エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

まさかのGE凋落から考える

 GEがダウ工業株30種平均銘柄から除外される。

ガスタービンジェットエンジンの分野では圧倒的に強い会社で株価が低迷して居るとは言え、除外するとは驚き。

エネルギー価格(石油ガス)が上がれば、GEの製品や関連会社の業績が上がりアメリカのエネルギー関連産業が持ち返すので、トランプ大統領はイランへの制裁を各国にも協力要請して居るのでしょうね。

jbpress.ismedia.jp

 

GEのどこが不振なのかはちゃんとした記事があちこちに出て居るのでそれを見てもうとして、上のリンクの記事に大事なことが書いてあったので、切り取っとおきます。

通常、CEOを選ぶとき、独善的で強い思い込みのある「変人」は取締役会から毛嫌いされます。一方、財務的なコスト削減や収益事業への集中をソツなく、手際よくこなす、常識ある経営者は、“リスクの少ない無難な人”として取締役会から受け入れられます。このため、アメリカでも大企業は“常識的な人”しかトップに立てなくなっています。

 

 景気が悪くなって来て、これまでの事業の先行きが萎んで来たとき、トップはこれから先のビジョンを示さないとなりません。日本だと経営計画とでも言うのでしょうか。

歴史の長い会社は、どうしても“常識的な人”しかトップに選ばれなくなっています。 ビジョンは本人が熱意を持って世の中をこうしたいんだとかがないと伝わりません。

 

アップル、グーグル、アマゾン、テスラ、、独善的で強い思い込みのある「変人」が始めた会社がこれまでになかったアイデアと熱意で会社が大きくなっています。

 

大企業が“リスクの少ない無難な人”常識的な人”だけをトップとその周辺に置いていたのでは、明確なビジョンも社員のモチベーションをあげることもできずつまらない企業に落ち潰れてしまいます。

 

 

製造業としてはGEはこれまで通りのGEとして縮小することなく頑張って欲しい。