エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

2016-01-01から1年間の記事一覧

2017年の目標は現実歪曲フィールド

新年明けましておめでとうございます。 9月23日に発作的にブログを始めてれ3か月過ぎました。 ブログは8年前に2年間ほど海外赴任先での日記として書いていましたが、いつかまた自分の考えの発信としてブログを再開したい気持ちはずっとありました。それは…

コミュニケーションとプレゼンの関係

仕事でのコミュニケーションはほとんどがEメールですね。 電話も面と向かって話すのは面倒ですし、すれ違いで話せないことも多いです。 仕事でトラブルが発生して、その原因を調べると原因の多くがコミュニケーション不足と結論付けられます。これって本当で…

一位と二位の差

人生で影響を受けた人、尊敬する人、憧れる人は誰でも持っている思います。 僕に一人上げろと言われたら、迷わずジミーコナーズです。 中学の時に彼が全力でヒットするスタイルを見て完全にファンになり、その後も彼の言動にしびれました。 一つ自慢ですが僕…

ルールとはそもそも何か

サラリーマンは会社の就業規則(ルール)に従うことを求めらます。 朝の開始時間、昼休みの時間、服装、有給休暇、いろいろありますね。 (写真はルール無用の茶トラです) ルールとマニュアルの違いに関して検索してみたら、書き尽くされていますね。 ルール…

ネガティブ、ポジティブ、バリュアブル

異文化理解力の本に2種類の帯がありました。 すごく気になりますね。黄色の否定的な文章。 ”残念ながら、日本人の8割にこのビジネス書はいらない”こんな表現は気持ちよくないなあ。。。。。。 言わんとしていることはわかるです。この本はプロが読んでも参…

一つの行動で同時に複数目的は持ってはならない 

「人がとる行動はその人が持つ目的や目標に従った結果である」 目的に向かって人は行動しているので、人の行動を変えさせるには、目的を変えないと行動は変わらないというアドラー先生の分析でした。 (写真はぜんぜん関係ないですが、みなとみらいで写した…

eメールの誤送信と転送されるリスク

情報漏洩対策が強化されてなんか不便だしメールは中身を覗かれているし、いやな気分がしているのではないでしょうか。 退職時に会社の情報をスカウトされた海外にお土産で持っていくようなことが、ニュースに一時よくでてましたから仕方ないですね。 ただ最…

会議 質問のセンスと意見の勇気

会議で積極的に発言したり、セミナーで質問していますか。 対立を避けて言いたい事を我慢してませんか。 異文化理解の本では日本は最もおとなしいと思われて居ます。 ある講習に参加して、人の発言や質問を聴く機会がありました。 誰でも自分の専門で無かっ…

エンジニアのセンス 聞きたい報告と聞きたくない報告

報告書を書くとき何に重点を置いていますか。 見て聞いてきたことを忠実に報告しないと行けないと考えるか、人によっては自分がいかに頑張ったかを報告しようとするかもしれません。 記録としての報告は、前者の通り細かいことでもあとあと役に立つデータか…

エンジニアのセンス どんな人が成長してるか

どんな人が良きエンジニアとして成長しているか。 大学を卒業して会社に入り、上司の元で10年経験し、その後は自分が若者を指導する立場で20年が経ちました。 振り返ってみるて、どんな人が成長しているかまとめてみます。 <まずは学歴の面からの評価> 1. …

エンジニアのセンス ジョイントベンチャーはなぜ大変か

大規模なプロジェクトは契約金額が大きいため、一社でそのプロジェクトを契約して遂行することは、失敗した時のリスクが大きく会社の存続を揺るがしかねません。 それが故に複数の会社で組む必要があるのです。 また会社は同時に複数のプロジェクトを並行し…

エンジニアのセンス 異文化との仕事

外国人と一緒に仕事をしたことありますか。 アメリカの赴任から戻った若者に、現地での体験を基に話してもらいました。 今まで数多くの国でいろんな会社と仕事をして来ましたが、それは殆どが我々がリーダーで我々のやり方をほぼそのまま海外に持ち込んでい…

トラブルシューティングのセンス8 ゲロを飲み込む勇気

大トラブルは直ぐにゲロるが原則です。 隠しきれない本質的な問題なので時間があるうちに対策を打たないと後で本当に手遅れになってしまうからです。 きょうは反対にゲロを飲み込む勇気の話です。 何かあったらなんでもすぐにゲロりなさいと言うと、なんでも…

エンジニアリングのセンス 年を重ねて変わったこと

大学を卒業してから働きはじめて30年、国内・中東・東南アジアのプロジェクト、多種多様な顧客、メーカー、パートナー会社の人たちと働いて来ました。 この30年間、技術は進歩してトラブルは無くなるかと思いきや、一向に減りません。 複雑化、巨大化した…

エンジニアのセンス  AIの弱点は「意味の理解」、人間は?

帰りの飛行機の中で読んだ朝日新聞に「東ロボ」君の記事が出ていた。 AIに大学受験受験をさせて、AI技術の向上と限界を探る実験だ。 僕が大学生の時、通産省の音頭で第5世代コンピュータ計画があった。記憶がある限り、今のAIのブームと同じように世間はも…

仕事のスピード感 せっかちな人々

せっかちな人々はどんな世界にも一定の割合で存在します。 写真はドーハでぶっ飛ばしていたGTR。 会社と町内会で心当たりを数えてみると、 真正せっかちは50人に1人か、それ以下の率で存在します。 彼らはエネルギッシュで細かいことにも気がつきリーダーシ…

トラブルシューティングのセンス7 取り越し苦労は無理にでもしろ

<一旦、取り下げてきた書き込みを一部修正してアップし直しました> 今朝は曇りかなあと思ったら、急に豪雨。 中東の冬は時々大雨がふり、地盤が水を吸わなく水はけがわるいので、粘土状にどろどろになります。それが乾くと細かいホコリ状になり風が吹くと最…

設計ミスを無くすことは可能か?  猫と犬

現場事務所の下に猫がいました。時々事務所内も歩いています。 といても可愛い顔していて尻尾のしましまも素敵です。 猫は事務所や現場やキャンプでよく見かけます。人間が居るところにはだいたいいますね。犬は最近ほとんど見かけません。狂犬病の恐れがあ…

トラブルシューティングのセンス6 ゲロる勇気

大きなミスが当然見つかることがあった時あなたならどうしますか? ここでどうするかが、トラブルシューターの試練です。 だいたいの場合、スケジュール最優先の状況下なのでそのまま進めたいのですが、 欧米の顧客の場合、隠されていることを極端に嫌います…

トラブルが起こる条件

これまでトラブルシューティングに書いてきましたが、 トラブルは起こさないことが一番。 トラブルがどんな条件で起こるか分かっていれば、それを未然に防ぐことも出来るはず。 トラブルの種が何処にあるのかどんな条件で発生するのか、私の業界を例に時系列…

エンジニアのセンス 危険を感じるか

中東や海外の建設現場はテロや工事の事故に巻き込まれる危険は有るのですが、実際には万全を期しているのでそう危険なことはありません。 そんな中で危険なのは交通事故。日本に比べてはるかに飛ばしますので何かあればすっ飛びます。最近はかなり取り締まり…

トラブルシューティングのセンス5 想定外をどこまで想定するか

トラブルシューティングとしてまず原因を突き止めようとしますが、簡単には原因は断定できないものです。 考えられる原因をリストアップして、状況から可能性を絞っていきます。因果関係の説明がつけばそれは現象として納得が行くので、原因としてありえるこ…

トラブルシューティングのセンス4 日本人の弱点

複雑な大型の装置でトラブルゼロで終わらすことは奇跡でもないかぎりありえません。 それは人間がやっているからです。 では、なぜトラブルが起こってしまうのか。 一般化すると、 1. 普段と違うことをやるときに、影響をよく考えていない。 2. お客に言われ…

トラブルシューティングのセンス3 まずじっくり考える

出張の先に到着しました。道中の飛行機の中でずっと考えていました。 普段はメモはほとんど書かないですが、トラブルや発表や新しい研修アイデアを考えるときはフリーハンドで図表を書いていきます。 そのメモを人に見せながら、意見をもらって、仕上げてい…

アドラー心理学 人生で大切なもの

アドラー読んで明確になった。 この三つのどれが欠けても幸せは薄く感じる。 それぞれ普通でいいのかも知らないけど。 飛行機、飛ぶ前に自生のブログかな ランキングアップの応援のポチをお願いします! にほんブログ村

いつもと違うやり方に変えるリスク

メキシコ湾での原油流出、福島原発の非常用電源の喪失、JAL123便の墜落等々はじめ複雑なシステムの事故はほとんど設計がもっとしっかりしればどれも防げたかもしれません。 過去の大事故の教訓を受けて数々の安全設計の検証手法が作られてきました。 新規に…

エンジニアリングで一番大事なもの 信頼性の次に来るもの

信頼性がある機械およびシステムとは 類似使用条件下での類似設計の連続運転実績 的確なスペアリングフィロソフィー 設計、製作組み立て、据え付けでの品質維持(サブオーダー品、コンポーネント含む) 故障が発生しても常に安全な状態に移行できる 実績がある…

エンジニアリングで一番大事なもの 信頼性

若いとき、自分が設計に関わっていた設備が爆発する夢を時々見ていた。 自分の知識と経験が求められているレベルにまだまだ到達してなかったので、絶えずミスに対して不安があったので、寝ていても気になって夢にも出てきたのだと思う。 だんだん経験を積み…

リードエンジニアのセンス 仕事効率化

仕事でも家庭でもなんでも対人関係の類は最初が肝心です。 以前担当した巨大プロジェクトの場合、私の専門分野だけでも顧客エンジニアが4人も5人も駐在しておりました。 日々の仕事で何に時間が取れらているか考えてみると、それは説明(報連相)です。顧…

アドラー心理学 理解できない行動の理由 目的論

プロジェクトを進めている時、その仕事を担当している人はその仕事の成功のために働くことを求められています。全員、当然そう考えているだろうが前提になっています。 時々、どうしてこの人はこんな判断するのか、センス悪いなあ、なんで行動しないのか、ス…