うまく行けば良いですが、そもそも鳥を打つのは難しいですので、どっちの鳥に先に当たるか迷い考えているうちに、二羽どころかぜんぶ逃げてしまいも一羽も落とせない可能性が高まります。ぼやぼやしてないで一羽を狙って確実に打つことです。

<ミッドウェー海戦>

ミッドウェー島を攻略する目的と米国機動艦隊を殲滅する二つの目的のうちどちらが主目的か徹底されずまた作戦が複雑すぎて、虎の子の4隻の空母と多数の熟練パイロットを失いそれ以降日本側の劣勢があきらかになった分岐点の海戦。歴史にもしはありませんが、機動部隊殲滅に目的を徹底していれば、4隻の空母を失うことなくその後の歴史は少しは変わっていたかもしれません。

 

戦闘や会社のつまり団体行動の場合、一つの行動しか取れない時に二つの目的を同時に持っていると失敗するリスクが高まります。

二つの目的のうち、どちらが最優先なのか全員に徹底されていれば良いのですが、概して欲張りどちらも大切だとなりがちです。

また複雑な作戦を立ててもその意図がなかなか理解されないものです。

そうなると、その場その場で判断しないとならない局面でどちらの目的を優先するかの判断に迷いがでて、指示の遅れが出たら二転三転した指示を出したりしてしまいます。

 

プロジェクトで問題が出た時に、スケジュールを優先するのか品質を優先するのか安全を優先にするのか、切羽詰まった状況では、大人数で進めている場合はそれぞれの思惑は同じではないので、混乱が生じます。

どんな状況でも安全と品質は確実に押さえていくことが結局はREDOなく終わらせる最短の道なのです。

 

<まとめ>

団体行動においては一行動に一目的が基本です。同時に複数の目的を持っては行けません。

複雑な作戦を立てて指示しても、全員に同じ理解で徹底させる事は困難です。

 

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eメールの誤送信と転送されるリスク

情報漏洩対策が強化されてなんか不便だしメールは中身を覗かれているし、いやな気分がしているのではないでしょうか。

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退職時に会社の情報をスカウトされた海外にお土産で持っていくようなことが、ニュースに一時よくでてましたから仕方ないですね。

ただ最近は景気がすっかり景気が悪くなってしまったのか、もう日本に魅力的な情報がなくなってしまったのでしょうか、あまりニュースを聞かなくなりました。

 

意図的な情報漏洩が難しくなった今、最近ハイライトされている残る情報漏洩のリスクはeメールの誤送信です。  

 

メール誤送信防止のアプリはインストールしても、おちょこちょいと新人のミスはそもそも不注意な性格と経験不足から来ているのでシステムだけではなかなか抑えられません。新人は成長しても毎年新人は入ってきます。

どのように誤送信を減らせるか(完全にゼロにはできない)考えて見たのですが、既によく考えてまとめてくれている記事がありました。

参考になるので読んで見てください。

liginc.co.jp

記事にある二種類の誤送信、宛先選定ミスと添付ミスをしないコツはわかりましたね。

 

もう一つミスがあります。

それは親展で書いた内々のメールをうっかり見せたくない人がccに含まれていることを見逃してしまうことです。これはまずいです。

バイルでメールを返信する時についccの確認を忘れて、僕はよくやってしまいます。。

また、親展で書いたメールなのに、受け取った人が返信してくる時にbccで勝手に他の人に回していることはよくあります。

メールは誤配信しなくても、どんどん転送されてしまいます。

厳しいことを書く場合は、そのメールは必ず何処かに転送されてしましいます。

これは恐ろしい事実です。

厳しいことや批判的な事を書くときは、覚悟して書かないとなりません。

覚悟が出来なければ書かない事です。

書くときは事実を書くこと、批判的なことでも出来るだけ前向きに、

万が一回されて苦情が来ても開き直れるように。。

 

<まとめ>

厳しいメールは必ず転送されてしまいます。

なので事実を書くこと。事実であればそのことで責められることはありません。

嫌われますがそれは仕方ありません、誰かが言わないといけないのです。

 

 

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会議 質問のセンスと意見の勇気

会議で積極的に発言したり、セミナーで質問していますか。

対立を避けて言いたい事を我慢してませんか。

 

異文化理解の本では日本は最もおとなしいと思われて居ます。

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ある講習に参加して、人の発言や質問を聴く機会がありました。

誰でも自分の専門で無かったり自分と利害関係が無いとそもそも話に興味が無いので、質問や意見はなかなかしないものです。

だからほとんどの人は黙って大人しくしています。

そんな中、どんなセミナーでも必ず率先して質問をする人は居ます。

質問内容はイマイチですが、誰も質問や発言をしないのでは発表者は寂しいので無いよりは、ましって感じでしょうか。

それでもその常連質問者の良いところは興味を持って考えて質問をしているところです。何事にも興味は持つことは始まりです。彼は尊敬に値します。

 

 先週は常連さんが発言せずとも、結構質問や意見が出ました。

質問というのは背景に目的があると思いますが、何のために質問をしているのか理解できないものもあります。例えば、同業他社はどうしてるかとか、社内の他のプロジェクトはやってるのか。その質問に対して回答はただ単にプロジェクト名称を上げるだけ。解り難い例でしたが、既に皆やってるのはわかっているのだから、何で他者を気にしていちいち聞くのかと。回答も質問の目的を確認せずただ聞かれことにだけ答えて時間を無駄にしているのでイライラして聞いておりました。

何の意図でその質問をしてるのか確認しようかとおもったのですが、人の質問にけちつける事になるのでやめましたが。何か深い背景があったかもしれないので、聞けばよかったかな、、

 

僕はちょっと意地悪な発言をしました。

セミナー内で身近な事例で考えるワークショップのコーナーがあったのですが、その題材の詰めが甘いので、題材自体を修正しないと正しいワークショップが出来ないと。

僕の意見を聞いて直してくれましたが、おそらく僕の意見はどうでもいい事だと半分の人は感じたでしょう。

僕の言いたかったことは、与えられた課題がそもそも現実離れしたり前提条件がおかしいと、出てきた結果がおかしなものになってしまうから課題は丁寧に作れと。

上から与えられた課題に疑問を持たないで、上を喜ばせる回答を作ること事が会社やサラーリーマンだと思っている人が時々いるので、それが言いたかったのです。

 

まとめると、

課題そのものがナンセンス、前提条件があり得ないのであれば、それを感じるセンスと意見する勇気が、よい結果を出すために大切なんです。

日本人はあまりにも価値のない質問や考えてない回答が多すぎる。これを感じるのは僕だけだろうか。

 

 

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エンジニアのセンス 聞きたい報告と聞きたくない報告

報告書を書くとき何に重点を置いていますか。

見て聞いてきたことを忠実に報告しないと行けないと考えるか、人によっては自分がいかに頑張ったかを報告しようとするかもしれません。

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記録としての報告は、前者の通り細かいことでもあとあと役に立つデータかもしれないので忠実に報告書に書くことは正しいです。

後者の自分がいかに頑張ったかの報告は聞いていて言い訳がましく、結論を先ず言えと思われてしましいます。

この自分がやったことをまず話したり、報告書にくだくだ描きたい気持ちは理解できますが、だめです。

 

報告はまず結果を簡潔に、そしてそれ以外は補足です。

上司は毎日毎日沢山の報告を受けているので耳がこえています。そしてせっかちです。

まず結論をズバリ話しましょう。場合よっては結論だけ言えば話は1分で終わります。

 

では、良い報告書を書くにはどうすればいいでしょうか。

それには、報告書は二枚でまとめると決めるのです。別に一枚でもいいですが。

結果ととアクションだけをまとめて、あとは添付資料として詳細に興味がある人だけみればよいようにするのです。

二枚にまとめようとすると、余計なことを書くスペースがありません。

結論と必要な情報だけになります。

そうやって二枚にまとめるような癖がつけば、余計なことは書かないし、報告でも話さないようになります。

 

自分の苦労は自分で言わなくても、周りで見て入ればわかります。

苦労したことをアピールするとせっかく周りが苦労しているなあと同情してくれていた気持ちが薄らぎます。

 

まとめると、

報告はまず結論。それも終わったことより今後のアクションについてが大事。

他人がいかに苦労してやってきたかなんて、誰も興味ないからアピールしないこと。 しなくても周りはわかってるから。

 

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エンジニアのセンス どんな人が成長してるか

どんな人が良きエンジニアとして成長しているか。

大学を卒業して会社に入り、上司の元で10年経験し、その後は自分が若者を指導する立場で20年が経ちました。

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振り返ってみるて、どんな人が成長しているかまとめてみます。

 

 <まずは学歴の面からの評価>

1. 当たり前ですが、東大卒は頭がすっきり整理されているようで、何事も理解がよく考えているように見えます。 一般企業に就職するような人物なので癖もなくバランスが良い。ただ会社が調子悪くなったり仕事に飽きるとドライな面があり、離職する率が他より多い感じがする。

2. 東工大/早稲田は理系の体育会と言われるだけあり、馬力があり頼りになります。

センスに関してはノーコメントです。。

3. 慶應はスマートでバランス良い人が多いですが、お前も慶應なのという人も結構いますが。

4. 地方出身の地方帝国大学卒は、のどかに育ってしまったせいなのか、スピード感が今ひとつの人が多い感じ。

5.その他私立大学地方国立大学は、知的体力は明らかに落ちる(僕)。

 それでも光る一芸があったり、センスとスピード感があれば、生き残れる。

 

 <仕事の取り組み方>

1. 自分の担当だけでなく、人の仕事も横目よく見ていて、知識を吸収している人。

2. やるべき時は諦めずに、やり抜いている人。

3. 伸びない人は、そもそも技術に興味がない。

4. 伸びない人は、自信がなくいつもビクビクしている。

5. 伸びる人は、気が効く。つまり想像力を働かせている。

6. 伸びない人は、だいたいオフィスでサンダルをズルズル引きずっている。

 

<まとめ>

学歴は所詮、大学で4−6年だけ。 会社で何十年も仕事して学んでいきますので、そこで本当の差が出ます。 

学歴や資格より、とにかく数多く経験をつんでセンスとスピード感を磨くことが、勝ち残っていくキーです。

 

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エンジニアのセンス ジョイントベンチャーはなぜ大変か

 大規模なプロジェクトは契約金額が大きいため、一社でそのプロジェクトを契約して遂行することは、失敗した時のリスクが大きく会社の存続を揺るがしかねません。

それが故に複数の会社で組む必要があるのです。

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また会社は同時に複数のプロジェクトを並行して遂行しており、多くの人員等のリソースを一つのプロジェクトに準備することは難しい理由もあります。

他には、実績がない会社は実績がある会社と組むことで、プロジェクトに参加することが出来き、また組むことで見積もりに参加する企業が減り、実績も実力もないが故に価格競争に持ち込もうとする企業を排除することが出来ます。

 

大規模プロジェクトの契約方法に関しては、ジョイントベンチャーやコンソーシアム、遂行組織形態としてはそれぞれの人員をミックスして組織を作るのか、エリアで区切ってそれぞれの担当分だけをやるのか等々ケースバイケースで色々あります。

 

競争相手に韓国、中国の会社が入っている場合、韓国・中国は日本・欧米の会社に勝つには安値しか勝ち目がないので、彼らは我々の積算の下をくぐってきます。
赤字で。なので韓国の会社は10年周期で潰れそうになるのです。
日本の為替のハンデと人件費の高さでは価格競争が全ての場合は如何ともし難く、そんな連中とまともな競争はできなません。
それなので我々は対抗措置として日本より人件費の安い国々と組むことになるます。これらの国々はお国柄結構ノンビリした感じで日本の会社を先生と見てくれますので、組みやすいのです。ただし転職が激しくベテランが少なく、経験の無い若いエンジニアばかりのイメージがあります。転職しないと給料上がらないのでしかたないのです。

JVで仕事をして体験したことをまとめると、


1. 会社によって各担当のJOB DISCRIPTIONは違います。自分と同じ専門とは言えカバーしている範囲は違うので、相手がどこまでカバーしているかを理解しておく必要があります。
2. 欧米はトップダウンなので、必要だから下が自主的にやると思ったら間違い。
3. ジョイントベンチャーで対等はありえない。リーダーとフォロワー。ボスと手下。親分とおひき。リーダーのやり方に従わざるを得ない。
4. 東南アジアの会社は若者しかいない。経験少しできると高給を求めて転職してしまう。なので永遠に技術レベルは上がらない。でも人々は素直で好き。

プロジェクトがますます大型化、複雑化していくので一社単独でなく、今後はJVがほとんど。

お互いの国民性、仕事のやり方を理解してコミュニケーション良くやるとこはプロジェクト成功のキーです。

 

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エンジニアのセンス 異文化との仕事

外国人と一緒に仕事をしたことありますか。

 

アメリカの赴任から戻った若者に、現地での体験を基に話してもらいました。

今まで数多くの国でいろんな会社と仕事をして来ましたが、それは殆どが我々がリーダーで我々のやり方をほぼそのまま海外に持ち込んでいました。また東南アジアの国であれば日本が先生の立場になるので相手は生徒の立場になっているのです。

それなので我々側は不便をあまり感じていなかったのです。

 

経験の少ないアメリカの会社に少数で乗り込み、彼らのやり方に染まって見て、初めて我々のやり方がグローバルスタンダードとは違っていたことが身をもって感じたのです。

比較してみれば我々の遂行方法の方が確実に上手くいくのですが、しかしそれは終身雇用に基づいたいつも同じメンバー、お互いのやるべきこと、仲間の力量がわかっているからです。そしてお互いカバーし合う、日本のしょうがないやってやろうの精神があるからです。

アメリカはプロジェクト単位で人を集めて、終われば散らばる。自分の担当分を個人商店的にこなすことが全てです。相手の領分に余計な事はしないのです。

初めは自分勝手で全体のために働こうなんて考えは無いのだなあ、個人主義だなあと思っていました。

しかしアメリカという国の成り立ち、他民族国家ではこうなって当たり前なのです。下手なことをして相手が解雇なんかされた落ちには、逆恨みされて撃ち殺されるかもしれません。

アメリカの会社で、日本流は押し付けられません。

郷に入れば郷に従え。

 

でも、せっかく我々の日本の会社が加わったのですから、どう日本流をミックスすればアメリカ式が良くなるか、課題です

 

 実はこのことを考えるようになったきっかけは、最近出発された異文化理解力(カルチャーマップ)の本を知ったからです。

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この本の紹介はあちこちでされてますので、書きませんが、このチャートが有名です。

このチャートのエンジニアリング版を作ってとアメリカから戻って来た若者に頼んでます。

 

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トラブルシューティングのセンス8 ゲロを飲み込む勇気

大トラブルは直ぐにゲロるが原則です。

隠しきれない本質的な問題なので時間があるうちに対策を打たないと後で本当に手遅れになってしまうからです。

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きょうは反対にゲロを飲み込む勇気の話です。

何かあったらなんでもすぐにゲロりなさいと言うと、なんでもかんでも考えずに報告する人がいます。

こちらとしては、わからないところを放置されたり、隠されては困るので、とにかく不明な点があれば、報告しなさいのつもりなのですが、考えずになんでもかんでも上げてきます。経験の無い新人ならまあいいでしょう。

少しでも仕様書にあっていない疑いを見つけると、それを顧客に提出して、承認を得ないといけないと言い張る人もいます。

どんな疑いを気にしているかと見ていると、仕様書違反というほどでなく、目的は達していて実質何も問題ありません。顧客に提出しないといけないと言い張る人は、後々、顧客に指摘されて見逃していたと言われることを恐れているのです。

そんな場合、私はいつもこう言います。

「これは仕様書の記述に完全には合っているとは言えないが、目的は達成している、全く問題ない。 提出して、それがリジェクトされた場合、対応する覚悟(可能)があるのか。」

本質何も問題がなく、目的は達成しているが、仕様書の通りにやるには、コストや納期が問題になるなら、ゲロは飲み込むのです。

デビエーションとして提出するということは、出した相手にそれを認めさせることになり、責任を移譲していることになるのです。 顧客が技術的未術であったり、インド人のように責任に敏感な人種の場合は、将来自分の責任になるような可能性があるものは、決して サインしません。彼らはわからないものはノーなのです。 

デビエーションとして提出するということはノーと言われときに対応する手がないなら、提出しないで勇気を持って飲み込みこと。 誤解されないようにしておいますが、本質的に問題がない物で、後で指摘されてもちゃんと説明できるケースだけです。

 

まとめると、

なんでもかんでも疑わしいものを提出することは、顧客に責任を移譲することになりますので、ノーと言われてしまいます。

ゲロるものと、ゲロを飲み込むもの。それが仕分けできるようになれば、仕事はスムースに進みます。

 

 

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エンジニアリングのセンス 年を重ねて変わったこと

大学を卒業してから働きはじめて30年、国内・中東・東南アジアのプロジェクト、多種多様な顧客、メーカー、パートナー会社の人たちと働いて来ました。

 

この30年間、技術は進歩してトラブルは無くなるかと思いきや、一向に減りません。
複雑化、巨大化したが故に仕事が更に分業化が進み、それは各担当が仕事の全体感を掴み難くなりました。同時に設計がマニュアル化する事により意味が理解出来ていなくても仕事がこなせるようになったことにも一因があるのではと思っています。
忙しく追い立てられるように仕事をしている人が多く、それはそれで気の毒なのですが、ミスをしてしまっては頑張りは害でしかないので、ミスが無いよう会社のシステムでちゃんとカバー出来るようにしないといけません。
 
偉そうなことを言っても、若い時は今思い出すと恥ずかしいミスをいくつもしていました。
 
今日は年を重ねて来たことによって、私が自分自身が変わったなと思うことについて、ブログを書いていきたいと思います。
 
私自身が年を重ねて変わったと思うことは大きく分けて4つ
1.誰にでも気軽に話しかけられるようになった。
2.人の良い面と悪い面を楽しめるようになった。
3.  いつ死んでも悔いがなくなった。
4. 怒りっぽくなった。
 
〈誰にでも気軽に話しかけられるようになった〉
会社の若い人には、多分年の割には気さくで話しやすい人と思ってくれていると思います。たぶん、笑。これは若い時の自分から考えると大きな変化です。
一方、上の判断や指示を出す立場の人がちゃんとやっていない場合は、全体に与える害が大きいので、はっきり言うように心がけています。
若い人にも、上の人にも、気軽に話せる習慣を付けておかないと、いざ大事な事があった時に言いそびれたりしますので、普段から何気なく話して置く意味があるのです。
決して一緒に飲みに行って仲良しの友達になれと言っているのではありません。
若者とも目上ともできるだけ分け隔てなく接することが大事なんです。
これは社外の人、メーカーや顧客に対しても同じです。日本の社会は買い手が絶対的なのですが、買い手だろうが売り手だろうが、その立場で役割として付いているだけなので、すべてはフラットであるべきなのです。
 
<人の良い面と悪い面を楽しめるようになった>
 人は長所、短所それぞれあり、それは裏返しでもあると感じるようになった。
人それぞれ良い点だけ見てあげれば何も腹が立た無くなった。
 
<いつ死んでも悔いがなくなった>
仕事としては世界で一番大きなサイズのプロジェクトのリードをやれたので、それ以上の仕事は今後はないので、やり残した仕事がなくなった。
そういえば最近初めて特許を一つ出したので、死ぬ前に実用化できるようにチャンレンジしたいが。
将来は科学技術が進歩して、バラ色の世界がくると信じていたが、実際には大して進歩せず、人間はいつまでたっても月より遠くまで宇宙に行けないし、つまらない事故やミスは減らない。
このままでは数十年頑張って生きても新しい世界は見れないので長生きして待つ意味がない。
また、子供も自立し一人で生きていけるようになった。
無理してまで長生きしてもいいことはないと周りを見ていてわかってしまった。

 

<怒りっぽくなった>

年取ってくると丸くなると一般的に思われているが、それは間違い。

年取って経験や知識が増えているので、周りのおかしな事が、おかしいとわかってしまう。若いときは知識がなかったから、わからなかったが、人のおかしな行動がわかるのでイライラする事が増えるのである。

 

まとめると、

誰とでも分け隔てなくフラットに接する。

人の良い面だけ見る。一方、おかしなことには怒りやすくなった。

いつ死んも悔いないように、日々を生きる。できるだけやり残さない

こんな感じかな。

 

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エンジニアのセンス  AIの弱点は「意味の理解」、人間は?

帰りの飛行機の中で読んだ朝日新聞に「東ロボ」君の記事が出ていた。

AIに大学受験受験をさせて、AI技術の向上と限界を探る実験だ。

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 僕が大学生の時、通産省の音頭で第5世代コンピュータ計画があった。記憶がある限り、今のAIのブームと同じように世間はもりあがっていた。

パソコン少年で人とコミュニケーションが苦手な僕はその計画に夢を抱いた。

AI(人工知能)の研究はコンピュータの性能がまだまだの時代から、多面的にずっと研究されている。当時の使用されていた言語はLISP。文字処理に優れたコンピュータ言語で、当時の人工知能の研究はLISPが使われていた(日本の第5世代コンピュータ計画は別の言語のPROLOGを採用していたが)。

とりあえず興味があることに我慢できない僕は、LISPの本を買い、LISP言語のソフトをパソコン通信で知り合った人にコピーをもらいプログラムを勉強した。AIに関する本は第5世代コンピュータ計画のお陰で数多く翻訳されて出ていた。LISPで簡単なプログラムが組めるようになっていたが、これが知能なのか、ただの文字処理ではないと感じていた記憶がある。フレーム理論やスクリプトの考えで、決まりきったシーンでは人間がしているように真似がでいるはわかったが、それは知能ではない。まして心なんて無い。 そこで人工知能への夢は消えてしまった。

 

「東ロボ」君の話に戻す。

「東ロボ」君は、MARCH程度なら合格できる実力があるとのこと。

だが、東大は無理だと。 

無理だろう。

受験勉強を本格的に始めた高校生の僕は、まず駿台の東大模試を受けてみて、国語が5点しか取れなかった僕の経験から言うので確かである。

特に読解は自分でこれは素晴らし回答だと思って書いても、罰にされてしまうような科目である。論理の塊である「東ロボ」君には厳しい。

 

「東ロボ」君はコンピュータのプログラムであるから、人間が参考書や辞書を見たり、GOOGLE先生に聞いて出来ることはできるのであろう。問題文の意味?(解析)が分かれば。そうであれば、合格圏である6,7割の問題は解けるであろう。ほとんど選択問題であるだろうし。

創造(想像)することは、いろいろな物を組み合わせることでもあるので、それもある程度はできるであろう。ただし数学的に計算、確率、統計的に。

 

この新聞記事は、AIの弱点として「意味の理解」と言っている。

「意味の理解」、知識を問う問題でなく、創造(想像)力を問う問題だからだろうか。検索しても回答が出てこない問題ということなのだろうか。

 

果たして、我々はいつも意味がわかって全て行動しているだろうか。

僕の悪い口癖の一つが、「意味がない」

上からのいろいろな指示に対して「意味がない」を言い過ぎると評価が落ちる。

みんなが「意味がない」と思っている。みんな黙っているだけだ。

話がずれた。

 

「意味がない」でなく「意味の理解」が出来ない。

これまた、僕の嫌われる口癖の一つで、「意味わかってんの?」に似ている。

会社では上からの指示は、基本従わないと行けないので(従わなくてもいいけど、評価が落ちる)。

「意味がわからない」のであっても、自分で意味をなんとなく考えて、行動しないと行けないのである。

「意味がわからない」「どういう意味ですか?」と上司に聞くが、そもそも「意味がない」指示なので、上司も「意味がわからない」

そうなると、本当は上司の上司のそもまた上司の、第一発信源に確認しないといけないのであるが、遠すぎてそこまで辿りつけないのである。 ジャンプして聞くてもあるが、会社ではそうは簡単にジャンプさせてくれない。

 そんなことを何十年も繰り返しているので、「意味の理解をしていない」状態でも、回答を作り出すテクニックが身に付いてくる。これはAIでは出来ない人間の適応力の凄さである。 

残念ながら「意味の理解をしていない」状態で作られた回答なので、大概、意味がないレベルの回答であるが。。。。

 

まとめると、

AIの弱点は「意味の理解が出来ないこと。

サラリーマンの強み「意味の理解」をやれば出来るのにしようとしないこと。なぜなら「意味の理解」をしてしまったら、馬鹿らしくて行動できないから。

 

 

 

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仕事のスピード感 せっかちな人々

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せっかちな人々はどんな世界にも一定の割合で存在します。

写真はドーハでぶっ飛ばしていたGTR

 

会社と町内会で心当たりを数えてみると、

真正せっかちは50人に1人か、それ以下の率で存在します。

彼らはエネルギッシュで細かいことにも気がつきリーダーシップをいつも取ります。

彼らは仕事のスピード感を持っています。

 

彼らの特徴は、

1 飯を食べるのが異常に早い。もしくは食べない。

2 自分の部下でなくとも使えるものはなんでも遠慮無く断りなしに使う

3 急いでる時は自分の都合でルールを変えたり、時にはルールに従えという

4 自分が頑張ってるんだから、人も頑張って当然と思う

5 自分の意見が正しいと絶対に譲らない。意見が通らなくなって来た時は、話をずれて来て相手を関係ないことで非難してくる。

 

こんなタイプは関わりたくない相手ですが、僕は仕事に対する集中力と行動力を持っている人々なので嫌いではありません。

結構な確率で暴走をしますので、彼にブレーキをかけたり修正をすることが出来る冷静な仲間が必ず必要です。

長丁場の仕事の場合、せっかちはいつか他人と揉めてしまいます

なので短期勝負の仕事に向いているでしょう。

長期の仕事で仲間割れして、せっかちだけが頑張ってもうまくいきません。

それでも事なかれ主義の指示待ちが多い中、貴重な愛すべきせっかちです。

 

短期勝負の仕事があった時、せっかちがどんな風に行動するか参考にしてみてください。きっと、仕事のスピード感の参考になるはずです。

ただ近寄り過ぎて、怪我しないように。

 

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トラブルシューティングのセンス7 取り越し苦労は無理にでもしろ

 <一旦、取り下げてきた書き込みを一部修正してアップし直しました>

 

今朝は曇りかなあと思ったら、急に豪雨。

中東の冬は時々大雨がふり、地盤が水を吸わなく水はけがわるいので、粘土状にどろどろになります。それが乾くと細かいホコリ状になり風が吹くと最悪です。

 

今回は心配することに関してです。

信頼性を確保していることを確認して進めて居たはずが、後々実はそうではなかったといういうことが発覚することがよくあります。

 

そんな時は、その時点で打てる手を考えますが、しかし完全に懸念を払拭することは現実にはもう不可能で対処療法的なものがやっとです。

その対策案で本当に大丈夫なのか確証はなかなか掴めません。簡単に確証がつかめるようなら、おそらく最初から見逃されていないでしょう。

 

そんな時はずっと頭の中がそのことでいっぱいになります。

大勢でいろいろ考えた末の対策ですが、当事者は本当に心配なのです。

FAILURE IS NOT AN OPTION

大丈夫だろうか大丈夫だろうかとただ心配しても、心配は払拭できず、ただ気疲れするだけなのです。

いわゆる、取り越し苦労です。

 

これは自分を含めてまわりの経験なのですが、取り越し苦労したところはまず問題が起こりません。良い意味での取り越し苦労で終わります。

 

一方、今回は既設のコピーだから問題ないとか、実績の範囲だから問題ないとか何にも心配していない所ほど大問題が最後の段階で出てきたりします。

 

そこで最近は新しい仕事が始まるときに、今回は既設と同じですから楽勝ですなんて言っているときこそ危ないと判断して、担当者に仕事の説明を皆の前でさせて、設計検証をすることにしています。

設計検証と言うと重苦しくて面倒なのですが、本音はおまじないなんです

心配して心配して考え抜いた心配事は現実には起こらない、取り越し苦労で終わる。

このジンクスを信じてです。

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設計ミスを無くすことは可能か?  猫と犬

 現場事務所の下に猫がいました。時々事務所内も歩いています。

といても可愛い顔していて尻尾のしましまも素敵です。

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猫は事務所や現場やキャンプでよく見かけます。人間が居るところにはだいたいいますね。犬は最近ほとんど見かけません。狂犬病の恐れがあるので犬は捕まってしまうのでしょうね。多分。

猫のほうが小さいく力は無いけれど、生き抜く力はあるように思います。

 

猫の方が生き抜いているので犬との違いを比較して、猫の生き方を参考にすれば、人生でも設計でもよくなるかもしれません。

 

猫は自分がご飯がほしいときしか人に媚を売りません。

犬はご主人様が大好きなのでいつも媚を売ります。

猫は警戒心が強くいつでも逃げられた体制でいます。

犬はお人好しでボーとしています。

猫は目的のためなら手段は選びません。

犬の目的はご主人に気に入ってもらうことが第一です。

猫は誰も言うことも聞きません。わがままです(我が道を行くです)。

犬はご主人の言うことは盲目的に従います。忠誠心がたかいです(ご主人にだけ)。

 

猫はより目的的な生き物です。また必ず逃げ道を確保しています。

 

設計・製作は理想的な最終完成形に向かって進んでいきます。

その途中でいろいろな横やりが入ります(いわゆる顧客コメントや制限が出てきます)。

そんなとき、ご主人様(顧客)の言うことを、そのまま受け入れるのか、おかしいもの意味のない物をちゃんと説明して拒絶できるのか。

顧客コメントの半分はナンセンスであり、コピペで作られたスペックは的外れがたくさん混ざっています。

 

顧客コメント、スペックが絶対と思うなら、犬型です。

猫になったつもりで、仕事してみてください。より目的的になれます。

本来どうであるべきなのか、最終形を目的をイメージできれば、設計ミスは減ると思います。

目的的であるべきなのです。

本来の姿がみえていれば、途中のコメントはノイズなのです

 

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