プロジェクトが終わるとレッスンズラーンド(LL)をまとめます。
LLは失敗したことを繰り返さないようにどのように防ぐのが記録とノウハウです。
各部から出てきたLLを見ると直接原因は技術的なものですが、その起因となった原因はコミュニケーションが悪かったに集約されてしまいます。
情報が不確実であったが故に、間違った設計や作業をしてしまった結果なので、関係者間のコミュニケーションが不足していたのでトラブルが起こってしまったでまとめられてしまっているのです。
コミュニケーション不足が原因では根性論や小学生の反省文と変わらないので、最近はコミュニケーション無くともミス起こらないようにマニュアルに記載したり教育で周知するようになってきています。
一方、最近のコミュニケーションはメールが中心なので、年寄りの中には一方的にメールで情報を送りつけているのではないか、こんなやり方ではミスが起こるからコミュニケーションを良くしろとおっしゃる方はいます。
確かに沢山送られてくるメールの中に重要な情報があったら見逃されてしまうかもしれません。またメールだけだと内容を誤解されるかもしません。
なのでメールだけのコミュニケーション禁止、電話で話すなり面と向かって話すなりも合わせてしろと。もっともですがいちいちメール送りましたとか電話もらっても煩わしいですね。まあ、その通り電話かけてくる人いませんが、、
コミュニケーションが悪いことの問題は、一方的に送られた情報に対してこれは正しいのか、不足は無いのか、受け手がちゃんと考えないとダメなんです。一度で完全な情報は経験的にまずありえませんから、受け手が質問をしないとダメなんです。
急に質問しろと言っても質問は慣れてないと出来ないので、新人や若者にはどんな場でも質問をするように言っています。
受け手は情報を疑い、質問する。
会社の指示や情報の半分は間違ってますから。