エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

プロジェクトに関して まとめ

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「意味のある事」と「意味の無い事」は、全体利益に基づいて発言すると、個別には存在自体を否定されてしまうようなケースも出てきます。

 

工場建設のプロジェクトのケースですと、スケジュール通りもしくは前倒しに完成することができれば、生産は早く始められて製品を市場に早く出荷することが出来て儲けることが出来ます。反対にプロジェクトが遅れれば、市場に製品を出荷することも出来ませんし、追加建設コストが発生してしまいます。

工場のオーナーと工場建設を請け負った建設会社の両方に取っては、早く終わることはWIN-WINであり、早く完成出来た場合にはインセンティブとしてボーナスを払うことがよくあります。

早く完成させるために、まず従業員の根性を叩き直そうとします。なぜ早く出来ないのかと。。。増員するかもしくは、やり方を見直してつまり「意味のある事」と「意味の無い事」を洗い出してやらないと変わらないのです。

「意味の無い事」とはやってもやらなくても何も変わらないどうでも良いこと。反対にやることによって、本来やらなくてはならない「意味のある事」にかける時間が減ってしまうことにもなる。

難しいのは「意味の無い事」をやめること。その担当者に対して、お前がやっていることは「意味の無い事」とは言いずらい。その担当者が正社員で無くそして他にやれることが無ければ、仕事を失うことになる。

プロジェクトが前倒しに完成することも、プロジェクト単位で短期に雇われていれば、仕事を失うことになる。なのでプロジェクトの前倒し完成は、全ての人に取ってのゴールでは無いのである。プロジェクトが遅れたほうが雇用が延長され個人の生活が安定するのである。

 

プロジェクトには多くの人が、同じ完成と言うゴールを目指して働いていると期待されています。

工場オーナー、建設請負会社、下請け、正社員、期間限定契約社員、、、

個人個人の雇用形態はまちまちです。

事実は全員が全員、同じゴールを持っているわけでありません。

 

プロジェクト成功で何が大切なマインドなのか、過去記事をまとめます。

 

 #3 オーナーシップをプロジェクトメンバーに持たせられるか

 

 #2 上手く行っている報告は時間の無駄。やってる感からの卒業を。

 

 

 

 #1 意味がわかって無いで仕事をしても上手くいかない。