エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

新人教育の目的はなにか

Samburu school of topiary!

そろそろ新入社員が全体の社員研修を経て、各部に配属されてきます。

自分の時を思い出してみると、会社の組織の紹介、社会人マナー、英語特訓等々を通して同期と言う特別な仲間意識が作り上げられました。この同期意識は2−3ヶ月一緒に研修を受けただけで養われるなんか不思議な平等な仲間意識です。短大卒の娘が院卒2浪の6歳上のおっさんに〇〇君と未だに呼び続けるです。

会社に置ける同期意識が有益なのか有害なのか、どうなんでしょうか。

よくわかりません。

 

いよいよ同期の仲間と別れ、それぞれ配属されていきます。

配属されても仕事がすぐにできるはずがありません。

学校の専門性が活かせる部署に配属されますが、残念ながら学校で学んで来たことだけでだけで仕事は全くできません。聞いたことない言葉ばかりですし、またメール1つもまず書けません、何が目的で何が優先順位か皆目わかりません。学校で仕事のことは教えてないのです。

OJTとして上司について実際に教えてもらえながら仕事を覚えていくことが理想なのですが、このマンツーマン体制を作るには、OJTとなる良い仕事と良い上司の2つが必要なのです。上司も自ら仕事をしながら新人の教育をするのは結構根気が入ります。 

最近はこの二つの条件がなかなか揃わないので、どうやって配属された新人の教育をしていくのか考えています(悩んでいると言いたいところですが、悩むと答えが出ないので考えるのです)。

 

進化論の説明でよく使われるキリンの例。キリンは高いところの葉っぱを食べるために首が伸びて行ったのか、それとも首の長いキリンだけが生き残ったのか。

一見新入社員は同じように見えますが、それぞれ特徴があります。

言える事は、長所を伸ばす事。短所は目を瞑る。長所と短所は裏返しなので短所を矯正しようとすると長所が死んでしまいます。

首が長いキリンなのか、短いキリンなのか、短いなら短い首のキリンの生き方があります。首を伸ばそうとしても伸びないものは伸びないのです。

 

最初の時点で新人が精神的に落ち込むような教育と言う名目のいじめは間違ってもしてはなりません。

最初に嫌な上司につくと会社が嫌になり数年後には優秀でも辞めてしまいます。やってはいけない事は、陰湿的に説教することと放置です。 これは新人には応えます。

 

希望に満ちてそして緊張して新人は来ます。我々の将来は新人にかかっています。なので真剣に面倒見ないといけないのです。

新人教育は我々のためなのです。

 

(映画「メッセージ」で到来した宇宙人は、3000年後に地球人が宇宙人を助けることになるのがわかっているので、、地球がその前に滅びないように到来したのでした)

 

 

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