エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

面倒くさいという気持ち

世の中には、自分が面倒くさいことを嫌うあまり、さりげなく人に押し付けてしまう人がいる。 「あれ、やっといてくれる?」とか「これ、得意でしょ?」なんて言いながら、しれっと自分の負担を減らそうとする。 ああいうのは、正直許しがたい。 面倒くささと…

寓話:幸せの市場と不幸せの市場

むかしむかし、結婚市場が盛んな国がありました。そこでは、結婚相手を探すための大きな見本市が年に一度開かれ、独身者たちは皆そこに集まりました。 市場には大きく二つのエリアがありました。ひとつは「妥協市場」、もうひとつは「理想市場」です。 妥協…

寓話: 「フクロウとカラスとカエルのことば」

『フクロウとカラスとカエルのことば』―分かり合えぬという怠惰について― 森の片隅で、老フクロウが木の上から森を眺めていた。 ある日、カラスがバタバタと怒りながら飛んできた。 「フクロウ先生、カエルに“うるさい”って言ったら、怒って水かけてきたんで…

寓話: 「すべて計算通り……ではない」

アフリカの広いサバンナに、動物たちが協力して作った「火と光の工場」がありました。 その設計をしたのは、一羽の若いフクロウでした。 頭の回転が速く、どんなトラブルも数と仕組みで解いてしまうので、動物たちは彼を「博士」と呼び、頼りにしていました…

寓話:「森の王様と小さなリス」

むかしむかし、ある森に、ライオンの王様がいました。 ライオンは強くて頭も良く、たくさんの動物たちがその力を恐れ、彼に従っていました。 ある日、森に住む小さなリスが、王様の作った「ドングリ税」に不満を言いました。 「王様、ドングリは森のみんなの…

壊し屋の功罪と人事評価の不条理

組織というものは、どんなに立派な理念を掲げて始まったとしても、時間が経てば形骸化する。最初は「社会のため」「未来のため」と言っていたはずが、いつの間にか「この組織を守るため」に動くようになる。そうして、誰もが暗黙のうちに「変えないこと」が…

寓話

森永卓郎さんは亡くなる直前に寓話の本を出した。それを真似して自分の分野での寓話を書こうとしているのだが、なかなか難しい。 前職時代の話は時効だから書いても怒られないだろう。在職中は何度か注意を受けた事があったけど。

会社で期待してはいけないもの

会社に何を求めるかは人それぞれだが、「これは期待しないほうがいい」と断言できるものがいくつかある。 まず、「上司の理解」。これに期待すると大抵裏切られる。なぜなら、上司は部下のことを理解するために存在しているわけではなく、部下を管理するため…

「キツネとツルの工場建設」ジョイントベンチャー寓話 

とある国で、巨大な工場建設プロジェクトが始まった。規模が大きすぎるため、経験豊富な大企業「フォックス・エンジニアリング」と、現地で圧倒的な実績を持つ「クレーン・テクノロジーズ」は仕方なくJVを組むことになった。 しかし、どちらも「本当は単独で…

「うさぎと亀 〜報われぬ努力〜」寓話

森の会社では、お人好しだった亀は、すべてを引き受けることの危険を学び、時には「NO」と言うようになりました。 一方で、うさぎは理不尽なことには怒りを見せつつも、常に論理的で冷静に、最も正しい方法で仕事を進めていました。 うさぎの言うことややる…

「うさぎと亀 —お人好しは損をする—」寓話

むかしむかし、森の会社に猿課長とうさぎ社員、亀社員がいました。 ある日、猿課長は仕事を部下に振ろうとしました。重要な案件はうさぎに、誰でもできる雑用は亀に任せることにしました。 「うさぎに雑用を頼むと面倒だが、亀なら断らないからちょうどいい…

脳は記憶で出来ている。では、感情は何で出来ているのか。

脳というのは、つまるところ記憶の集積である。幼少期の記憶、学習した知識、過去の経験、それらが織り重なって「私」という存在を形作っている。では、感情はどうか? 科学的に見れば、感情は脳内の神経伝達物質の化学反応で説明される。喜びはドーパミン、…

「プロジェクトは伝わらないまま崩れていく」

プロジェクト管理というと、タスクの整理、役割の割り当て、期限の管理といった作業が思い浮かぶ。もっともらしい。が、実のところ、プロジェクトの成否を決めるのは、そういった外面的な段取りではなく、「伝達」だ。 言い換えるなら、プロジェクト管理とは…

「プロジェクトと気合い」

プロジェクトというのは、たいてい途中で行き詰まる。最初は意気揚々と計画を立て、目標を設定し、メンバーを集めて議論を重ねる。しかし、いざ実行に移すと、想定外の問題が次々に噴出し、スケジュールは遅れ、予算は膨らみ、関係者の顔色がみるみる悪くな…

「発明」短篇SF

天才科学者のA博士が、新発明を発表した。 「この装置を使えば、無駄な時間 を完全になくせる!」 スイッチを入れると、定例の報告会議、無意味な上司とのone on one、モチベーションを下げるだけの人事評価、会社の飲み会、親に似て出来の悪い子供の子育て—…

「バグが見える仕事、見えない仕事」

世の中には、能力の差がはっきりと見える仕事と、そうでない仕事がある。プログラマーとプラント設計エンジニア。この二つの職種を比べると、その違いがよくわかる。 プログラマーの仕事は、シンプルだ。コードを書き、バグを潰し、プログラムを動かす。バグ…

『嫌われる勇気』を実践するのは本当に可能なのか?

『嫌われる勇気』は数百万部を売り上げ、自己啓発書の中でも特に影響力のある一冊となった。しかし、本当にその教えを実践している人はどれほどいるのだろうか。 この本はアドラー心理学を基に、「他者の評価を気にせず、自分の人生を生きる」ことを説いてい…

Sの魔力

「動作はスローでスムース、そしてスピーディー」――なんだか矛盾しているようでいて、妙にしっくりくるこのフレーズ。確か昔、どこかで聞いた気がする。あるいは、勝手に自分の記憶が作り出したのかもしれない。いずれにせよ、この言葉には妙な魅力がある。 …

孤独な男の物語を繰り返し見る理由

映画やドラマは基本的に一度しか見ない。 結末を知ってしまえば、もう見る必要がないからだ。 ミステリーは犯人を知ったら終わりだし、どんでん返しものは二度目にはどんでもなんともない。派手なアクション映画も、一回目の爆発が最も派手で、二回目はただ…

専門性がない上司に専門家を評価できるのか問題

これ、職場でよくある話だ。エクセルの使い方もおぼつかない部長が、バリバリのデータアナリストの仕事を評価するとか、プログラムの「プ」の字も知らないマネージャーがエンジニアにダメ出しするとか。いやいや、あなたが何を基準に「これはダメ」と判断し…

「やる気は才能の代用品ではない」

世の中には、なまじっかのやる気が害悪になる場面がある。いや、「ある」どころの話ではない。「頻発する」と言うべきだろう。 たとえば、職場に一人はいる「相談せずに勝手に動く人」。このタイプは、誰かがちゃんと決めた手順を「もっと効率的にできるので…

「能力・礼節・愛嬌」

人間社会というのは、実力主義のようでいて、実のところ「能力」だけで回っているわけではない。かといって「愛嬌」だけで食っていけるほど甘くもない。ましてや「礼節」だけで生き延びるのは、坊主の世界でもない限り難しい。 この三つをどう組み合わせるか…

「二人の大統領と、一人の独裁者」

アメリカ大統領とウクライナ大統領がホワイトハウスで会談し、決裂したそうだ。いや、正確には「決裂した」のではなく、「罵り合った」挙げ句、「物別れに終わった」というのが実態らしい。会談の場が、国際外交の舞台というより、場末の酒場での喧嘩に近い…