エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

捨てていいものと捨ててはいけないもの

町内会でどんと焼きがありました。

どんと焼きをご存じない方は、左義長 - Wikipediaに解説があります)。

 f:id:YESMAN:20170109002545j:image

私の住んでいる地域でも毎年1月に隣の町内会と合同のイベントとしてずっと続いています。

どんと焼き自体は皆で火を囲んで団子を焼いてとても良い伝統なのですが、ただ準備が大変で地域の高齢化が進み中、その年の自治会役員で準備することはなかなか大変です。

今回も準備の打ち合わせの際に、何人準備に出てくるのかわからないし、高齢者ばかりで大変だし、やる気あるかないかわからない感じなので、私は思わずいっそどんと焼き止めたらと発言してしまいました。

その時は皆が辞めたいと思っていると感じたので、発作的に発言してしまいまいした。(私の悪い癖で議論が膠着すると発作的に過激な意見を発言することがあります。)

準備当日にはたくさん準備に参加してくれて、無事に終わることができました。

 

断捨離やシンプルライフが流行ですが、伝統的なものや地域のつながりをどこまで断捨離していいか。。。今回考えてしまいました。

 

アドラー先生が「人生の3つの課題」、共同生活・仕事・愛の共同体感覚が欠かせないと言っています。共同生活の充実とはまさに地域との関係に当てはまります。

しかし自治会活動も結構大変。住民がどんどん高齢化しているので、イベントも幾つか辞めないといけないのですが、止めることに対する反対意見もからず出るのでそう簡単に止めてません。

 

今回、止めてしまえと発言したことは、言わなければと悔いています。

どんと焼きは住民の皆が結構楽しみにしていて、伝統あってそれなりに意味のある行事でした。

しかし全ての行事を存続することは、自治会役員の負担が重すぎるがゆえに、このままでは自治会役員をやりたくがない(高齢でできない)人が増えて、自治会活動自体が立ち行かなくなります。

 

何事も始める事は簡単(ポジティブと感じるから)なのですが、止める事は困難なのです(ネガティブに感じるから)。 

高齢化社会、全ては残せないしできないのです。 

価値があるものに絞らないと。

 

少し前にブログで本の帯についても同様の事を書いたのですが、ポジティブだからとかネガティブだからの理由で判断するのでなく、価値があるのかと考えて判断すべきなのです。

 

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これからは一社ではどうにもならない時代(または独占の時代か)

IoTって単語をときどき聞いていましたがよくわからないですね。

 

既に海外大手はプラットホームを大々的に発表しており、ある程度実績を上げたと公表しておりました。

でもIoTはまだ始まったばかりなので、

 

 先陣を切って力を入れてるところでもまだジャーニーが始まったばかりだ。IoTは一社では完成出来ないと言っています。

 

彼らは自分のビジネス分野から外れた部分は自分たちだけではノウハウが無いで一社では出来ないと強調していました。

確かにそうだ。

ジェットエンジンは一社で開発できるかもしれないが、インターネットのセキュリティーと信頼性は自社開発出来ないのでマ〇〇〇ソフトが開発したものと言っていたし、データ解析、AIプログラムとしては強い会社を買収をしていた。プラットホームはこれで出来るが、対象のシステム解析はその対象の長年の蓄積されたユーザーのノウハウがあって初めて出来るものであってそれは簡単ではない。

実績も、わざわざIoTと言わなくても既に運転データは自動で収集していたものなので、新しく開発した可能だからこそできたものではないと思う。

 

この分野のIoTは統計処理でする話でないので簡単でない。これから先のブレイクスルーできるアイデアが出るかどうかにかかっていると思う。

画像処理、自然言語処理、ビックデータ等々かなり進んだ分野はあるが、他の分野で何処まで実用化出来るか。ブームでおわらないことを祈る。

 

優れたプラットホームさえ出てくれば、多分それを誰かが思いもよらぬ使い方をする。

 

資金力と最先端の叡智でまずプラットホームを作ってもらいたい。

それが出来ればその先の使い方は自然発生する。 世の中そうやって進歩して来た。

 

 5日追記:

大手が買い漁ってるそうで、これはおもしろくないなあ・・

http://wired.jp/2017/01/03/giant-worlds-ai-talent/

 

 

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2017年の目標は現実歪曲フィールド

新年明けましておめでとうございます。

9月23日に発作的にブログを始めてれ3か月過ぎました。

 

ブログは8年前に2年間ほど海外赴任先での日記として書いていましたが、いつかまた自分の考えの発信としてブログを再開したい気持ちはずっとありました。それはブログは自分の思考の整理にすごく有効だからです。

ただ再開のきっかけがつかめないでいました。

 

最初は完全に匿名で、面白おかしく職場の惜しい人たちのことを書こうと思ったのですが、ブログはいつかはバレてしまうので、硬派路線で書くことにしました。

いつかバレるなら最初から皆に読んでもらうと、フェースブックでシエアして、職場にも紹介しました。職場に自ら言う人はあまりいませんね。笑 :-)

 

 2016年、この年齢になってもまだ新しい発見、体験、失敗ありました。

 僕の個人的な話はどうでもいいことでもあると面倒なので振り返るのはやめておきますね。

ただ感じることは、今までの世界は変わってきていることを強く感じた2016年でした。

マイナス金利に始まり、イギリスのEU離脱ポケモンGO、トランプ当選そしてピコ太郎ヒット。 世界中の誰も予想できなかったはず。

 

世界経済的にはまだまだ回復には時間がかかりそうなので、我々の仕事のやりからを小手先の改善でなく大胆に見直さないとヤバイなあと感じています。

日本人、日本の会社はボトムアップと言われていますが、それは改善が中心であり、大胆な変化はそうは得意でないと思います。これからはボトムアップと言えども、大胆な変化を考えていかないと、同じことをしてるだけではマーケット変化についていけず最後は仕事なくて餓死してしまうのではと。。。(笑えない)

 

スチーブジョブスは理想のコンピュータを作るために、周りが無理だと思うことを、周りに要求しました。彼には美的感覚と理想があったので妥協は許せなかったのです。

それを実現させるために、優秀なエンジニアを集め彼らに無茶な要求をしました。マック開発している時は、週に90時間働こうのTシャツを作ってメンバーに着せています。週に90時間とは6日間働くとして1日15時間です。朝の9時から夜の12時までです。今の時代なら叩かれますね。

スチーブジョブスは実現困難な課題でも自分と他人に規模感や距離感を歪ませて、作業が容易に実行できるような気にさせる力があった。それは彼の魅力、カリスマ性、ビジョンが凄かったからでしょう。このスチーブジョブスの力は現実歪曲フィールドと呼ばれています。

我々の仕事でも厳しいスケジュールと予算で頑張れと言われる場面はよくあります(正確にはいつもですね)。

でもそれは段取りが悪くて前半の工事が遅れたことのしわ寄せなどのばたばたで、ビジョンがあっての頑張れの要求ではありません。

現実歪曲フィールドを起こすためには、高いビジョンが必要なんです。

 

2017年も引き続き厳しい年だと思います。

今まで無理だと諦めていたことを、あらためてビジョンを再構築して、現実歪曲フィールドを起こして、不可能だったことを可能にしていきたと思います。

これを私の来年の抱負とします。

 

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コミュニケーションとプレゼンの関係

仕事でのコミュニケーションはほとんどがEメールですね。

電話も面と向かって話すのは面倒ですし、すれ違いで話せないことも多いです。

 

仕事でトラブルが発生して、その原因を調べると原因の多くがコミュニケーション不足と結論付けられます。これって本当でしょうか。

 

確かにオフィスは昔と違って物凄く静かです。それは各自Eメールでほとんどコミュニケーションを取っているからで、電話はEメールを出す前の前戯か後戯って感じでしょう。

Eメール以前の世代で活躍した会社トップから見たら、静かなオフィスはコミュニケーションがされていない心配な状況に見えると思います。

以前、デールカーネギーの研修を一部分ですが受けるチャンスがありました。

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まずお試しとして1日だけのコースを受けました。あれ?コミュニケーションの研修のはずが、プレゼンの講義が始まったのです。。 研修が進むに連れて解ってきました。コミュニケーションとは相手にどの様に伝えるかだったのです。

コミュニケーションとは日々の会話、電話、メール等での情報交換ととらえがちで、多分あまり考えないで相手に伝えようとしている人が多いのではと思います。僕もそうでした。今までコミュニケーションをしていればで安心して質が伴ってなかった。

 

一方、プレゼンは大人数の前で営業、トラブル説明、発表などで大事な場面なので、それなりに時間をかけて練習して考えて臨んでいます。(それが上手、下手は今回は別として。。。)

 

仕事で発生した問題の原因が、コミュニケーション不足とされたら、それはおそらく不足で無く、コミュニケーション下手で伝わっていなかったのだと思います。

コミュニケーションを良くする(上手に伝える)ために、プレゼンの技術を磨くのは良い訓練になります。

コミュニケーションとプレゼンは同じなんです。ちゃんと伝えること。

このあたりがデールカーネギーの考えが長く愛されている理由と思います。

 

一方、プレゼンの名手といえば、スティーブジョブズ

彼のプレゼンから学ぶ本があります(写真です)。これはすごく参考になって使えます。英語プレゼンをやる方は是非入手して参考にしてください。

 

<まとめ>

日々のコミュニケーションでも、相手にちゃんと伝えるために、プレゼンに臨む気持ちでよく考えてわかりやすく伝えましょう。

 

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一位と二位の差

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人生で影響を受けた人、尊敬する人、憧れる人は誰でも持っている思います。

僕に一人上げろと言われたら、迷わずジミーコナーズです。

中学の時に彼が全力でヒットするスタイルを見て完全にファンになり、その後も彼の言動にしびれました。

 

一つ自慢ですが僕は高校生の時にコナーズに触ったことも質問した事があります。

質問はライジングショットを打つコツは何ですかと聞きました。

コナーズの回答はこうでした。

「時には斜め前に走って打つ」

しびれました。浅いボールでない限り、普通は横に走って打つますが、彼は積極的に前に突っ込んでライジングショットで攻めろと言ったんですね。

自慢はここまで。。。

 

コナーズが世界ランキングの一位を取れなかったある年、彼はインタビューで「この世界で一位で無ければ二位では意味がない」と言ったのです。

世界ランキング一位はそれだけ重みがあるのです。

彼より年下のボルグやマッケンローが台頭してきて勝てなくなってきていたのです。それでもチャンピオンを目指して全力で戦っていました。

コナーズの一位で無いと意味がない発言はずっと僕の心の片隅にありました。

 

仕事も競合他社に打ち勝って行かないといけません。

大量生産品であれば、シェアが低くて二位や三位でも利益率が高ければ成功です。アップルですね。一位でなくても意味があるのです。

 

受注産業の場合、残念ながら一位しか仕事がもらえません。数社積算を出したかで2番で頑張ったではビリと同じなのです。

絶対に負けない、圧倒的に勝てる力とシナリオが必要なのです。似た者同士の競争では皆疲弊してしまいます。

 

ジミー・コナーズは自分の長所は、「すべてのポイントをマッチポイントのつもりで全力でプレーすることだ」とも言っていました。

この姿勢が彼がファンから愛されてた理由なんです。

往年のジミーのように、力と知恵が有る限り一位をめざして全力でやりたいです。

 

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The Outsider: My Autobiography

The Outsider: My Autobiography

 
Don't Count Yourself Out: Staying Fit After 35

Don't Count Yourself Out: Staying Fit After 35

 

 

ルールとはそもそも何か

サラリーマンは会社の就業規則(ルール)に従うことを求めらます。

朝の開始時間、昼休みの時間、服装、有給休暇、いろいろありますね。

(写真はルール無用の茶トラです)

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ルールとマニュアルの違いに関して検索してみたら、書き尽くされていますね。

ルールとモラルの関係もすごくいいこと書いてある。

うーむ、世の中でたくさんの人が書いてくれているから、何か違うことを書かないと。

 

ルールを法律まで広く含んで考えてみると、それ国や会社側が管理しやすくする目的または国民の生活安定や従業員が働きやすくするための目的のどちらかに分類できると思います。どちらも究極の目的は国民や従業員の利益を最大化することには変わりません。

各自のモラルさえしっかりしていれば窮屈なルールは必要最小限にしてほしいものです。なぜなら根元にあるルールの思想への興味より上から言われたことは絶対であり、それをいかに達成するかに興味がある人にはモラルは何それなのです。

それは設計でも大事な事で、スペック(ルール)の通りやってますからなんて気持ちでやっていたら必ず最後でトラブリます。信頼性あるちゃんと動くものを作るというモラルがあってのスペックなんです。

 

ルールは世の中の流れというか流行で作られたり変えられたりします。

僕が就職した当時はどこの会社も工場を抜かせばほとんどが9時始まりだった記憶なんだがそうだったよね。自宅通勤で1時間半以上かかって満員電車(当時地下鉄は冷房が効いてなかった地獄)に乗って、本当にサラリーマンになった実感を感じた20歳台でした。

その後バブルが発生して地価がどんどん上昇し家を買うことが非常に難しくなってきた時代が到来しました。仕方なく持ち家がどんどん郊外に移っていき遠距離通勤が当たり前となってきました。新幹線通勤なんて言葉ありましたね。それに前後してそれぞれのライフスタイルに合わせて、フレックスタイムが導入されてきました。満員電車から解放された時の嬉しさはなんとも言えませんでした。なぜフレックスタイム導入されたのか、世の中の流行りだったような気がします。

僕はフレックスタイムだから少しぐらい通勤に時間がかかっても楽勝と郊外に家を買ったのでした。

そうこうして年月が経ち、フレックスタイムは単なる朝ゆっくり来るだけで、それに伴い夜が遅くなるだけのだらしがないシステムではないかの風潮を言い出す人も出てきました。フレックスを見直す会社が出はじめたそんな感じでした。。

職場近くにもともと住んでいる人はフレックス関係無いわけで、長距離通勤の人の困惑をこれっぽちも気にしてくれている様子は見れませんでした。

そうこうしているうちにフレックスタイムは廃止になりました。そしてフレックスが採用される前より大変になりました。

レックスタイムがなければ、誰も遠くに家なんて買いません。多少狭くても通勤時間を優先します。

それが証拠に地価が下がっからは都心に集中して来ています。だれも早朝の長距離通勤はしたく無いんです。

僕が長年人々を見てきて、創造的、情熱的に仕事を愛して楽しんでいるような人に時間のルールは不要です。ルーチンワークでない創造的に仕事に取り組んでいる人は24時間仕事のことを考えています。考えて寝れないことも多いのではないかと思います。だから決められた時間に遅れていいと言っているわけではありませんが、定時さえ大人しく座っていて、言われたことだけやっていればいいというのでは会社に貢献できない時代になりつつあります。いかに想像力と行動力を出せるか。

就業時間に以外に、成果主義ってものありました。これも流行り以外の何物でもありません。

これからは高齢化、少子化、労働力の減少、女性のさらなる活躍等々に合わせてルールは変わっていきます。ルールは永遠に同じではありません。

今のルール、年収、仕事がそのままずっと維持されると考えるのは終わりました。持ち家を持つ、結婚する、子供を作る等の人生プランは出来るだけ柔軟性がある様にすること。

 

<まとめ>

 ルールは世の中の流行で変化する。

楽なルールは必ず見直される。。性善説性悪説に駆逐されます。ライフプランは今を都合よく延長として立たないこと。

ルール(マニュアル)通りやっていれば六十点は取れるが、それだけでは不十分。これからはルール(マニュアル)は従うものでなく作るものしか生き残れない。その背景には高いモラルが必要。

 

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ネガティブ、ポジティブ、バリュアブル

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異文化理解力の本に2種類の帯がありました。

すごく気になりますね。黄色の否定的な文章。

”残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない”こんな表現は気持ちよくないなあ。。。。。。

言わんとしていることはわかるです。この本はプロが読んでも参考になる本格的な内容だと。でもこれではせっかくの良い本が手にとってもらえません。

有名人に帯の推薦文を頼んだので、出版社は作ってもらったコピーに文句を言えなかったのでしょうか。。 成毛氏の推薦文も黄色には合わせて書かれていますが、マイクロソフトのイメージが強いので、この手のセンス良い本には逆効果ですね。アップルのイメージで攻めないと。

 

同じことを感じる人が多くて急遽変更したのでしょうか。それとも逆の順番かな。。

それに比べて赤の帯は著者の写真と海外で働く人と間口を広げてとても前向きで爽やかに感じます。

 

本の帯に関して素人なので、検索して調べてみました。

わかりやすいのがありました。

東京創元社発のひとりごと 第四回(執筆者・東京創元社編集部F) - 翻訳ミステリー大賞シンジケートから一部引用させてもらいもらいますと、帯は下記の4タイプに分類されるそうです。

・剛速球型

「9か国で累計80万部突破!」「映画化決定!」「年末ベスト第1位!」「売れすぎて申し訳ないっス!」とか書いてあるやつです。いつか「全米が泣いた」というのをやってみたいと豪語している同僚もいますが、まあ周囲に止められると思う。

・説明型

 芸がない方法と思われるかも知れないが、ミステリ、SF、ファンタジー等では案外有効な場面が多い。「英国現代本格」「ロマンティック・ファンタジー」「超本格ハードSF」などと書いてあれば、どんな話か一目瞭然なので、ジャンル読者に対しては親切設計。「CWA新人賞受賞の気鋭が放つ~」「ブッカー賞作家が描く~」「ヒューゴー賞ネビュラ賞、ジョン・W・キャンベル記念賞3賞に輝く~」など、賞の権威を用いる方法も、この系統といえるでしょうか。

・雰囲気型

 作中の文および台詞の引用、詩的な表現などを用いて作品の読みどころを伝える。これが一番編集者にとっては腕の見せ所です。下手に書くと大滑りするか、半笑いでお客さんが通り過ぎることになる反面、もっとも心に訴えかける力が強いのもこのタイプ。一般文芸や恋愛小説は基本的に「語り」がないとカバーの間が持たないので、編集者のセンスがより厳しく問われる。

・推薦文型

 ペーパーバックにはよく新聞や評論家の書評がついていたりするが、日本では読書家のタレントや作家さんから推薦文を寄せてもらい、帯やPOPにして仕掛け販売するケースが最近目立っている。書店員さん推薦も多くみられるようになりましたね。作品がテレビドラマ化、映画化された際にスチールを借りて、帯にあしらうことも。特に、既刊本をまた動かすときに威力を発揮する。

 

<まとめ>

否定的(NEGATIVE)な表現はそれを聞いた人の脳が一瞬キュッと萎縮する。

やはり前向き(POSITIVE)な表現が必要なのは絶対。

ただ前向きなだけではダメ。あなたにとって価値(VALUABLE)があると感じさせないと。

 

僕はそう感じた。。

 

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一つの行動で同時に複数目的は持ってはならない 

人がとる行動はその人が持つ目的や目標に従った結果である

目的に向かって人は行動しているので、人の行動を変えさせるには、目的を変えないと行動は変わらないというアドラー先生の分析でした。

(写真はぜんぜん関係ないですが、みなとみらいで写した電飾です)

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行動と目的の関係に関して別の面を、例を挙げて考えて見ます。

<一石二鳥>

一つの石を投げて(行動)、二羽の鳥(複数の目的)を撃ち落とすことです。

うまく行けば良いですが、そもそも鳥を打つのは難しいですので、どっちの鳥に先に当たるか迷い考えているうちに、二羽どころかぜんぶ逃げてしまいも一羽も落とせない可能性が高まります。ぼやぼやしてないで一羽を狙って確実に打つことです。

<ミッドウェー海戦>

ミッドウェー島を攻略する目的と米国機動艦隊を殲滅する二つの目的のうちどちらが主目的か徹底されずまた作戦が複雑すぎて、虎の子の4隻の空母と多数の熟練パイロットを失いそれ以降日本側の劣勢があきらかになった分岐点の海戦。歴史にもしはありませんが、機動部隊殲滅に目的を徹底していれば、4隻の空母を失うことなくその後の歴史は少しは変わっていたかもしれません。

 

戦闘や会社のつまり団体行動の場合、一つの行動しか取れない時に二つの目的を同時に持っていると失敗するリスクが高まります。

二つの目的のうち、どちらが最優先なのか全員に徹底されていれば良いのですが、概して欲張りどちらも大切だとなりがちです。

また複雑な作戦を立ててもその意図がなかなか理解されないものです。

そうなると、その場その場で判断しないとならない局面でどちらの目的を優先するかの判断に迷いがでて、指示の遅れが出たら二転三転した指示を出したりしてしまいます。

 

プロジェクトで問題が出た時に、スケジュールを優先するのか品質を優先するのか安全を優先にするのか、切羽詰まった状況では、大人数で進めている場合はそれぞれの思惑は同じではないので、混乱が生じます。

どんな状況でも安全と品質は確実に押さえていくことが結局はREDOなく終わらせる最短の道なのです。

 

<まとめ>

団体行動においては一行動に一目的が基本です。同時に複数の目的を持っては行けません。

複雑な作戦を立てて指示しても、全員に同じ理解で徹底させる事は困難です。

 

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eメールの誤送信と転送されるリスク

情報漏洩対策が強化されてなんか不便だしメールは中身を覗かれているし、いやな気分がしているのではないでしょうか。

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退職時に会社の情報をスカウトされた海外にお土産で持っていくようなことが、ニュースに一時よくでてましたから仕方ないですね。

ただ最近は景気がすっかり景気が悪くなってしまったのか、もう日本に魅力的な情報がなくなってしまったのでしょうか、あまりニュースを聞かなくなりました。

 

意図的な情報漏洩が難しくなった今、最近ハイライトされている残る情報漏洩のリスクはeメールの誤送信です。  

 

メール誤送信防止のアプリはインストールしても、おちょこちょいと新人のミスはそもそも不注意な性格と経験不足から来ているのでシステムだけではなかなか抑えられません。新人は成長しても毎年新人は入ってきます。

どのように誤送信を減らせるか(完全にゼロにはできない)考えて見たのですが、既によく考えてまとめてくれている記事がありました。

参考になるので読んで見てください。

liginc.co.jp

記事にある二種類の誤送信、宛先選定ミスと添付ミスをしないコツはわかりましたね。

 

もう一つミスがあります。

それは親展で書いた内々のメールをうっかり見せたくない人がccに含まれていることを見逃してしまうことです。これはまずいです。

バイルでメールを返信する時についccの確認を忘れて、僕はよくやってしまいます。。

また、親展で書いたメールなのに、受け取った人が返信してくる時にbccで勝手に他の人に回していることはよくあります。

メールは誤配信しなくても、どんどん転送されてしまいます。

厳しいことを書く場合は、そのメールは必ず何処かに転送されてしましいます。

これは恐ろしい事実です。

厳しいことや批判的な事を書くときは、覚悟して書かないとなりません。

覚悟が出来なければ書かない事です。

書くときは事実を書くこと、批判的なことでも出来るだけ前向きに、

万が一回されて苦情が来ても開き直れるように。。

 

<まとめ>

厳しいメールは必ず転送されてしまいます。

なので事実を書くこと。事実であればそのことで責められることはありません。

嫌われますがそれは仕方ありません、誰かが言わないといけないのです。

 

 

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会議 質問のセンスと意見の勇気

会議で積極的に発言したり、セミナーで質問していますか。

対立を避けて言いたい事を我慢してませんか。

 

異文化理解の本では日本は最もおとなしいと思われて居ます。

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ある講習に参加して、人の発言や質問を聴く機会がありました。

誰でも自分の専門で無かったり自分と利害関係が無いとそもそも話に興味が無いので、質問や意見はなかなかしないものです。

だからほとんどの人は黙って大人しくしています。

そんな中、どんなセミナーでも必ず率先して質問をする人は居ます。

質問内容はイマイチですが、誰も質問や発言をしないのでは発表者は寂しいので無いよりは、ましって感じでしょうか。

それでもその常連質問者の良いところは興味を持って考えて質問をしているところです。何事にも興味は持つことは始まりです。彼は尊敬に値します。

 

 先週は常連さんが発言せずとも、結構質問や意見が出ました。

質問というのは背景に目的があると思いますが、何のために質問をしているのか理解できないものもあります。例えば、同業他社はどうしてるかとか、社内の他のプロジェクトはやってるのか。その質問に対して回答はただ単にプロジェクト名称を上げるだけ。解り難い例でしたが、既に皆やってるのはわかっているのだから、何で他者を気にしていちいち聞くのかと。回答も質問の目的を確認せずただ聞かれことにだけ答えて時間を無駄にしているのでイライラして聞いておりました。

何の意図でその質問をしてるのか確認しようかとおもったのですが、人の質問にけちつける事になるのでやめましたが。何か深い背景があったかもしれないので、聞けばよかったかな、、

 

僕はちょっと意地悪な発言をしました。

セミナー内で身近な事例で考えるワークショップのコーナーがあったのですが、その題材の詰めが甘いので、題材自体を修正しないと正しいワークショップが出来ないと。

僕の意見を聞いて直してくれましたが、おそらく僕の意見はどうでもいい事だと半分の人は感じたでしょう。

僕の言いたかったことは、与えられた課題がそもそも現実離れしたり前提条件がおかしいと、出てきた結果がおかしなものになってしまうから課題は丁寧に作れと。

上から与えられた課題に疑問を持たないで、上を喜ばせる回答を作ること事が会社やサラーリーマンだと思っている人が時々いるので、それが言いたかったのです。

 

まとめると、

課題そのものがナンセンス、前提条件があり得ないのであれば、それを感じるセンスと意見する勇気が、よい結果を出すために大切なんです。

日本人はあまりにも価値のない質問や考えてない回答が多すぎる。これを感じるのは僕だけだろうか。

 

 

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エンジニアのセンス 聞きたい報告と聞きたくない報告

報告書を書くとき何に重点を置いていますか。

見て聞いてきたことを忠実に報告しないと行けないと考えるか、人によっては自分がいかに頑張ったかを報告しようとするかもしれません。

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記録としての報告は、前者の通り細かいことでもあとあと役に立つデータかもしれないので忠実に報告書に書くことは正しいです。

後者の自分がいかに頑張ったかの報告は聞いていて言い訳がましく、結論を先ず言えと思われてしましいます。

この自分がやったことをまず話したり、報告書にくだくだ描きたい気持ちは理解できますが、だめです。

 

報告はまず結果を簡潔に、そしてそれ以外は補足です。

上司は毎日毎日沢山の報告を受けているので耳がこえています。そしてせっかちです。

まず結論をズバリ話しましょう。場合よっては結論だけ言えば話は1分で終わります。

 

では、良い報告書を書くにはどうすればいいでしょうか。

それには、報告書は二枚でまとめると決めるのです。別に一枚でもいいですが。

結果ととアクションだけをまとめて、あとは添付資料として詳細に興味がある人だけみればよいようにするのです。

二枚にまとめようとすると、余計なことを書くスペースがありません。

結論と必要な情報だけになります。

そうやって二枚にまとめるような癖がつけば、余計なことは書かないし、報告でも話さないようになります。

 

自分の苦労は自分で言わなくても、周りで見て入ればわかります。

苦労したことをアピールするとせっかく周りが苦労しているなあと同情してくれていた気持ちが薄らぎます。

 

まとめると、

報告はまず結論。それも終わったことより今後のアクションについてが大事。

他人がいかに苦労してやってきたかなんて、誰も興味ないからアピールしないこと。 しなくても周りはわかってるから。

 

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エンジニアのセンス どんな人が成長してるか

どんな人が良きエンジニアとして成長しているか。

大学を卒業して会社に入り、上司の元で10年経験し、その後は自分が若者を指導する立場で20年が経ちました。

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振り返ってみるて、どんな人が成長しているかまとめてみます。

 

 <まずは学歴の面からの評価>

1. 当たり前ですが、東大卒は頭がすっきり整理されているようで、何事も理解がよく考えているように見えます。 一般企業に就職するような人物なので癖もなくバランスが良い。ただ会社が調子悪くなったり仕事に飽きるとドライな面があり、離職する率が他より多い感じがする。

2. 東工大/早稲田は理系の体育会と言われるだけあり、馬力があり頼りになります。

センスに関してはノーコメントです。。

3. 慶應はスマートでバランス良い人が多いですが、お前も慶應なのという人も結構いますが。

4. 地方出身の地方帝国大学卒は、のどかに育ってしまったせいなのか、スピード感が今ひとつの人が多い感じ。

5.その他私立大学地方国立大学は、知的体力は明らかに落ちる(僕)。

 それでも光る一芸があったり、センスとスピード感があれば、生き残れる。

 

 <仕事の取り組み方>

1. 自分の担当だけでなく、人の仕事も横目よく見ていて、知識を吸収している人。

2. やるべき時は諦めずに、やり抜いている人。

3. 伸びない人は、そもそも技術に興味がない。

4. 伸びない人は、自信がなくいつもビクビクしている。

5. 伸びる人は、気が効く。つまり想像力を働かせている。

6. 伸びない人は、だいたいオフィスでサンダルをズルズル引きずっている。

 

<まとめ>

学歴は所詮、大学で4−6年だけ。 会社で何十年も仕事して学んでいきますので、そこで本当の差が出ます。 

学歴や資格より、とにかく数多く経験をつんでセンスとスピード感を磨くことが、勝ち残っていくキーです。

 

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エンジニアのセンス ジョイントベンチャーはなぜ大変か

 大規模なプロジェクトは契約金額が大きいため、一社でそのプロジェクトを契約して遂行することは、失敗した時のリスクが大きく会社の存続を揺るがしかねません。

それが故に複数の会社で組む必要があるのです。

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また会社は同時に複数のプロジェクトを並行して遂行しており、多くの人員等のリソースを一つのプロジェクトに準備することは難しい理由もあります。

他には、実績がない会社は実績がある会社と組むことで、プロジェクトに参加することが出来き、また組むことで見積もりに参加する企業が減り、実績も実力もないが故に価格競争に持ち込もうとする企業を排除することが出来ます。

 

大規模プロジェクトの契約方法に関しては、ジョイントベンチャーやコンソーシアム、遂行組織形態としてはそれぞれの人員をミックスして組織を作るのか、エリアで区切ってそれぞれの担当分だけをやるのか等々ケースバイケースで色々あります。

 

競争相手に韓国、中国の会社が入っている場合、韓国・中国は日本・欧米の会社に勝つには安値しか勝ち目がないので、彼らは我々の積算の下をくぐってきます。
赤字で。なので韓国の会社は10年周期で潰れそうになるのです。
日本の為替のハンデと人件費の高さでは価格競争が全ての場合は如何ともし難く、そんな連中とまともな競争はできなません。
それなので我々は対抗措置として日本より人件費の安い国々と組むことになるます。これらの国々はお国柄結構ノンビリした感じで日本の会社を先生と見てくれますので、組みやすいのです。ただし転職が激しくベテランが少なく、経験の無い若いエンジニアばかりのイメージがあります。転職しないと給料上がらないのでしかたないのです。

JVで仕事をして体験したことをまとめると、


1. 会社によって各担当のJOB DISCRIPTIONは違います。自分と同じ専門とは言えカバーしている範囲は違うので、相手がどこまでカバーしているかを理解しておく必要があります。
2. 欧米はトップダウンなので、必要だから下が自主的にやると思ったら間違い。
3. ジョイントベンチャーで対等はありえない。リーダーとフォロワー。ボスと手下。親分とおひき。リーダーのやり方に従わざるを得ない。
4. 東南アジアの会社は若者しかいない。経験少しできると高給を求めて転職してしまう。なので永遠に技術レベルは上がらない。でも人々は素直で好き。

プロジェクトがますます大型化、複雑化していくので一社単独でなく、今後はJVがほとんど。

お互いの国民性、仕事のやり方を理解してコミュニケーション良くやるとこはプロジェクト成功のキーです。

 

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エンジニアのセンス 異文化との仕事

外国人と一緒に仕事をしたことありますか。

 

アメリカの赴任から戻った若者に、現地での体験を基に話してもらいました。

今まで数多くの国でいろんな会社と仕事をして来ましたが、それは殆どが我々がリーダーで我々のやり方をほぼそのまま海外に持ち込んでいました。また東南アジアの国であれば日本が先生の立場になるので相手は生徒の立場になっているのです。

それなので我々側は不便をあまり感じていなかったのです。

 

経験の少ないアメリカの会社に少数で乗り込み、彼らのやり方に染まって見て、初めて我々のやり方がグローバルスタンダードとは違っていたことが身をもって感じたのです。

比較してみれば我々の遂行方法の方が確実に上手くいくのですが、しかしそれは終身雇用に基づいたいつも同じメンバー、お互いのやるべきこと、仲間の力量がわかっているからです。そしてお互いカバーし合う、日本のしょうがないやってやろうの精神があるからです。

アメリカはプロジェクト単位で人を集めて、終われば散らばる。自分の担当分を個人商店的にこなすことが全てです。相手の領分に余計な事はしないのです。

初めは自分勝手で全体のために働こうなんて考えは無いのだなあ、個人主義だなあと思っていました。

しかしアメリカという国の成り立ち、他民族国家ではこうなって当たり前なのです。下手なことをして相手が解雇なんかされた落ちには、逆恨みされて撃ち殺されるかもしれません。

アメリカの会社で、日本流は押し付けられません。

郷に入れば郷に従え。

 

でも、せっかく我々の日本の会社が加わったのですから、どう日本流をミックスすればアメリカ式が良くなるか、課題です

 

 実はこのことを考えるようになったきっかけは、最近出発された異文化理解力(カルチャーマップ)の本を知ったからです。

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この本の紹介はあちこちでされてますので、書きませんが、このチャートが有名です。

このチャートのエンジニアリング版を作ってとアメリカから戻って来た若者に頼んでます。

 

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トラブルシューティングのセンス8 ゲロを飲み込む勇気

大トラブルは直ぐにゲロるが原則です。

隠しきれない本質的な問題なので時間があるうちに対策を打たないと後で本当に手遅れになってしまうからです。

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きょうは反対にゲロを飲み込む勇気の話です。

何かあったらなんでもすぐにゲロりなさいと言うと、なんでもかんでも考えずに報告する人がいます。

こちらとしては、わからないところを放置されたり、隠されては困るので、とにかく不明な点があれば、報告しなさいのつもりなのですが、考えずになんでもかんでも上げてきます。経験の無い新人ならまあいいでしょう。

少しでも仕様書にあっていない疑いを見つけると、それを顧客に提出して、承認を得ないといけないと言い張る人もいます。

どんな疑いを気にしているかと見ていると、仕様書違反というほどでなく、目的は達していて実質何も問題ありません。顧客に提出しないといけないと言い張る人は、後々、顧客に指摘されて見逃していたと言われることを恐れているのです。

そんな場合、私はいつもこう言います。

「これは仕様書の記述に完全には合っているとは言えないが、目的は達成している、全く問題ない。 提出して、それがリジェクトされた場合、対応する覚悟(可能)があるのか。」

本質何も問題がなく、目的は達成しているが、仕様書の通りにやるには、コストや納期が問題になるなら、ゲロは飲み込むのです。

デビエーションとして提出するということは、出した相手にそれを認めさせることになり、責任を移譲していることになるのです。 顧客が技術的未術であったり、インド人のように責任に敏感な人種の場合は、将来自分の責任になるような可能性があるものは、決して サインしません。彼らはわからないものはノーなのです。 

デビエーションとして提出するということはノーと言われときに対応する手がないなら、提出しないで勇気を持って飲み込みこと。 誤解されないようにしておいますが、本質的に問題がない物で、後で指摘されてもちゃんと説明できるケースだけです。

 

まとめると、

なんでもかんでも疑わしいものを提出することは、顧客に責任を移譲することになりますので、ノーと言われてしまいます。

ゲロるものと、ゲロを飲み込むもの。それが仕分けできるようになれば、仕事はスムースに進みます。

 

 

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