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エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

ベンダーリストとスタンダリゼーション

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ジャカルタに来ています。

なんか元気出ないので、サテカンビンを食べました。ヤギ肉ですね。

 

大規模な工場を建設する時、多種多様な機械や部品、材料を何百社から購入します。

工場建設を一括契約のランプサムで受注した立場では、材料を安く仕入れられれば、それだけ利益が上がるので、安く仕入れることは命題であります。

一方、工場のオーナー側としては、完成後何十年も工場を動かして製品を作って行かないとならなりません。なので品質が高い機械や材料を使って工場を完成させる必要があります。

そこで、品質を確保するために、ベンダーリストなるものが作製され、機械や材料のベンダーの購入先一覧が示され、それが契約条件に含まれることになります。

ある機械に関して、特別な場合を除けば複数のベンダーがリストアップされてその中から工場を建設請負会社が選ぶことになります。

工場内に100台とか沢山の似た機械がある場合、建設請負会社としては、複数のメーカーに見積もりをとり、安い組み合わせで買おうとします。つまり、同じ種類の機械でバラバラのメーカーの機械になるということになります。

ベンダーリストにある限りは契約違反とはなりません。

しかし、これは工場を完成後に運転とメンテナンスする立場のオーナーから見たら、面倒なことになります。似た機械なのに運転とメンテナンス方法が違い、またパーツも共用出来ません。

そこでスタンダリゼーションが要求されます。

スタンダリゼーションとは標準化、つまり同じ種類の機械はベンダーを一社または少数に絞って統一しろということになります。これも契約条件として入りますが、ベンダーリストほど明確に期待できないものです。

工場請負建設側としては、安いところの組み合わせで買えることが出来なくなるので、行き過ぎたスタンダリゼーションは困ったことになるのです。テクニカルにも全部を統一する事が困難な場合もかなりあります。

 

ベンダーリストとスタンダリゼーションは、オーナーと建設請負会社の専門家でよく相談して、作成しないとなりません。

専門外の人間だけで決めてはなりません。

一旦、決まってしまいうと、よくない決定でもそれを決まった事を守ろうとすることが最も大事と信じて居る人も居るので、変えられないのです。

過度な高級材料の要求、過度なスタンダリゼーションは反対に信頼性を落とし、コストを引き上げます。使用目的と実績に基づいた要求をしないとならないのです。

 

ベンダーリストもスタンダリゼーションもそれはガイドラインでしかありません。ここで絶対に守らないと行けない契約だと思考停止するようなら、まだまだ経験が足りません。

何事もその通りには出来ないのです。なぜならそもそも要求がちゃんと練られてつくられていないからです。

おかしな結果になるのがわかって、無理にそのルールの通りにやることは無責任そのものです。日本人に比べて欧米人の方が概してロジカルなのでちゃんと説明すればわかってもらえます。そこで全体利益を背景としたプロフェショナルな説明が出来れば相手からも一目を置かれてその後も何かと話を聞いてもらえるようになるものです。

 

 

スタンダリゼーションの場合は最初に決めつけるのでなく、購入過程を通して、何が最適か検討しながら決めないとよいスタンダリゼーションが出来ないのです。

 

正しくやる事でなく、正しいことをやる。

この基準を持っていれば、イマイチなルールでも臨機応変に調整して、最終的にオーナーも建設請負会社もwin-winになれるのです。

 

 

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