今のAI技術と人間の違いは、意味の理解をできるかどうか。
ルーチンワークや例外の少ないマニュアル化された仕事は、教えられた通りに作業すればあまり考えなくても出来るようになっています。これらはどんどん自動化され、ロボット技術がもっと進めばそのさきは無人化されていきます。
プロジェクト的な仕事は予定通りに進まないので、プロジェクトの作業を細かく分類して一つ一つを定義して単純作業レベルまで落としこむことは昔よりはされています。しかしその細かく分類した作業項目を積み重ねて行ってもプロジェクト全体にはならないのです。それは境界条件つまり自分ではコントロール出来ない所が多すぎるからです。
境界条件、各作業、リスク、隠れた情報、隠された本音等々を意味を理解していないと、発生したトラブルをどう処理するか判断できません。
今後人間に残される仕事はプロジェクト的な物。
ルーチンワークはAIの奴隷仕事だけになります。
AIに勝つには、意味の理解ができていないとなりません。前例が無いことが起きた時に適切な判断が出来なくては、存在価値がなくなってきます。
いつも意味を意識するようにする
1. 指示されたことやマニュアルの意味を考える。何のためにその作業をするのか。
2. 自分の理解できないことを人に頼まない。
意味を理解できたら、その先は意味のあることをする。
意味のあることをするについては次回。