人間はそう変わるもので無いので老害はもともと害であった人物。若い時は上司や誰か抑える人がいたのだろう。誰も注意しなくなったので調子に乗っている。前頭葉が劣化して抑制が効かなくなったこともあるだろう。つまりもともと腐っており害悪。
老害と嫌われも長年生きているだけあって経験豊富。なので得意な分野では若者にお節介や余計なことをしつこく言ってしまう。的確なアドバイスをしていていても、若者は頼んでいないので、はた迷惑で煩いと感じている。これは真の老害と毛嫌いせずには聞いて損はない。
老害と言われないために、天使の様な善良な本能になる様に努力するか。人間はそう変わる物で無い事と矛盾するが。
年寄りや酔っ払いは、同じ話を何度もする。
年寄りは同じ日に何度もするわけでないけど、誰に話したのか覚えていないので、持ちネタとしてあちこちで話して、聞いた人から同じ話を聞いたと言われる。
年寄りは大切な話だと思って沢山の人に伝えたいと、その話を熱心に話す。
ただボケて繰り返しているのではなく、皆んなに浸透させようとしているのである。一度話しただけでは聞いた人は忘れてしまうから。
職場で技術のトラブルを繰り返さない為に、定期的に勉強会をして職場の全員に情報を共有している。それでも同じトラブルが起きてしまうことがある。いくら情報共有していても一度説明しただけでは、実は聞き流されていることも多く身に付いていないようだ。
なので大事な事は繰り返し伝えた方がよい。その話前に何度も聞きましたと言われるまで。
差別するつもりなくても、差別につながる様な話は気をつけなくてはならない。ラグビー協会や別の会合で女性理事が厳しく意見をすることを指して、邪魔な事が多いと言いたいのだろう。それに比べて男性理事はしがらみや腰向けで厳しい発言は出来ないのだろう。お茶飲み会や電話で女性の話が長いのは当たり前。でもそれは理事会に選ばれるような賢明な女性の事では無い。直接ラグビー協会やJOCの女性理事の事を言えないので、一般化して喩えのように軽いユーモアのつもりだったのであろう。想像力が足りないだけ。老害でなくもともと。
老害とはなんであろうか。
老害はもともと害のある人。
老害という事自体が老人への差別なんだろう。