エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

映画「メッセージ」を観て、スケジュールと時間に関して考えた

映画「メッセージ」(原題ARRIVAL)を見てきた。 

ネタバレしない程度に説明すると、主人公の言語学者が努力の末に謎の飛行物体(宇宙人)と乏しいながらもコミュニケーションができるようになる。

宇宙人の文字が今回の映画の重要な位置を示している。その文字は言語とは別のもので文字に時制はない。

我々の時間が流れていて過去・現在・未来があるが、時制が無いと言うことは時間の概念が違うのである。 

SF好きの人はぜひ見てください。


映画『メッセージ』本予告編

 

それで映画を観て何が閃いたかと言うと、

スケジュール通り行かない理由は、未来が見えてないから準備できていない。

若者(未経験者)とベテランの一番の違いは、先が見えているかいないか。

プロジェクトのような仕事は完成形は決まっています。

若者にはその完成形に持って行くまでの道が見えていない。ベテランには見えているのです。ここが大きな違い。

だから明日何が起こることに対して準備ができない。

今起こっていること、昨日終わらしていないといけないことが終わらせてない。

我々の時間は流れているので、未来は見えません。

だから失敗しても想定外でしたと、責任逃れになってしまいます。

プロジェクトが終わった後に、LL(Lessons and Lean)として反省します。

終わった後に反省しても、失敗の損失で会社が潰れてしまっては手遅れです。

どうしたらいいか。

 

プロジェクトに関わる仕事人としては、将来の事はわかりませんでは失格です。

明日、来週、来月、三ヶ月後、半年後、一年後、2年後を想定しまくるのです。

この先何が起こるか、何が最悪のケースか、考えまくるのです。

時間は存在せず、過去も未来も全ては同時に起こっている理論が本当であったとしても過去と未来は繋がっています。

yesman.hatenadiary.jp

まとめ

リーダーの仕事は先先読みとそれに対する準備です。

経験が無いから先が読めないと不安を持つ時間があるなら、間違ってもいいから先を想像してください。何が起こるか。想像に慣れていないなら、何が最悪かから考える。 

時間をテーマにしたSFのパラドックスは過去を変える事はできるのか、もし変えたら未来は変わってしまうのか。プロジェクトが最終的(未来)に失敗していることが決まってしまっているなら、それを阻止してやろうのつもりで色々工夫して取り組んでもらいたいんです。

 

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