エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

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マネージャーとリーダーの違い

 マネージャーとリーダーの違いを意識したことありますか?

 

日本語の肩書きだと、課長とか部長とか部長代理とか何でもかんでも長です。

長のイメージは組織の上の方ってところでしょうか。

社外の人にどっちの人が役職が上かの区別させる目印でしょうか。

また最近はどこの会社も肩書が〇〇マネージャーとか〇〇リーダーとカタカナになっているところも多く、社外の人から見たらどっちが偉いのか判別が難しくなりました。笑

ユニット、セクション、グループ、チーム。。。外の人にわからないですね。まあ、どうでもいいです。

誰が頼りになって決定権を持っているキーパーソンか判ればいいです。

 

マネージャーとリーダーの違いの説明は、少し古い本ですが「まず、ルールを破れ」の本にあります。

------抜書き-----

マネジャーとリーダーの違いは、一般に考えられているよりもはるかに奥が深いのだ。この違いをないがしろにしている企業は、そのために苦しむことになるだろう。
 すぐれたマネジャーと優秀なリーダーのあいだに存在する最も重要な違いは、その関心を集中させている対象だ。
 すぐれたマネジャーは「内側に」目を向ける。会社の内部を見る。個人一人ひとりの目標や仕事のスタイル、必要性、そしてやる気の違いに目を向ける。これらの違いは小さく些細なものだが、すぐれたマネジャーは自らこれに注意を払う必要性を自覚している。これらの些細な違いを理解することによって、一人ひとりがその独自の才能をパフォーマンスに反映させられる正しい方向性を見出すことにつながるからだ。
 優秀なリーダーは、これとは反対に「外側に」目を向ける。競争の状況を見つめ、将来や前進のための新たな道筋に目を向ける。世のなかのトレンドに目をつけ、そこにさまざまな結びつきや切れ目を探して、抵抗が最も弱いところで自分たちの有利な点をうまく活かそうとする。リーダーは明確なビジョンを持っていなければならず、戦略的な考えを展開し、組織の活性化を図ることが必要だ。この役目をうまくこなして初めて、これが企業の死命を制する役割となることに疑いの余地はない。ところがこの役割は、一人の個人の才能をパフォーマンスに活かすという難しい課題とはまったく何の関係もない。

----- 抜書き終わり-----

 日本の会社はマネージャーとリーダーの区別があまりない気がします。

二つの目標(良いマネージメントと良いリーダーであること)は矛盾も時としてあります。

 

この本、まず、ルールを破れなんてすごいタイトルです。

上司の言うことは絶対、会社の方針は常に正しい、人間は弱点を克服しないと成長しないとなんて思っている人には是非読んでもらいたいです。

本の内容はどういう人間を選ぶべきか、どのように扱うか、優れたマネージャーに共通する考え方を解説しています。

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どのように人を選び(才能で選び)、どのように指示して(目標とする成果を示し)、どのように仕事にアサインしていくか(強みを活かし、活かせる場所を探す)。

明確な考え方です。

 

今の自分が〇〇長や〇〇リーダーなら、今一度マネージャーとしてのポジションなのかリーダー として働くべきなのか、見直してみてください。

 

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