エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

一つの行動で同時に複数目的は持ってはならない 

人がとる行動はその人が持つ目的や目標に従った結果である

目的に向かって人は行動しているので、人の行動を変えさせるには、目的を変えないと行動は変わらないというアドラー先生の分析でした。

(写真はぜんぜん関係ないですが、みなとみらいで写した電飾です)

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行動と目的の関係に関して別の面を、例を挙げて考えて見ます。

<一石二鳥>

一つの石を投げて(行動)、二羽の鳥(複数の目的)を撃ち落とすことです。

うまく行けば良いですが、そもそも鳥を打つのは難しいですので、どっちの鳥に先に当たるか迷い考えているうちに、二羽どころかぜんぶ逃げてしまいも一羽も落とせない可能性が高まります。ぼやぼやしてないで一羽を狙って確実に打つことです。

<ミッドウェー海戦>

ミッドウェー島を攻略する目的と米国機動艦隊を殲滅する二つの目的のうちどちらが主目的か徹底されずまた作戦が複雑すぎて、虎の子の4隻の空母と多数の熟練パイロットを失いそれ以降日本側の劣勢があきらかになった分岐点の海戦。歴史にもしはありませんが、機動部隊殲滅に目的を徹底していれば、4隻の空母を失うことなくその後の歴史は少しは変わっていたかもしれません。

 

戦闘や会社のつまり団体行動の場合、一つの行動しか取れない時に二つの目的を同時に持っていると失敗するリスクが高まります。

二つの目的のうち、どちらが最優先なのか全員に徹底されていれば良いのですが、概して欲張りどちらも大切だとなりがちです。

また複雑な作戦を立ててもその意図がなかなか理解されないものです。

そうなると、その場その場で判断しないとならない局面でどちらの目的を優先するかの判断に迷いがでて、指示の遅れが出たら二転三転した指示を出したりしてしまいます。

 

プロジェクトで問題が出た時に、スケジュールを優先するのか品質を優先するのか安全を優先にするのか、切羽詰まった状況では、大人数で進めている場合はそれぞれの思惑は同じではないので、混乱が生じます。

どんな状況でも安全と品質は確実に押さえていくことが結局はREDOなく終わらせる最短の道なのです。

 

<まとめ>

団体行動においては一行動に一目的が基本です。同時に複数の目的を持っては行けません。

複雑な作戦を立てて指示しても、全員に同じ理解で徹底させる事は困難です。

 

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