エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

トラブルシューティングのセンス7 取り越し苦労は無理にでもしろ

 <一旦、取り下げてきた書き込みを一部修正してアップし直しました>

 

今朝は曇りかなあと思ったら、急に豪雨。

中東の冬は時々大雨がふり、地盤が水を吸わなく水はけがわるいので、粘土状にどろどろになります。それが乾くと細かいホコリ状になり風が吹くと最悪です。

 

今回は心配することに関してです。

信頼性を確保していることを確認して進めて居たはずが、後々実はそうではなかったといういうことが発覚することがよくあります。

 

そんな時は、その時点で打てる手を考えますが、しかし完全に懸念を払拭することは現実にはもう不可能で対処療法的なものがやっとです。

その対策案で本当に大丈夫なのか確証はなかなか掴めません。簡単に確証がつかめるようなら、おそらく最初から見逃されていないでしょう。

 

そんな時はずっと頭の中がそのことでいっぱいになります。

大勢でいろいろ考えた末の対策ですが、当事者は本当に心配なのです。

FAILURE IS NOT AN OPTION

大丈夫だろうか大丈夫だろうかとただ心配しても、心配は払拭できず、ただ気疲れするだけなのです。

いわゆる、取り越し苦労です。

 

これは自分を含めてまわりの経験なのですが、取り越し苦労したところはまず問題が起こりません。良い意味での取り越し苦労で終わります。

 

一方、今回は既設のコピーだから問題ないとか、実績の範囲だから問題ないとか何にも心配していない所ほど大問題が最後の段階で出てきたりします。

 

そこで最近は新しい仕事が始まるときに、今回は既設と同じですから楽勝ですなんて言っているときこそ危ないと判断して、担当者に仕事の説明を皆の前でさせて、設計検証をすることにしています。

設計検証と言うと重苦しくて面倒なのですが、本音はおまじないなんです

心配して心配して考え抜いた心配事は現実には起こらない、取り越し苦労で終わる。

このジンクスを信じてです。

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