エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

上司が心掛けること

iPhoneのアプリが不調でいいねが出来なくなってから、やる気がなくなりブログ書くの停滞していました。

 

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アベが辞めて少しはましになるとの期待も束の間、スガは単純に継続しているだけでなおさら悪くなっている。ちゃんと喋れないから会見をまともにしないのが許せない。官房長官ご飯論法のプロなので非常に不快だ。

取り巻き全て悪すぎる。

尊敬に値する人物は皆無だ。

 

子供の時、総理大臣や大臣や官僚は立派で優秀で尊敬に値する素晴らしい人たちが、国のために一生懸命に働いてくれていると信じていた。確かにそれほどは悪くなかったと思う。

だから彼らがやる事は信じていた。

 

小泉辺りからだろうかどんどんおかしな人物が総理大臣になり、その取り巻きもとんでもない奴ばかりになった。利権の継続を狙う組織に利用された二世三世ばかりの議員。そもそも頭も良くないしまともな経験もない。尊敬しようがない。

少なくとも国民を代表する議員に選ばれた以上は、尊敬される人物を目指して思考や行動をしなければならない。そうすれば少しは尊敬してもられるかもしれない。

会社でもそうだ、上司だからと言うだけで、部下に一方的に指示したりしては、下はついて来ない。尊敬されてないとダメなのだ。

学生の部活も、先輩は後輩に尊敬されないと、良好な関係は維持できない。

兄弟の兄も同じだ。弟に憧れてる兄でないと。

夫婦も恋人も同じだ。お互い尊敬の念を感じないと持たない。

 

人間、二人いたら尊敬されるように振る舞う事。

そうすれば自分だけ良ければ良いなんて考えは浮かばない。

今、政府を支配している人物達を、尊敬している人は皆無だと思う。マスコミや官僚の人事権を支配した事で恐怖で押さえ付けているだけだ。

 

上司は尊敬を得られることが大事。

どうすれば、尊敬を受けられるか、それは行動に一貫性を持つこと。これに尽きる。

前にその事は書いた記憶あるので、興味有れば昔のブログ探してみて。

 

エアコンの温度設定をなぜ間違えたか

 

先日、熱中症でお亡くなりになって発見された老人のニュースがあった。

エアコンはつけていたが、温度設定が31度になっていたとのこと。

 なぜ、こんなことが起きてしまうのだろうか。

前に母親がエアコンや床暖房の操作をいくら説明しても理解できなかったことがあったので、理由はよくわかる。

 

エアコンは冷房モードでも暖房モードでも、目標の温度を設定する。それに加えてパワーを大中小、そして風量を大中小調節する。 つまり3つの設定の組み合わせとなる。

 

これは電気製品の操作が苦手な人やボケ気味の老人には難しい。

 

温度設定のボタンは大体、上の写真のように「上下の矢印」で目立つ大きなボタンになっている。 頭が錯乱していると、暑いから冷やそうとして、冷房を強くしようとして『上矢印」の方を押してします。

数字がリモンコンに表示されているからわかるだろうと思われがちだが、視力が落ちてきいると数字はよく見えないし、それが目標温度とは知らないか、勘違いする。 

大きい数字の方が強い冷房になると信じて。

冷房と暖房時の矢印ボタンの使い方が逆になるから混乱するのだろう。

 

おそらく普段がから間違った設定をしていたのだろうが、これほど暑いことがなかったので、死ぬところまでにはならなかったのだろう。残念。

 

それでも、「冷房」と「暖房」のボタンの押し間違えはしない。

今後同じ事故を起こさないために、冷房の設定温度は最高で28度までしかできないようにロックする機能をつけるべきだろう。暖房は22度までとか。 チャイルドロックとして初期設定で出荷する。

 

電気製品の仕組みがわからず、エアコンがない時代、扇風機しか使ったことが無い世代は、おそらくエアコンの温度設定のことを理解しないで適当に操作しているのではないだろうか。 なんとなく気分で数字を上下している。いくら説明しても理解できなくなっている。

 

リモンコンのスイッチ、エレベーターのボタン、切符の券売機は国々で違う。

それは最初に慣れ親しんだ方法で決まってしまっていて踏襲しているのでしかたない。

 

ガラ携のショートメールまでは使えるが、スマホになったら機能が多くて、いくら簡単スマホとしても使えなくなってしまうだろう。機能を絞るなら外見と機能は老人でも使い慣れたガラ携のがいいだろう。

 

メーカーは、エアコンのリモコンの設計は見直した方がいいだろう。

リモートワーク 出社のメリット

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パソコンを使ったデスクワークが中心であれば、職場のIT環境が外からでも同じように使えれば、リモートワークでほとんどこなせる事は証明された。

 

世界中、一斉にリモートワークにならざるを得なくなったこともあり、皆仕方なく外部との打ち合わせや出張もリモートでやることになったが、これが心配とは逆に上手くこなせる事に驚きがあった。

誰も出張に出歩かなくなったのと誰しもパソコンやモバイルをいつも確認しているので連絡が直ぐに着くようになっていて、効率が良いのである。

 

それでも半分は出勤する。

出勤したとして打ち合わせはリモートの参加者もいるのでネットも併用。それなので出勤しても席で打ち合わせに出てる。基本在宅と変わらない。

そもそも出社しても話しかけられない限り黙っている人が多い。話しているのは、お喋りな人だけ。

 

毎日出勤しないデメリットはない。

新型コロナウイルスのおかげで、世の中の働き方改革は一気に加速したのは、良いことだ。

 

 

それでは、出社のメリットはなんだろうか。

 

出社してのメリット その1 有能の伝染

実際には指導をしなくとも、有能な上司や社員の側に座らせて置けば、自然と有能な人の仕事のやり方や話し方が伝染して、無能や若者は成長していく。有能は伝染する。反対に無能の近くに座っても伝染しないから心配ない。

 

出社してのメリット その2  愚痴

仕事は楽しいやりがいのあるものばかりではない。現実には、一見専門的でもほとんどが面倒で単純作業や意味が無いことが結構多い。雑用と言っても良いだろう。それを家でコツコツやってられるだろうか。

愚痴のひとつや二つを言いたいだろう。

出社して仲間と愚痴や上司の悪口を言い合い、気晴らししながらでないとやってられない。出社すれば堂々と残業代もつけられるだろう。断われない意味のない雑用は、残業代もらてないならやってられない。金で自分の時間を売ることだから。

 

将来が全く読めない世界になってしまった。バラ色の世界は見えない、だが破滅の道ともまだ言えない。

どんな将来が待っているのかわからないけど、小さな楽しみを見つけて日々やっていきましょう。

 

共同作業での禁止事項

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ゴールの形が決まっているプロジェクトは淡々と各自が担当のタスクをこなして行けば最終的に完成するのですが、残念ながら現実はその通りになりません。

競争環境で受注しているので、予算はカットされ、スケジュールは短縮され無理があります。 

それは昔からあることだと言われるかもしれませんが、昔よりプロジェクトはより大きく複雑でグローバル遂行であり、そして余計な事が多くなっていて昔とは違う物なのです。

 

昔のおじいちゃんのアドバイスを受けても、参考にならずもはや邪魔でしかないかもしれません。

 

プロジェクトは共同作業。

参考になるのが、”ギタリストの悩み解決”のブログ。

今朝のテーマは、「音楽共同作業の7つの禁止事項」

禁止事項

①連絡
②相談
③報告
④質問
⑤お願い
⑥会話
⑦笑顔

以上

 

blog.t-guitar.com

 

複雑で困難なプロジェクトを成功させる(もしくは失敗してもしかたなかったと言われる)には、この7つの禁止事項で進められるプロのメンバーをどこまで集めらるかだと昔から強く思っています。それと今は最新のIT。

 

是非、「音楽共同作業の7つの禁止事項」を参考にしてください。

 

スペックにあるから必要なのか、それとも必要だからスペックにあるのか

スペック違反

スペックに書かれていたことを見逃していた事が後々判明した時、

ある人は、スペックに書いてあるんだから、とにかくやらなくてはいけないと、無条件に従おうとします。実際には必要で無いどうでも良い事項であっても。

別の人は、スペックになぜこんな事が書かれているのだろうか、本当に必要なのだろうかと背景をまず考えて、やらないと不具合が出るのか考えます。

 

スペックにあるから必要なのか、それとも必要だからスペックにあるのか。

これは「ニワトリが先か卵が先か」の言い回しではない。どちらが先か明確である。

 

スペックにあるから必要とは限らない。なぜならスペックは結構間違っている。

必要だからスペックに必ず書いてあるかと言えば、必ずしも書いてない。なぜならあまりにも常識過ぎることまで書ききれないし、そうでなくても書き落としている。

 

スペックを理解する前に、物を理解していないと、スペックを正しく理解できないし、スペックの間違いに気がつかない。自分が理解できていないことを、人に要求してはいけないの。原理原則が根底。

 

 

トラブルが起きたら

技術的なトラブルが起こったケース、原因がなかなか判明しない事は結構あります。

どのような現象が起きているのか直接的に見たり測定できないので、何が起因で何が結果なのか、何が主要因で何が助長しているのか、、因果関係が分からない、、、

 

原因が解明できないから、だれの責任か断定できない。自分は悪くない、相手が悪いと責任回避が解決をますます遅くする。

 

真実はあるのですが、そこにたどり着くために責任はまず忘れてとして真実を探さないと解決ができないのですが、そうは言ってもビジネスなので責任となると損害賠償になるので担当者レベルでは責任は認めようとはしません。

 

トラブル原因究明は、先ずは責任は問わないとしてまず皆で進めよう働きかけで責任回避の守りの心境を皆から取り払わせます。

しかし世の中言っていることとやっていることは違うので、最終的に原因が究明された時には、原因を作った所が責任を追及されてしまうことになります。

原因究明のためにいくら協力的に尽力しても、責任は逃れられません。残酷です。

 

自分が限りなく犯人だと感じたら、責任分担を少しでも軽くするにはどうしたらよいでしょうか。

原因を一つでなく複合された結果とするしかないでしょう。

「ニワトリが先か卵が先か」や「どっちもどっち」に終わらせるために、やれる対策を一度に全部施してしまうのです。その結果問題が解決できれば、何が主要因だったのか断定が出来なくなります。対策を一つ一つ試行錯誤して試して行ったら原因が断定されてしまう可能性が高まります。

自分の責任が大きいと危機感を感じたら、他の理由も探して複合要因に持っていき、対策全部同時に打って解決を一発と決める。

トラブルが起こってしまったら、逃げたくなりますが逃げられませんので前向きに対応することが一番大切です。一番怖いのはトラブル対応でお金がかかってしまうことでなく、責任逃げの態度が嫌われて信頼を失い将来の仕事のチャンスを失う事なんですね。

 

 

クラシックギター オンラインコンサートまとめ

コンサートが全てキャンセルになってしまっているので、クラシックギターの巨匠の方々が配信(無料で)を行っています。

 

クラシックギターコンサートの観客の9割は自らのギターを弾くと言われています。

なので観客はこれら巨匠の演奏を神を拝むように見つめて聞いています。

一方、弾かない人には、クラシックギター(ナイロン弦で指で弾く)とアコースティックギター(鉄弦でピックで弾く)の違いも知らないかも知れません。クラシックギターの演奏は笑顔で引いているわけではなので見た目は地味なんで、地味で長い曲だと退屈に感じてしまいます。

 

荘村清志さんの演奏はアルハンブラの想いでから始まりわかりやすい曲が並んでいます。クラシックギターの曲をこれまであまり聴いたことがない方も是非聴いてみてください。

 


文京シビックホール リモートコンサート・シリーズ「荘村清志ギターリサイタル」

 


The Concert at Home : Shin-ichi Fukuda Guitar Recital (2020)

 


鈴木大介オンラインコンサート@Yamaha HALL

 


クラシックギター全ての初心者のため F.Sor 24 Petits Pieces Progressives Op.44 ソル 24の漸進的小品集 Classical Guitar Beginner

昔読んで感動したSF 竜の卵

前回、小学生の時に読んで感動した「地底世界ペルシダー」について書いたので、大学生の時に読んで感動したSFについて紹介します。

竜の卵 (ハヤカワ文庫 SF 468)

竜の卵 (ハヤカワ文庫 SF 468)

 

本はまだ持っておりますが、敢えて本を見直さないで記憶に刻まれた物を書きます。

 

冒頭で電波天文学専攻のアメリカの女子大学生が信号をフィルタリングする装置かプログラムの不調で、電波をマニュアルでフィルタリングしていた。そこで通常ならフィルタリングで落とされてしまう信号のなかから近づいてくる中性子星を発見する。

(感想:マニュアルで信号をフィルタリングする場面に何故か衝撃を受け感動した、、この記憶があるので、デジタルで処理されたりスキャンタイムが粗いようにデータは直ぐに信じないようにしています。)

 

中性子星調査のために、調査船が飛ばされ、中性子星からの信号を解析した結果、知的生命体チーラが存在していることが判明。その生命体の文明レベルはまだ低かったため、調査船から数々の情報を送り、それを受信してチーラは学び文明が進歩して行った。地球と中性子星の時間は全く違う。中性子星は地球の何枚倍ものスピードで時間が進み、世代交代が数十分で起こってしまう。(感想: ここが哀しい)。

チーラに取って地球からの情報伝達のスピードが遅いため、情報を途中まで受信した時点で待ちきれずにその先は自ら考えて進歩していた。

そして、チーラのレベルは人類を超えてしまい、今度は逆にチーラが人類に情報を教え始めた。

そうこうしているうちに、中性子星は地球から離れ、交信出来る時間もすくなくなってしまった。チーラは彼らの進んだ情報を人類に送った。ただしチーラは情報を送る際にメッセージを残した。

チーラは人類からの情報伝達スピードが遅かった為に、教わった通りだけでなく、自ら先を考えざるを得なかった。それが考える能力を磨き進歩につながった。教わった通りだけで自ら考えようとしていなかったら、情報をもらえなくなったらその先の進歩はできなくなっていただろうと。人類に情報は送るが、自ら考える能力を無くさないようにデータは全部見るな的な事を言っていたような記憶、、、

 

この本を思い出して、今の感想。

1.教育するときは全て教えるのでなくて、途中から先は自ら考えるようにしておかないと、知識はあっても教わった事しか出来ない人間になってしまう危険あり。
2. 人を採用するときや自分より優秀な人を選ぶべし。ちゃんと教育して行けばいつか若手は上司より優秀になり上司も学ぶ事できる。

若手人選の基本は自分より優秀な人を選ぶ事。

 

おかしな判断を止めるには「ナンセンス」と言うのがいい

 小学4年生の時、学校の図書室で子供向けに編集された「地底世界ペルシダー」をたまたま選び衝撃を受けて読んだ記憶が鮮明にある。SFと言う分野があることをその時に知ったことも覚えている。子供としての僕に衝撃的な本であった。

地底世界ペルシダー

地底世界ペルシダー

 

 「地底世界ペルシダー」は映画化されており、中学生だった時と思うがテレビで見ることが出来た。いや、もしかするとレンタルビデオだったかもしれない。

映画の冒頭場面は、学会の風景で始まっていた(ここは本とはちがっていた記憶)。

地球の内部構造に関してある学者が発表をしていたと思う。その発表に対して、「ナンセンス」、「ナンセンス」と何度も大声で激しくコメントする主人公がいた。

 

その「ナンセンス」と言う言葉をその時に覚えた記憶なので、おそらく字幕のビデオだったのだろう。「ナンセンス」は「異議あり」と字幕に出ていたかもしてない。

 

最初「ナンセンス」の発音を聞き取れなくて、なんて言っていてるのかわからなかったことも覚えている。辞書で調べたわかった時は、「ナンセンス」は僕のお気に入りの言葉になっていた。映画の「ナンセンス」とコメントする場面があまりにも衝撃的に感じたからであった。

 

その後「ナンセンス」は僕の頭の中にはいつもあった。

いつでも発声する準備は出来ていた。

しかし、この「ナンセンス」は、それなりにきつい言葉なので、親しい仲間意外には簡単には使えない。 

 

エンジニアリングはセンスである。

センスないエンジニアリングや設計判断は、後々問題を起こすかもしれない。

それ以上に10年後に経緯を知らない人が見たら、なんだこれは笑われたり驚かれてしまう。恥ずかしい物なのだ。

 

センスないエンジニアリングや設計判断がされそうになっているのを見つけたら、容赦無く「ナンセンス」と言うこと。

遠慮して優しく指摘するよりも、酷い物にははっきりと「ナンセンス」と指摘すること。酷いエンジニアリングをした人物にははっきりとわからせないとまた「ナンセンス」なことを繰り返すかもしれない。指摘してわからせないといけない。

良いセンスは身につかないかもしれないけれど、醜いセンスは二度とさせてはならない。

 

先日、外国人に対して理不尽な理由でおかしな設計判断をしていたので、それを止めるためにしかたなくペルシダーの映画を思い出して「ナンセンス」を何度も使ってしまった。できれば使いたくなかったが、いくら説明しても理解しようとしない場合はしかたない。バカにはバカと言う勇気、バカな判断には「ナンセンス」。

 

「地底世界ペルシダー」に出会ったことは、大袈裟であるがその後の僕の興味の方向性と人格形成に影響を与えたと思う。何事もたまたまであるが。

仕事のやる気を削ぐ物

Fire TV Stickが2000円引きになっていたので買った。

初期のFire TV Stickをこれまで使っていたが、リモンコン操作の反応が遅くいつもいらいらしていた。 

アマゾンの評価を見ると2世代目は反応早いとの評価。

その通りすばらしい反応でストレスがなくなった。

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

  • 発売日: 2019/01/23
  • メディア: エレクトロニクス
 

 今回Fire TV stickを新型に変えてあたらめて実感したが、反応が悪い道具は使っていてストレスでやる気を削ぎ、思考を阻害する。

パソコン、スマホ、画面の大きさと質、ソフト等々はケチらずに新型で大容量をつかうべきである。 

 

良い道具を使えば、さくさく動くし、やる気もでるし、美的センスも身に付くはず。

仕事はセンスとスピード感だからね。

 

報連相

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Twitterで上がっていた画像。こんな時代だね。

 

新入社員研修やハウツー本なんかでは、報連相が大事だと書いてある。

 

もう少し捻ると、順序は、

まず、相談。

次に、連絡、

そして、報告。

 

わからないことや問題が出てきたら、まず相談、そして経過を連絡して、最後に報告。

この順番大事ね。覚えておいて。聞いてないなんて責任逃れする上司もいるから。

 

子供や学生時代から、教えられなくてもそれなりに出来ていれば、自然と社会人になっても出来ているんだけど、ハウツーとして教わってもタイミングよく適切に出来るかだろうか。

何でもかんでも報告しているつもりなんだけど、肝心なことは怒られるから黙っていたりして事が大きくなって気がつく事もままある。

 

全ては想像力があるかどうかに集約される。

この先の展開はどうなるのか、相手はどの様に考えているだろうか、先々を想像して行動しているか。

将棋、麻雀やトランプは人間の駆け引きと先を考える良いものだったと思う。

 

今の世の中、凄く何事も便利になったが、それ以上に災害や問題が多い。

報連相なんて言ってると報告する事が仕事だと勘違いする人がでてくるので、そんな物は簡潔にやっとけと思う。報告して解決になったことどれだけあるか? 思い出してごらん。

 

つくづく各自に想像力と問題解決力が必要だと思う今日この頃。

 

 

 

即断即決、先送り、様子見

このブログのテーマは「センスとスピード感を磨く方法」。 

 

センスとスピード感で求められる能力の一つが「即断即決」。

 

ただ「即断即決」はストレートの豪速球のイメージなので、それに緩急を織り交ぜた変化球や敢えてケイエンしたりを加えてセンスもあるとなります。

 

プロジェクト的な仕事だと、毎日毎日何らかしらの問題が起こります。

その時に簡単な問題で有れば緊急性無くとも「即断即決」。

 

難し目で緊急性があると言われている問題はまず本当に緊急性があるのか考えます。

なぜなら今日中に判断するのと、3ヶ月後までに判断するのでは結果は同じではないかもしれません。

本当に緊急性があるとなったら、現時点でわかっている情報から判断をするしかありません。調べたり誰かに相談する時間が無いからです。その時の判断としては実害が最小限になる判断をすることになるでしょう(マキャベリ語録参照)。

 

緊急性が無く時間があるとなればより多くの情報を集めてより確かな判断が出来るようになります。

即断即決を急ぐことなく、先送りや様子見をしてより確実な判断をするために情報を集めてギリギリまで待つほうが良いのです。

 

即断即決は限られた情報で行うことになりますので、間違った判断をしているリスクは高まっています。そうならないためにも、緊急性がない問題は即断即決せずにギリギリまで引っ張って判断する方が間違いは減ります。

 

判断が求められたら、まずどれだけ緊急性があるのか自分で納得できるまで確認してください。依頼元に締め切りを聞いたら、早めに言ってくるので緊急性の判断をすることになってしまいますのでそのまま信じないように。

 

一つ気をつけないといけないのが、なぜ即断即決しないかの理由は周りに周知させておかないとなりません。そうでないと無能だから決められないと勘違いされます。やってる感は出しておくように。

 

まとめ

あえて即断即決をせずに先送りにするとは、単純に後で考えるのでなく、判断する時までに情報を集めて、絶えず考えを推考してより確かな判断をすることであります。

 

 

 

すべては「先送り」でうまくいく
 

 

 

 

「ベストを尽くす」と「がんばってる」は違う

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「みんなのために頑張ってくれている医療従事者の方々に感謝の意を示して飛行機飛ばすとか、学校で一斉に拍手しよう」とか「ゴミの袋にメッセージ書いて、ゴミ収集者に感謝を示そう」とか頑張っている人に対する労いを国や役所の偉い人が言い出すようなことがあった。

 

それに対しては、感謝はいいから労働条件の改善や金をくれに尽きる。病院は大変になってしまったがこれまでの医療が出来なくて収入としては激減でボーナスが減らされたとか。

 

 

「安倍さんは頑張っているのだから批判ばかりするな」はもっと酷い。

やってる内容に関わらず忙しそうに努力している(ふりも含む)人に対して批判を許さない風潮もある。

 

安倍晋三の場合は問題外だが、やり方がズレていても、苦しそうに頑張っている人(ように見える人も含む)に対して批判することは本来はするべきであるが、気の毒でもあるので、

それでも少しは考えてやれよ、いくら時間かけて考えても出来ない人には出来ないぞと、言いたくはなる。

 

ギブアップして他の応援を早く頼めばいいものを、そう言えないのでもうすぐ出来ますと「がんばってる」ことだけで終わらそうとする。それはマズい。

 

「がんばってる」はバカでもできる。

そうでなく「ベストを尽くす」に切り替えないといけない。

「ベストを尽くす」とはベストメンバーでやる事を意味する。

 

Mickle fails that fools think.

「下手の考え休むに似たり 」よい考えも浮かばないのに、いくら時間をかけて考えても無駄なことで、休んでいるのと同じで時間の浪費でしかないということ。 碁や将棋で、下手な者の長考をからかって言うことば。

 

まとめ

「下手の考え休むに似たり 」になってないか、気をつけよう。

 

PS

内によく来る白ちゃんが二匹の子猫を産んで連れてきた。外は厳しい世界だけど頑張って面倒見てる。母猫はがんばってるよ。

 

 

 

 

「気をつけていれば間違えない」

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プログラミングを書いたことがあるなら経験あると思うが、いくら気をつけて書いても一発ではうまく動かない。どこか間違えている。

 

大規模プロジェクトを多数経験して、トラブルの経験も知見も沢山あって、今度こそトラブル起こさないぞと、関係者一同色々考えて設計検証してテストしても、いざ本番となるとどこか間違っていてトラブル発生。

まず大丈夫と疑わなかった物だけに、トラブルの責任のなすりつけ合いが絡み原因究明は混迷を極める。

 

トラブルが発生しては絶対に困る時は、新しい物を採用するようなチャレンジはしないで、多少古臭くても実績が豊富な老練な物を選ぶほうが無難。

どんなに気をつけても間違いは起こってしまう。

 

トラブルはいつかは解決出来るが、そこに費やした金と時間と失った信頼は大きい。

「マキャベリ語録」から 追記6月27日

中世イタリアの思想家マキャベリは「マキャベリズム」という言葉で良く知られています。「マキャベリズム」とは遠慮なくずばり本質をついた権謀術と言ったものでしょうか。権謀術として読めますが深い思想です。

 

塩野七生さんのマキャベリ語録」マキャベリの思想の抜粋集。どんな言葉があるのかを知るにはとても良い本です。私は家では手元に置いていつも眺めています。

マキアヴェッリ語録(新潮文庫)

マキアヴェッリ語録(新潮文庫)

 

仕事で役立ちそうな言葉をいくつか紹介します。

 

「中ぐらいの勝利で満足する物は、常に勝利であり続けるだろう。反対に、圧勝しか考えない物は、しばしば、落とし穴にはまってしまうことになる」フィレンツェ史から。

 (私の感想:プロジェクトの仕事をしていると、顧客や取引先と絶えず追加だ変更だ契約違反だと揉め事や交渉があります。その際に徹底的に相手の責任を追求して完勝を狙い勝ったとしても、次の揉め事の際に相手から反対のことをされて完敗することもあります。たとえ相手に非が多くともWIN-WINの関係をいつも念頭に置いて進めることが最終的にはお互いうまくおわらせることになります。)

 

「軍の指揮官にとって、最も重要な資質は何かと問われれば、想像力である、と答えよう。この資質の重要性は、なにも軍の指揮官に限らない。いかなる職業でも、想像力なしにその道で大成することは不可能である。」戦略論から。

 (私の感想:想像力無き物に仕事はまかせられないです。)

 

「良い面を残そうとすれば、どうしてたって悪い面も同時に残さざるをえないのである。だからこそ、盛者は必衰なのだろう。」手紙より。 

(私の感想:人事評価の際に良い点だけを見て悪い点は見ない考えがあります。それは悪い点を直そうとすれば良い点も取れてしまうことになるから。しかし悪い点が残っているとそれがいつか足を引っ張ることになる危険があるので、トップに立つ物の悪い点はやはり正して置くべきだろう。)

 

今日はここまで。続きはまた。

 

以下追記 6月27日

 

「ある人物を評価するに際して最も簡単で確実な方法は、その人物がどのような人々と付き合っているかを見ることである。なぜなら、親しく付き合っている人々に影響されないですむ人など、ほとんど皆無と言って良いからである。」 政策論より。

(私の感想: 仕事で重要な交渉が予定されていて相手の名前がわかっている時、その人物がどんな人物でどんな経歴を持っているのか、どんな人とつながっているのか、私はFBとLinkedIn で時々調べます。FBは友達でないとあまり情報は得られませんがそれでも趣味や思考の傾向はある程度わかります。LinkedIn は仕事の経歴をかなりオープンにしていてつながりのある人も見えますので相手のレベルが把握できて交渉の準備に役に立ちます。反対に相手も見てる可能性あるのでそのつもりで。就職や転職でもおそらく調べられているでしょう。プラスにもマイナスにもなります、SNSは。)

 

「われわれが常に心しておかねばならなきことは、どうすればより実害がすくなくてすむか、ということである。そして、とりうる方策のうち、より害の少ない方策を選んで実行すべきなのだ。なぜなら、この世の中に、完全無欠なことなどひとつとしてありえないからである。」政策論より

(私の感想: 難しい状況で、絶対に失敗が許されないケースで、複数の選択肢がある場合の判断基準として心に留めておきます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事と職場を選ぶ際の条件

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私のお気に入りの「NYの会議翻訳者が教える英語」さんのツイート。

 

仕事と職場を選ぶ条件

①この環境にいると元気が出るか。

②この人たちと一緒にいると元気が出るか。

③自分が得意な分野かどうか。

収入は後から考えた方が失敗しません。

 

コロナをきっかけに転職や職種変えを考え始めている人は増えていると思います。

転職にせよ転部にせよ移動して見ないと相性は判らないかも知れませんが、面接や評判を出来る限り調べてから決断しないといけません。

 

仕事と職場を選びで迷ったら、この「NYの会議翻訳者が教える英語」さんのツイートを思い出してください。