エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

チチ、オウトウナシ

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父親と仲良しだった三毛猫のみーちゃんは一人日向ぼっこです。

父親の状態ですが、菅を挿し込むタイプの人工呼吸器は昨日抜き、鼻から与圧をかけて気道が塞がらない様な別の呼吸器が付けられました。この状態では安定してきましたが、外したら多分長く持たない様です。

親戚やホームの人がたくさんきてくれました。呼びかけても反応はありません。

今後の対応に関して、担当のドクターおよびホームの方と相談しました。

決断は家族しか出来ないのですが、初めての出来事であるので、判断を間違わない様に慎重になります。

週末になりましたので具体的なスケジュールの決定は来週に持ち越しです。

 

みなさん、良い週末を

 

 

 

チチ、タダシズカニネムル

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 中国から急いで返って来たので何も買って来なかったのですが、同時期に中国に行った仲間のお土産のパンダチョコが配られました。バレンタインデーですね。

 

父親の意識がなくなってから、一週間が経ちました。ずっと昏睡状態で静かに寝たままです。

脳波はほぼフラットで意識が回復することはなさそうです。

呼吸は自力でできつつあるので、人工呼吸器をそろそろ外すことになります。

うちの両親は延命処置はしないと二人で文章を残しているので、希望の通り延命はしません。

この数年は、どこがわるいというわけでないのですが、体調が悪いと何もする気力も無くなっていました。 

昔のこと、元気だった時のことを考えると悲しくてたまりませんが、仕方ありません。

 

死について、スチーブジョブズは『死は生命にとって唯一にして最高の発明だ。』と発言したと言われています。

 誰も死にたくない。天国に行きたいと思っている人間でさえ、死んでそこにたどり着きたいとは思わないでしょう。死は我々全員の行き先です。死から逃れた人間は一人もいない。それは、あるべき姿なのです。死はたぶん、生命の最高の発明です。それは生物を進化させる担い手。古いものを取り去り、新しいものを生み出す。今、あなた方は新しい存在ですが、いずれは年老いて、消えゆくのです。深刻な話で申し訳ないですが、真実です。

 

死は新しいものを生み出すために必要な物。

悲しむ事はないのですね。

チチキトク

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 先週、中国に出張中、息子から爺さん(私の父親)が危篤だとラインに連絡が入った。(中国はグーグルとラインは規制されていて非常に繋がりにくいがVPN設定をしておいて助かった)

 

数日前に転んで顎を強打し顎が骨折し入院していたが、意識もあり元気だったのでまさかの連絡だった。

心肺停止で発見され、蘇生されて心臓は動き始めたとのことだが、全く意識がなくなり深い昏睡状態だとのこと。転んだ時が原因で脳や身体に怪我は無いと言われていたので、家族も病院も皆、予想もせずに驚きだった。

 

心臓が止まり酸素が五分でも脳に行かなければ大脳はやられてしまうので、残念ながらどうしようもない状態であると諦めざるを得なかった。僕は仕事をなんとかその日1日でまとめ上げ、繰り上げて帰国し空港から入院している病院に直行した。息子が車で空港まで迎えに来てくれたので、途中様子もきくことができた。

息子は普段はぶっきらぼうであるが、今回は婆さん(私の母親)を支えて非常に良くやってくれている。

 

父親はICUに入ったまま手厚く看護されているが、意識は全く戻る気配がない。呼吸は自分の力でだけでは弱いようなので管を鼻と口から突っ込まれて、舌は潰瘍ができ始め痛そうだ。感じてなければいいが。

ただ顔色はとても良く、意識が有った時より、健康そうに見える。

苦悩や悩みが消えたから、表情が穏やかになったのかもしれない。

 

正しくやる、正しいことをやる

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Management is doing things right,

leadership is doing the right things.

                              Peter Drucker

マネジメントとは物事を正しく行うことであり、リーダーシップとは正しい事を行うことである

 

プロジェクトの組織の役割分担は、契約と予算とスケジュールを第一に考えているプロジェクトマネージメントチームと各設計専門分野をリードする専門家チームの二つに区別出来ます。

 

技術的には間違った設計をしてはならないので、正しく行うことより、正しいことを行う事が大切。なので専門分野の責任者はリードエンジニアでマネージャーでは無いのです。

 

ただリードエンジニアの中でも、私は決められた通り正しくやってますので、結果に関しては責任はありませんなんて言うマネージメントエンジニアは結構います、、悲しいですね。

そんな時は僕は、20年後にこの設計を誰かが見たら、なんだこれ?と馬鹿にされ、恥だぞと諭します。

 

真のマネージメントはリーダー達が正しい事をしているかをモニタリングし、必要に応じて判断がして行けばいいのです。何が正しい事なのか分からない技術的な素人のマネージメントなら、リーダーに助言をどんどん求めてください。 よくわからないけど、契約から外れてないから、責任ないからいいやとしないこと。

 

正しい事をするのは、正しくやるより、抵抗勢力が多く、大変でが、

そこはBOLDLY GO.....です。

 

 

スタートレックヴォイジャーはただ観続けるだけで異文化理解とチームワークが身につく

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 Netflixに全てのスタートレックの全シリーズが収録されており、好きな時に好きなだけ観れます。

その中で、観るだけで勉強になるのがヴォイジャー、歴代スタートレックの中で特に評価が高いシリーズです。

 

ヴォイジャーは敵対勢力に銀河系の反対側に飛ばされてしまいました。そこは故郷の地球に戻るのに最高ワープ速度で70年かかるβ領域。壮大な可哀想な物語でもあります。

 

中心登場人物は10人程で、その内訳はバラエティに富んでいます。

- 地球人 3人、それ以外が7人。

- 7人は男性、3人は女性。

- 地球人は、白人女性、白人男性、アジア系男性

- 女性の内訳は、地球人、クリンゴン、ボーグ

- その他、人型ホログラム、バルカン、その他異星人

 

そして、毎回毎回、未知の生命体と接触し交渉や争いが起こります。

 

バラエティに富んだ乗組員は、自らの出身のアイデンティティを保持しながら、艦隊と船長の指示を遵守して行動していきます。

 

異文化とのコミュニケーションをどうするか、相手の尊厳を尊重して、どう交渉するか。

上官としてどう振る舞うか、ユーモア、仲間とのやり取り、どんな方法よりも観ているだけで勉強になります。

 

ただ現実の世界は、正しい事をしようとしても障害があります。

- 皆が皆、有能と言うわけでない。

- 嘘や言い訳がたくさんある。責任転嫁、自己保持。

- 外国人とのコミュニケーションが苦手。

- 上記3つがあるが故に、判断がゆがめられ、無意味な行動を取ることになる。

 

現実世界で、信念を持って行動しようとしても障害が出て、それに負けそうになります。

そんな時にヴォイジャーを観ると勇気が出ます。

勇敢に前人未到の地に行こう

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 Netflix で新しいSTAR TREK DISCOVERYの配信が月曜にあるので、それが楽しみで早く月曜にならないかなあとそんなことばかり思ってしまう今日この頃です。

 

Netflix で過去のスタートレックのシリーズが全て観れるので、毎日毎日観てるのですが、やっぱりスタートレックは素晴らしい。何が素晴らしいかというと、

1) Boldly go where no man has gone before!

    未知なものへの探究心と冒険心。

2) あくまでも平和。毎回戦いが起こるが。

3) 徹底して仲間を守る。ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。

4) 登場人物が全員有能。ドジがいないので観ていてイライラしない。

5) 必要であればルールを破る。

 

アメリカ人はおそらくスタートレックを観て育っているから、ジェフゼゾフもスタートレックの映画に宇宙人で出たし、イーロンマスクも宇宙を目指しているのだろう。

 

現実の24世紀の将来はどんな世界になっているか見れないことが残念。

スタートレックの世界でなく、マッドマックスの世界になっている可能性もあるが、、、

継続と我慢

グリットやりぬく力をつけるには、子供の時から事を継続して2年間はやりぬくことが必要なようです。その時にリーダーになったり、賞を取れるほどになれれば、その人はやりぬく力がつきます。また二つの事を同時にやりぬくことができればそれはもっと素晴らしく、将来も成功する可能性が高いようです。

 

大人になってからも、継続して力を伸ばすことは出来るようですが、継続しない方が良いものもあるのでちょっと考えてみました。

 

ブログの継続

このブログも最初のうちは、これまで持っていたネタをどんどんかけたのですが、100回ぐらい書いた時点で、自分の経験や思っていることは出尽くしてしまったと、、ちょっと焦燥感がありました。でも、新たな経験をするとそこから感じることが出て来ます。やはり、新しい土地や新しい人に接して刺激は受けないと自分の幅は拡がらないということが、ブログを書くという行為で良くわかります。この先ブログ書き続けられるか、くじけそうになります。

 

スポーツと音楽の継続

グリットの本には2年間やり抜けとあります。

確かにそう思います。2年間はやらないと身につきませんし、その後も楽しむことが出来ます。やり抜いた自信は、将来大人になって仕事をする時の力になります。一年毎に違うことをする事は一見色々な事に興味を持っているようですが、やりぬく力はつきません。

それから、理想的には二つの事を同時に継続してやりぬくことが出来ればなおさら素晴らしいようです。

 

恋愛の継続

男女の関係は相性が一番大事だと思います。その相性があるかどうかは、4ヶ月付き合って、それでも最初の頃の新鮮さワクワク感が継続しているかだそうです。どんな相手でも最初の頃のデートはお互いのことを知らないので、情報交換で話は弾みます。情報交換が終わった4ヶ月から、それでも話が途切れずずっと楽しく会話できるなら相性はいいのです。相性が良くないのに継続することは、その後は忍耐と我慢、そして悲劇です。

 

仕事の継続

好きな仕事につければそれを継続するに越したことはありません。仕事が嫌になるのは、仕事の中身や待遇が主要因でなく、人間関係です。特に直属の上司。そんな直属の上司から逃げられないとメンタルやられてしまいますので、継続でなく我慢でしかないので、仕事はさっさと変えることです。

 

人間関係を我慢することは、やりぬく力とは違います。

デフォルト値

プログラミングでデフォルト値と言えば、入力を省略した時に自動的に使われる値の事を指しています。

 

入力ができない時にも、それなりの常識的なデータ(デフォルト値)を用意してあってそれを代わりに入力データとして使う偉い機能です。

 

プラントの基本設計の仕事で設計にどれだけのマンアワー(人数掛ける時間)が必要なのか見積もりする時に、関係する場所全部に自主的にマンアワーを出させると、似た作業でも部署間で大きな差が出ます。

 

なぜ、経験豊富な人たちが積算をするのにバラバラになってしまうのでしょうか?

それは基本設計のような大枠を決める作業は、そもそも要求がはっきりせず、はっきりしないからそれを決めるためのものが基本設計で、人それぞれ考えが違ってしまうのです。

 

そもそも要求がはっきりしないような仕事の見積もりは、取りまとめ責任者が想像力を発揮し要求を描き、まず自ら各部署のマンアワーを重要でバランスを取り、デフォルト値を決めてこれで出来るかと問うのです。

それが出来ないような取りまとめ責任者では、出てきたマンアワーが妥当なのかも判断できません。

 

大規模な仕事は、仕事を細切れに細分して、それぞれを担当が与えられたものだけを確実にこなせば、論理的には完成します。

しかしこんな事は現実にはありません。物事は計画通りには行かないし、素人や間違いを犯す間抜けが混じっています。それをカバーする為に数倍の労力と時間がかかります。

 

見積もりも、実際の仕事も積み重ねだけではうまくいきません。全体感とバランスです。

各担当よろしくやってねと責任分散しても各担当は全体感を持たないので、うまくいかなきのです。

ややこしくなってしまいましたが、要はデフォルト値(常識)を持ってないとちゃんと計画立てられないと言いたいわけです。

 

デフォルト値を持っていない取りまとめ責任者は悲劇を起こします。

町内会の将来をどうすべきか?

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私の家は40年以上前にハウスメーカーが分譲したおよそ200世帯の中にあります。

元々この地域に住んでいたわけでなく、社宅として住んでいた借り上げアパートの近くに、中古物件として売りに出ていた物で、とても気に入ったので衝動的に購入したものでした。

 

この住宅地の住人は開発時から住んでいる人が8割でほとんどの人が70才をこえております。日産や三菱等の工場地帯からの通勤圏ということもあり、ほとんどがサラリーマンなので皆温和で非常に雰囲気の良い町内会です。

 

最近、住民が高齢化して、一人暮らしも増え、順番で回ってくる自治会役員が出来ないと言う人が増えてきました。これは日本中の町内会共通の問題です。

これまでの活動を続けることは、引き受けた役員の負担が重くなりすぎ、その噂が広まれば尚更役員を引き受けれないとなります。

 

先週の月例会議で来年からの町内会活動をどうするかの議論を現役員で始めています。

意見が割れて結論は出ません。長老の方は周りの他の町内会との比較と上部組織の自治会連合会との関係を重んじて、活動の縮小は出来ないと主張しています。おそらく自治会連合の会合から、連合主催の運動会やバレーボール大会に出ないとなると、その出ない自治会は非難されるようなんです。

現在の町内会は行政の仕事の一部を任されてやっている部分があり、行政組織に取っては町内会組織は下請け稼働部隊として必要なんですね、多分。

 

賃貸で住んでいる場合は別ですが、死ぬまでそこに住んでいるような住宅地は住民の懇親と支え合いは大切です。それは疑問の余地はない。

しかし役員のなり手が減る中、必要最低限の活動に絞り、町内会活動に参加できない人が、それでも町内会に入っていて良かったと思えるようにするには何を変えないといけないか、議論してます。

昔からの世間体を気にしている長老とこれから活動の中心になる世代との落とし所が見つけられるか、、

 

皆で来月の会合までに、アイデアを持ち寄ることになりました。

町内会会長は最後に、「皆からに色々な意見をだしてください。ただしそれを採用するかは会長として町内会のために決めさせてもらいます」と。

 

その発言に対して、私は「町内会のためでなく、住民のためです。間違えないようにお願いします」言ってしまいました。このセリフはNetflixで観たサバイバーでの大統領の発言を参考にしたものでした。

組織維持の様な議論になった時に、使えます。

 

まあ、これまで頑張って町内会を引っ張って来られた長老たちに向かって、その活動は意味が無いからやめようなんて、言うのは気の毒でもあります。

本当に誰もやる人がいなくなってから、突然中止でいいのかなとも思えてきた。

長老に逆らっても悪い噂を流されるだけだろうから。

 

ドラマみたいにかっこ良く交渉したい

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 Netflixでキーファーサザーランドがアメリカ大統領に扮するドラマ、サバイバーを観た。

例の如く国家の安全を脅かす脅威と立ち向かう正義の話である。

ロシアや敵対する議員との間で問題が起こった時の交渉がかっこよく、それを観ていると自分もかっこよく交渉名人になれるかのような錯覚を起こしまいます。

 

現実世界のプラント建設のプロジェクトでは、顧客、ベンダー、サブコン、JV、社内の他の部署と様々な人達と同じ目的に向かって仕事を進めています。

しかし、ミスや誤解は絶えず発生し、毎日毎日その解決のために交渉をしています。

追加、変更、遅れ、ミスに対して、責任は誰にあるのか、、、金と時間さえあれば解決は簡単なのですが、、、それに誰も自分のミスで問題が起きたと認めたくない。

 

追加が起きた時の交渉はどうする?

自分のミスでベンダーに追加の問題を起こしてしまった場合、交渉相手は金と時間無しでは対応してくれません。当たり前ですね。

追加が起きてからではおそいのですが、起きる前に相手に貸しを出来るだけ作っておくのです。その貸しはその時に清算せずに取っておくのです。そうするといざという時に助けてもらえたり、その貸しを交換条件のカードに使うことができます。反対に考えると人に借りを作ってしまうと、後で返さないいけなくなるのです。よく言えば、持ちつ持たれつ。

過去の貸しを忘れてしまうような恩知らずが相手であれば、過去に遡って相手を非難して脅しをかける事も必要になります。

自分が困った時に、助けてもらいたければ、普段から困っている相手がいたら出来るだけ助けてあげることです。

交渉の基本は交換条件と脅しです。

 

交渉が行き詰まったらどうする?

交渉の過程で責任を被りたく無いがゆえに、話がデェドロックすることはいつもあります。

そのなってしまうと、最終判断はより上層部に全体的な利益の観点から最終決着をしてもらいます。ドラマでは与党と野党が揉めた際に、大統領は、国民のためを考えて判断しろと、議員たちに道徳的な判断を政党を超えて求めました。普通の仕事でも担当同士でどうしようも無くなったら、上位のマネージャー間の交渉に持ち上げることです。全体利益の観点で判断されますので担当のミスはミスで消えることはありませんが、それ以上は悪くなりません。

 

 タフネゴシエーターは男に尊敬され、女性にはモテモテなのでがんばってください。

 

 

 

 

 

ぶっ壊す!

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 NHKをぶっ壊す!

この衝撃的なスローガンで都知事選挙に出馬したり、YouTubeNHKの問題点を公表して戦っている立花たかしさん知っているでしょうか。

先日、たまたまた地元の駅でチラシを配布していたのでもらって来ました。

私は立花さんという人物にはとても魅かれます。

 

NHKは1950年に制定された放送法に基づき、NHKの電波を受信できる受信機を設置した者に契約と受信料を請求して来ています。68年前の状況と現在の状況は変わっています。NHKの権力を監視する機能は薄れて、不要な番組を多く流し肥大化し、自己組織の保持目的になってしまいました。

こんな状況は国民にとって害でしか無いので、NHKを見ない人が増え契約もしないし、契約してる人もバカらしくて受信料の払うのを止めています。

 

立花さんはNHKを映らなくする装置販売したり、契約や受信料督促やり方について裁判起こして戦って来ています。しかしいくら個別に戦っても、なかなか巨大な相手を負かすこと、改善させることが難しいので、古い放送法を現代に合わせて改正することが必要だと主張しています。残念ながら今の国会議員NHKを敵に回して戦おうとはしないので、立花さん自ら国会議員になって、放送法改正をすると目標を公言してまず地方議員の数を増やす地道な活動から始めています。

彼の熱意と行動力と大きなものに立ち向かっていく姿は敬服します。

 

このブログはエンジニアリングのブログなので、エンジニアリングに当てはめて考えてみます。 

間違った契約ベースの基本設計(古い法律に例える)があるが故に、具体的に詳細設計する段階で矛盾が生じて悪い設計にしか出来なくなるケースがよくあります。

契約ベースでもおかしな物に無理やり合わせるのは、最終的に問題が発生して皆が被害を受けることになるので、そもそもの規定がおかしいですよと、粘り強く顧客に説明してもとの規定を直してもらうのがエンジニアとして本来やることなのですが、なかなか説明を理解してもらえなかったり、契約は契約だと真剣に考えて考えてもらえなかったりします。 

明らかにおかしいなら、エンジニアのしては何度でも熱意を持って説明しないといけないのです。熱意を持って説明すれば人間必ず通じます。もし通じない相手であればそれは説明する相手を間違えているので、その上司やそのまた上に説明することです。そして基を変えてもらうのです。

 

まとめ

現実に合わない要求を遵守することよりも、現実に即した設計が優先、 

間違った要求や時代おくれの法律はぶっ壊す熱意で。

締め切りがないとやる気が出ない話

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原稿や宿題は締め切りが近づいて切羽詰まって来ないとなかなか手がつけられませんね。

 

僕の知り合いの中で考えて見ると、個性的で有能は人ほどその傾向は高いです。出来れば直ぐに手をつけて終わらして楽になりたいのですが、切羽詰まらないとアドレナリンが出ない。ただ他人から見てわかる作業はしてませんが、頭の中では必死に構想を考えています。

直ぐに手をつける人、計画的にやる人、切羽詰まらないとやれない人、、、

人それぞれ違いますから、自分のスタイルでやればいいのですけど、時間切れで最終的に出来た物が雑で中途半端で終わることだけは避けたいですね。

 

仕事には締め切りがありますが、人生に締め切りはありません。しいて言うなら、亡くなる時が締め切りでしょうか。

人生は締め切り迄に何をしないといけないかも、そもそもない。

それと、締め切りがいつなのかわからない。締め切りがわからないので、まだまだ先だと思い、アドレナリンが出ずやる気が出ない。

子供の時は自動的に次は中学、高校、大学を目標に受験日の締め切りに合わせてやってきた。年齢とともに区切りの締め切りがあるので、行動はし易かった。

学生時代も定期的にテストやレポートがあるので、落第しないようにいつも締め切りを気にしていた、そして卒業。就職した後は仕事でも締め切り締め切りがあるが、それ以外に人生のイベントの明確な締め切りは無い。結婚が大きなイベントであるが、その締め切りは決められては無いので、早く結婚する人もいれば、遅い人、結婚しない人もいる。

結婚の場合は、相性の良い人が現れるまでは、急いでは行けないのであるが、そうすると時間だけがどんどん過ぎてしまうリスクがある。何才までに相手を決めないとならないような強烈な縛りがあるわけでないから仕方ない。結婚はしてみないと良いか悪いかはわからないものでもあるので、離婚前提で結婚してダメならさっさと終わりにするのが正解かもしれない。フランス人などは籍を入れないで結婚生活している人が多いので、日本もシングルマザー、シングルファザーとその子供の支援もっとすれば、少子化も少しは良くなるし、明るい社会になると思うのだけど、、若者が少ない年寄りだけの世界はさみしいからね。

 

前置きが長くなりました。

先週MRIを受けました。どうしてかというと健康診断で悪い数値が出て、それは30%ぐらいの確率で癌である指標なのです。

MRIの結果は問題は見られない無いとのことで、半年後に血液検査をもう一度。

 

昨日結果を聞く前は、もし、癌だったら治療のために今後残りの人生でやれる事も制限されるし、もし、余命が仮に2年なんて言われたら、残りの人生の時間がわかるので、つまり締め切りが決まったことになるので、最後に何か頑張るぞーという気は出てしました。

悲観的な気分というよりは、締め切り決まり、アドレナリンが出た気分でした。

 

人生の締め切りは思ったより早く来るぞと、自分に言い聞かせて、物事だらだら先送りしてはいかんですね。

占いは信じないけど運の流れはあるよね

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ツイッターに乗っていた”生年月日でわかる2018年あなたの運勢”です。

運勢とか占いとかは普段は信じないのですが、年初めでもあるので、自分の運勢を見てみたらなんと!「ひとりぼっち」…

 

占いや運勢の科学的な根拠はよくわからないのですが、運がいいとか、悪いとかは確かに感じることはあります。

マージャンで欲しい牌をどんどん引いて来て連チャン連チャンが続くと思えば、反対に全然上がらない、当たってしまう時。なにか流れを感じます。

仕事でも、この人が担当するととりわけすごいことしてないのですが、スケジュール通りに終わり利益がでる。反対に凄く考えて良くやっているのだけど、何故かいつも色々問題が出て思うように行かない人。

運がいい人、運が悪い人で片付けていいのか、それとも何か見えない努力や、周りに与える良いオーラがあるのか。

 

運勢はおそらく波であり、良い時と悪い時がくりかえしています、多分。

自分の運勢はその波でに逆らうことはなかなか出来ないので、波を読んで運勢が良い時は攻めて、悪い時は損害を大きくしないためにおとなしくする。自分の運勢が今どんなサイクルに行くかを把握して行動することは必要だと思います。科学的な根拠はあるのか、無いのかわかりませんが。

 

自分の運が下降気味の時は、運の良い人に身を任せるのも手だと思います。

 

会社であれば、その時に良い運の流れを持っている人を社長にしたりプロジェクトマネージャーにする方が、うまく行く確率は高くなると思います(科学的な根拠は言えないので、思うとしか書けないのですが)。

 

新人に初めてそれなりにまとまった仕事を与えたときに上司は何を気にしているか

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日本と欧米の会社の大きな違いの一つとして、人の採用と教育があります。

新卒を採用して育てていく日本と、プロジェクト単位で必要な経験者を雇う欧米の会社。

終身雇用が全体の日本では、潜在能力の高い出来るだけ偏差値の高い新卒を雇って、教えていくことが今も基本です。

ただしアメリカの大手は、優秀な若者であればベテランにつけて将来のキーパーソンにするために特別に育てているようです。日本のように新卒を一度に雇って、平等な教育のようなやり方はしてないようです。

 

日本では終身雇用前提なので、ちゃんとした企業であれば、自分の子供のように一つ一つ教えていきます。いくら一流大学のそれも大学院まで出ていても、半年から一年はなかなか戦力になりません。これは学校で如何に仕事に必要な知識を教えていないからです。学校は仕事を教えるところでなく人生を教えるところですからそれでいいのですけどね。

 

新人に初めてそれなりにまとまった仕事を与えたときに上司は何を気にしているか知っていますか?

 

これまで何人もの若者を見てきましたが、初めてのお使いに送り出すような気分になります。

 

・初めての物、未知な物に対する取り組みかた。

・教わってないから知りませんでなく、自分なりに理解しようとするか?

・わからない言葉や事柄が出てきたときにどのようにするか? どう調べるか?人にどう聞くか?

・締め切りが与えられたときに計画的に取り組んでいるか?

・細かい所に気を使うか?

 

あまり期待していなかった若者がここで期待以上の事をすると、いっぺんに見る目が変わります。反対にここで期待外れな行動を見せると挽回に時間がかかります。

 

まとめ

新人は、初めて上司からそれなりにまとまった仕事を与えられた時は、能力を見られて居るので、全力でやる事。

やり方は学校と違う。カンニングでよい。下手に自分だけで考えるのでなく、過去に似た物がされていないかな参考になるものを探し先人経験を利用すること。

ここで期待を裏切る良い物を見せられればしめたもの。次から次に良い仕事を任されます。  何事も最初が肝心だからね。

 

次の「震度7」はどこか!

次の「震度7」はどこか!

 

 

それから?

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 昔、日本にしばらく滞在していたお客さんのアメリカ人のエンジニアから、初対面でお札の人に似てると言われことがある。お札の人つて誰かと思ったら、夏目漱石。当時、私は似た髭を生やしていたからそう見えたようです。

最近は髭がどんどん白くなってきて、もっと昔昔インド人から褒められた黒く髭は見る影もなくなってしましいました。

容姿とは反対に人生経験だけは積み重ねてきているので、内面はやっと大人になってきたなあと、手遅れ感でいっぱいです。

 

若い時は人生の目的って何なのだろうか漠然と迷ったり、一方仕事では目先しか見えなかったり、人生は長く年老いてきた自分は想像できず永遠に人生は続くと感じたり、、若者の特有の迷いで満ちていました。

年をとると、迷いは減ります、もしかするとそれは諦めなのかもしれませんが。。

 

 

何かをするときには、必ず目的があります。

目的があるから、無意識に何かをしているのです。

その目的を達成するために、手段をつかうのですが、手段が使えないことがあると、それに気を取られて目的を忘れてしまうことがあります。手段Aがだめなら手段Bを直ぐに考えて目的達成のために動かないといけないのです。

手段イコール目的でないので、最初の手段がだめだったら、落ち着いて自分自身に「それから?」「それからどうする?」と問いかけます。

 

目的と手段をよく入れ違えて、手段のことばかり報告してきたら「それから?」と問いかけてください。気がつくはずです。

仕事では結果を求めらます。頑張って居るんでけど結果が出せない人、上司から「それで?」と不審がられる人は、手段で止まってしまって居るのです。

 

ゴールである目的に達するまで、「それから?」と問いかけ続けるのです。

 

スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール

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