学校と人生の違い? 学校は、レッスンを受けてから試験を受ける。人生は、まず試験を受けて、それがレッスンになる。 --- トム・ボテット(アメリカの作家)
ガイ・カワサキの邦題「アップルとシリコンバレーで学んだ賢者の企業術」の81章です。ガイ・カワサキの本は5、6冊翻訳されて出ていますが、どれもウイットに富んでいて非常に面白く、そして参考になります。
今回は「学校で習わない12の現実」に関して。卒業前に知っていたらよかったと彼が思うこと。要約すると、
- いかに上司と話をするか。学校では教員に問題を持ち込み、一緒に解決策を検討するが。現実社会ではEメールや5分間の立ち話で上司に解決策を提示することになる。あなたの役割は、質問ではなく解答を提供すること。
- いかに会議を乗り切るか。長く退屈でとりとめのない会議を耐え抜く、必須のサバイバル術は、、、、、、
- いかに会議を運営するか。a.全員揃わなくとも時間通り始める。b.出席者はできるだけ少なく。c.会議の議題をきちんと決めておく。d.全員が検討事案に集中できるように時間通り終わる。e.決定内容と実行項目を確認するEメールを全出席者に送る。
- いかに自力で解決するか。
- いかに交渉するか。
- いかに世間話をするか。一般に、話すよりも聞くようにすると、(皮肉にも)会話の名手と思われるだけでなく頭が良いと思われる。人生は時に不可解である。
- いかに30秒で説明するか。
- 1ページでレポートをいかに書くか。
- いかに5文のEメールを書くか。
- いかに同僚と折り合いよくやるか。
- いかにパワーポイントを使いこなすか。望むものを手に入れたいのであれば、スライドは10枚、時間は20分、文字は30ポイントに制限しよう。
- いかに留守電を残すか。
最後にひとつ。学校に行く目的は仕事に備えることでない。人生に備えることである。仕事には以上のようなスキルが要求される。しかし、人生は仕事だけではない。
感想
ガイ・カワサキの本を読んでいると起業してみたいなあと思えてくる。勇気ないけど。
来世に記憶を持っていけないから、毎回毎回、勇気出せず無難に人生が終わっているんだろうなあ。。
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