エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

なぜ僕の出世は止まったか

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ダイバーシティって言葉を知っていますか?

YKKのホームページにわかりやすい絵があったのでこれで説明しますと、“多様な人材の力を集結し、新たな価値を生み出すこと”。

 

人事査定の項目として、どの企業でもダイバーシティ度合が含まれていると思います。

 

私の出世は10年ほど前からピタッと止まっています。

業績も能力査定の結果もずっとまあまあ良い方の筈なんですが、、、ダイバーシティの点だけが普通より悪い。

 

ダイバーシティの定義から見たら、誰よりも外国人、若者、年配者、若くて綺麗な女性、社外の人、顧客と良い関係を作れ、良い結果を出していると自分では思っているのです。

 

ダイバーシティが悪くされている理由が、どうも独善的で人の意見を聞かないと見られているようで、そこを嫌われている感じのコメントでした。確かに僕は毒舌で、独善的な物言いや、人の批判をやってます。そこは正しいことを言っていても周りからは煙たがられるでしよう。評価はだとうです。

ですが、ダイバーシティと独善的ことは別もののはず。

 

最近はどこも世代交代が激しく経験の足りない人が増えています。黙っているとおかしな方向に進みそうな事が多くなっています。時には嫌われても、独善的、批判的と取られても言わなければならないのです。いわゆる嫌われる勇気ですね。

 

評価項目に定義を勘違いするカタカナは危険ですね。

 

まあ、評価はどうでもいいんです。出世は評価の積み重ねでなく、最終人事権持っている人次第ですから。

どうせ仕事するなら楽しくしたいが、それは上司に依るところが大きい

「仕事は生活して行くためのお金を得るためのものだから辛くて当然。意味が無いと思われる事でも我慢してやらなければいけないんだ」こんな考えの人が上司だと不幸です。

こんな事では仕事は楽しくなくて、辛いだけ。仕事は楽しくやりましょう。辛くやっても儲かるとは限りません。

 

では楽しくやるにはどうしたらよいでしょうか?

残念ながら、若者の場合は本人よりも上司次第が大きいのです。上司はどうすればいいでしょうか。

 

1. 精神的には直属の上司とウマが合わないとストレスです。毎日が辛くいつか転職しようと考え出します。上司はリラックス出来る楽しい雰囲気を作る必要があります。これは決して若者に媚びるという事でなく、根暗でネチネチしま意地悪な事をするなという事です。

 

2. 人はは不公平に対して敏感です。不公平感は不平の一番の原因です。若い部下には公平にチャンスを与えて下さい。与えられたチャンスを活かせなければそれはそれまで。その後は部下も自覚して不公平感は持たなくなります。

 

一方、おっさん世代の上司が楽しく仕事をするにはどうしたら良いでしょうか。上司にも上司がいますからその関係もあります、面倒みる家族のこともあります、、、

おっさんが仕事を楽しくやるコツはなんだろうか、、、考えたが答えが浮かびません。

 

おっさんのコミュニケーション力

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コミュニケーションで一番大事なのは伝える力。しかし受け手がそもそも聞く耳を持たないとどんなに頑張って伝えても無駄な努力に終わります。厳しいですが現実です。

 

人間、自分より年配者を敬う習慣が染みついています。そのお陰で、おっさんになって来ると周りが年下ばかりになり、話を聞いてもらえるようになってきます。若者も年上には余程でない限り口答えや反論はしないので、おっさんは伝えるコミュニケーション力が上達したと勘違いしてしまう場合もあります。

 

このおっさん特権のコミュニケーション力は、利用しないと損です。

仕事で他の部署や取引先と交渉が必要になった時、交渉相手が自分より年配者で取っつきにくい場合、自分より年上の上司に交渉の援助を求め同席してもらうことが有効になります。

 

悲しいかな若者がいくら真剣に話してもまともに聞いてもらえないことは多くあります。そんな対応をする相手との交渉は、おっさんコミュニケーション力を利用してみて下さい。

私は三十代前半はまだまだ自信がなかったので、厳しい要求を外部にする時は、力ある上司に同席を頼みました。上司は使うものでもあるのです。

 

なぜ日本企業は元気無くなって来たのだろう

原因を考えてみた。

 

優秀な人間を使い切れていない。

女性の力、感性を使えていない。
ダメな人間もそれなりに仕事しているので、それがミスをし全体の足を引っ張り過ぎる。


忖度して内部報告に時間がかかり過ぎている。
80点ではゆるしてもらえず、無駄に100点までやり直させられる。


マイホームを郊外に購入してしまい通勤時間がかかる。
無駄な事に時間をかけさせられ、慢性的に寝不足で疲労気味。


英語がどこの国よりできない。
真剣な議論が苦手。


謙虚すぎ、人と違う行動をできない 。
大人数で行動する。
本質、全体感をつかむのが苦手。


お人好しで余計なことをやらされたり、自らやってしまう。


事務系のトップの多くが技術を理解できておらずビジョンがないので会社のモチベーションがあがらない。


政治が三流であらゆる所で格差が広がり国民の幸せ度が下がり、国の力と品格が落ちてきてる。

 

メールだけでなく、実際に会ってコミュニケーションした方がよい理由

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メールだけでもちゃんと分かりやすく書けば問題無いと思うのですが、なぜ生のコミュニケーションをいわれるのでしょうか。考えて見ました。


1. 状況が複雑で意図が正しく伝わっているか、相手が受けてくれているのか不安。 その確認。


2. メールで依頼してメールでのやりとりだと、時々ニュアンスが伝わらず、グレーな話は合意が取れない。その打開のために直接会って話す。メールだと文章として証拠が残るため、やばい話は証拠を残せないので会って話だけすることもある。 反対に合意したくない場合は、駆け引きとして面会を拒否するこどもある。

 

3. 相手が圧倒的に凄い人の場合、実際に会って会話をするのことによって、彼彼女の刺激が脳にビビビと加わり、そもそもの目的とは違った新たな発見がしばしば得られる。

 

    実際に会ってのコミュニケーションは予想外の発見を楽しみでやるものなのです。それを引き出せるように日々雑談と称して会話を鍛えるのです。

comeとgo、来ると行くの違い

英語でそちらに行きますという時は、goでなくcomeを使うという事を若い時にビジネス会話集で勉強してそれ以来、外国人と会う時はcome downなんてフレーズをワンパターンで使っています。

 

どうしてgoで無くてcomeなのか、今更ながら検索して見ました。

簡単にいうと、

Comeは相手に近づくこと、goは相手から距離が離れることで使い分けている様です。

 

日本語に訳すと来ると行くに単純に置き換えて考えていましたが、そうでなく英語の方はもっと気持ちが入っている様に思えて来ました。

 

Comeは相手と近づくことなのでコミュニケーションが深くなることを意味し、Goは相手から離れるつまりコミュニケーションが切れて寂しい別れに通じるニュアンスを感じます。

 

ビートルズの曲、“Please please me”は明るく元気にカモンカモンと繰り返し、そして”Here comes the sun”は暖かい春が来る幸せな気分を表現している。“Come together” は歌詞が意味不明だが一緒にって感じ。

一方goを使っている曲を探して見たが少ない。“ANNA”は副題が“Go to him”で、彼女が別の男のところに行ってしまった寂しさを歌っている。

日本語でgoは前に突き進むアグレッシブな印象があるが、英語だと感じが違う。

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 日本人はベッドでは”イク”と言い外国人は”come”と言う。日本人の”イク”は行くと言うより”死ぬ”の意味の”逝く”がかぶっているのではないだろか。外国人のcomeは”幸せな気分‘の“come”なのかなあと思えて来た。違うかな。

 

まとめ

Comeとgoは、日本語の来ると行くと違う。

日本語は単なる行動を示しているが、英語のcomeとgoには近づくと離れる、それは物理的な距離だけでなく精神的な距離もある。

Comeとgoには幸せと寂しさが溶けている。

 

英語でのスピーチ

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海外の建設現場だと朝礼としてのツールボックスミーティングがあり、その際に誰かが安全に関わる注意事項をスピーチします。

数年前から海外でのオフィスでの打ち合わせでも人が集まったときにも、安全に関してのセーフティートークもしくはセーフティーモーメントと称してスピーチが行われています。

私の務めている会社では朝礼はこれまでありませんでした。しかし海外で日本人もセーフティートークで話さないと行けない場面が出てきたので、その練習も兼ねて英語で月一セーフティートークとして朝礼をやるようになっています。

 

人前で話すのは、特に英語なのでとにかく慣れが必要なので、このような機会は必要です。

一度話したら、二、三年順番は回って来ませんが、毎月他人のスピーチを聞いているとどんな風に話さないと行けないかわかって来ます。

 

パワーポイントを使って説明するのでなく、アカペラで話します。

真面目な若者はスピーチを完全に丸暗記して、一気に話します。暗記しているだけあって、スピーチが棒読み風のセリフや機械語の様になって、また下手な英語でわかりずらいなで、聞いている方は何の話をしているのか理解ができないのとがちょくちょくあります。

 

英語でのセーフティトークや朝礼でのスピーチは、とにかく簡単なわかりやすい話題で、暗記したセリフ調でなく、聞いている人に話しかける調子で、ジェスチャーを入れてゆっくり短めです。

 

出来れば話しの内容は面白くユニークに。

人前で話すことは、絶好の自己アピールのチャンスです。

 

決して安倍首相の様にセリフを覚えて来てただしゃべるだけにならない様に。馬鹿がバレてしまいます。

まさかのGE凋落から考える

 GEがダウ工業株30種平均銘柄から除外される。

ガスタービンジェットエンジンの分野では圧倒的に強い会社で株価が低迷して居るとは言え、除外するとは驚き。

エネルギー価格(石油ガス)が上がれば、GEの製品や関連会社の業績が上がりアメリカのエネルギー関連産業が持ち返すので、トランプ大統領はイランへの制裁を各国にも協力要請して居るのでしょうね。

jbpress.ismedia.jp

 

GEのどこが不振なのかはちゃんとした記事があちこちに出て居るのでそれを見てもうとして、上のリンクの記事に大事なことが書いてあったので、切り取っとおきます。

通常、CEOを選ぶとき、独善的で強い思い込みのある「変人」は取締役会から毛嫌いされます。一方、財務的なコスト削減や収益事業への集中をソツなく、手際よくこなす、常識ある経営者は、“リスクの少ない無難な人”として取締役会から受け入れられます。このため、アメリカでも大企業は“常識的な人”しかトップに立てなくなっています。

 

 景気が悪くなって来て、これまでの事業の先行きが萎んで来たとき、トップはこれから先のビジョンを示さないとなりません。日本だと経営計画とでも言うのでしょうか。

歴史の長い会社は、どうしても“常識的な人”しかトップに選ばれなくなっています。 ビジョンは本人が熱意を持って世の中をこうしたいんだとかがないと伝わりません。

 

アップル、グーグル、アマゾン、テスラ、、独善的で強い思い込みのある「変人」が始めた会社がこれまでになかったアイデアと熱意で会社が大きくなっています。

 

大企業が“リスクの少ない無難な人”常識的な人”だけをトップとその周辺に置いていたのでは、明確なビジョンも社員のモチベーションをあげることもできずつまらない企業に落ち潰れてしまいます。

 

 

製造業としてはGEはこれまで通りのGEとして縮小することなく頑張って欲しい。

 

エンジニアに人間性は必要か

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エンジニアは人間性も大切ですが、その前に能力。人間性があり過ぎると、ノーと言えなくて間違った判断をしてしまうから。

 

政治家は国民のためにあるのだから、人間性。能力が足りなくても能力のあるスタッフや官僚のサポートがあるのだから。ワンマンで身内に便宜ばかりはかったり、アメリカの犬では困る。

 

日本中が怒ってるのは彼の人間性

いい加減本人は気がついて落ち込まないのだろうか。

 

自分は見えない

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幌をオープンにしてサングラスかけた時の気分はデイトナに乗ったドンジョンソン、、、ですが現実の自分の姿はギャプが激しく見れません。

 


どんなカッコいい車でも、乗っている本人にはその車は見えない。

どんなにボディーが汚れていても乗っている本人には見えない。

いくら髪がボサボサでヒゲが伸びていても、鏡を積極的に見ない限り本人には見えない。

現実の自分を見なけれは理想のままでいられます。


自分の現実を直視するのは勇気が要ります。

このまま現実回避して人生でやり過ごすのも手ではあるが、それもイマイチ。

現実は突然突きつけられる。


その前に現実を見たほうがショックは小さい、はず。

まず、クルマを洗うか。

プロになりたいなら、プロになったつもりで行動する

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プロとアマチュアの違い。

自分がこれまで人生で好きでやっていたテニス、麻雀、ギター、運転で考えてみると圧倒的に差があった。素質、努力、精神力、コーチに恵まれていないとその道でお金を稼ぐレベルに到着しない。一つ感じたのは、プロは周りの状況や道具の癖を瞬時に掴んでそれなりに対応できる。

 

本田の言うプロになったつもりで行動するとは、具体的にどんなふうに考えて行動すればいいのだろうか?

自分に当てはめて考えてみる。

サラリーマンで専門技術を何十年もやっていると、経験から学習しているので、その分野でそれなりに詳しくなってくる。

これってプロって言えるだろうか?

他人よりも詳しくその分野でそれなりの地位があれば、プロだろうか?

他人よりも優れているだけで良いのだろうか?外部からスカウトが来るレベルぐらいでないと言えないだろうか?

会社にいるから給料がもらえているだけならダメだろうか?

よくわからない、、、

サラリーマンでも仕事でプロだなあと他人から感じてもらえて、尊敬を少しでもして貰えれば嬉しいけど。

 

プロになったつもりの行動は、もう一度考えて見る。

否定と同調

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何事も「否定から入る」癖がある人は時々います。なんでも「でも」や「難しい」人のアドバイスは聞かない。疲れるのであまり関わりたくない人です。

 

一方、なんでも上位の人の意見に同調する人も結構いる。話している端から、上位の人の顔色を見て言うことを変えてくる。キンタマあるのかと言いたくなる人です。

 

わからない時は相手に同調しがちであるが、それはやめた方が良い。わからないものはわからないという。いつも同調ばかりしておると、軽くみられてしまう。


若い人は、経験はなく知識も限られるので、即答出来なくてもしかたないし、無理にしなくてよい。


ただし2年後には、自我を持って即答出来るように努力すること。その猶予を大切に。

肯定の返事は短く、否定の返事は出来るだけ詳しく丁寧に

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承認や合意を求められた時、返事はどう返すべきでしょうか。

 

承認する場合は、了解だけで足りればそれだけにすべきです。いろいろ条件を付けて上司が責任逃れの雰囲気を出してはいては信頼がなくなります。心配な事があれば具体的にコメントをさらと追加の様な感じでする。そんな返事をもらうと、やる気がでるものです。

 

反対に否定する場合、相手が良い提案だと出してきたものであるので、ダメ出しする場合は詳しく何がダメなのか説明をする。否定する理由が見当はずれな場合もある。ダメ出しされた方も理由をちゃんと説明してくれれば納得も出来る。もし納得できなくても、信念があれば追加説明を加えて承認を求めてくる。

 

肯定と否定の返信は意識して返さないと、信頼を失います。

 

レプリカとコピーの違い

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この間、スーパー7を見かけた。

自分の車と並べて撮りたかったのだが離れて駐車されたので、この小さく写っている写真しか無かった、残念。

 

スーパー7はもともとロータススーパー7であったが、ロータスが製造中止にすることになったので、ケータハムロータスから図面や治具を引き継いで、その後も改良もして製造販売を続けている。このケースはレプリカと呼び、誰もコピーとは呼ばない。

 

コピーの説明は要らないとおもうが、勝手に真似して作るもの。ブランド品のバックや時計の場合は見た目だけの粗悪品のイメージ。

プラント建設でも、よく既設のコピーだから今回の仕事は楽勝楽勝なんて発言をよく聞きます。しかし原料の素性は違うし、お手本のプラントの設計がそもそもよくなかったりがあって、楽勝なんて事はまず無いです。プラント建設でレプリカやコピーコンセプトが出てきたら、原料や気候や法律の変化をどこまで反映するのか、反映した結果どこまで既設の情報が使えなくなるのか等々をよーく考えて始めないといけません。

 

人間の場合、子供が親に見た目がものすごく似ている時があります。その時は、お前の子供はクローンかと、父親がお前である事は証明されたねとかからかったりします。

 

親がそれなりの有力な政治家だった場合、子供は親の地盤をそのまま引き継ぎ、活動を踏襲します。そこで自らの違う方針を打ち立てる勇気と行動力を持った人物はそう滅多にはいないでしょう。

そうなると子供は親のコピーとなり、そもそも志がないので、うわべだけのコピーでどんどん劣化して行きます。三代目にもなるとコピーのコピー。劣化してかすれてよく読めません。

これがボンボン世襲政治家がダメな理由。