エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

トラブルシューティング 叩く、揺さぶる、かき回せ

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昔、電気製品アナログだった時代、電気製品が調子悪くなってくると、バンバンと叩いたものです。叩けば部品の接触が良くなったのか、結構治りました、たぶん。

 

仕事でも私生活でも経済でも政治でも何でも、調子悪い時には、叩いて、揺さぶって、かき回す必要があります。

 

昨年の仕事でいろいろトラブルが発生した時に、私の尊敬しているひとりのマネージャーは、そのまま担当者だけやほかのマネージャーに任しておいては事が進まないので、とにかくひっかき回しました。専門性が違う分野でもあるので間違った意見や勘違いのあるのですが、間違った意見を言われると修正意見も出て、早いテンポで揺さぶるので事が収束してくるのです。

これは減衰のある振動系に似ています。問題が起こったら、その関係者に外力を加えます。

外力を加えると、俺のせいではないあいつのせいだとか、原因はこれだあれだと、色々な議論検討が活発になります。

議論検討を真剣に交わして行くうちに、解決案、落とし所に収束してします。

 

問題解決ではじっくり考えるは必要ですが、同時に大騒ぎして、叩き、揺さぶり、かき回わすことによって、適切な収束点にたどり着くものです。