エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

それ、どこの常識?

モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ (幻冬舎文庫) 作者:宮崎智之 幻冬舎 Amazon 設計の現場でしばしば出くわすのが、「それは常識だ」と言い張るだけで、何の根拠も説明しようとしないベテラン技術者だ。若手が「なぜですか?」と聞こうものなら、「そ…

「匂いは武器か、偽装か」

最近、家庭菜園をちょっと始めてみた。といっても、バジル、春菊、大葉とかニラとかしそを育ててる程度。でもびっくりしたのが、このへんの植物って、ほっといても元気に育つ。雑草みたいな強さ。 で、ふと思ったんだけど、これらって全部「匂い」が強いんだ…

主語

人間というやつは、自分のことを語るのが苦手だ。 いや、厳密に言うなら、「自分の責任である」と言いたくないだけなのかもしれない。めんどくさい自己開示を避けるために、我々は好んで、主語を他人にする。 「最近の若者はすぐ辞める」とか。 「上司が無能…

「六人を超える会食には参加しない」

いきなり自白するが、私は「六人を超える会食には参加しない」というポリシーを、かれこれ5年ほど貫いている。きっかけは単に、会話が成立しないからだ。例外としては親しかった同僚の送別会などは参加するが、それは会食でないく葬儀の時のお別れの気分に近…

見えているのは結果

世界は荒れまくっている。物価が上がっても賃金は上がらない。若者が結婚を諦める。これらの現象は、まるで天気のように「仕方のないこと」として語られる。だが本当だろうか? 私たちが目にする現象は、すべて何かの「結果」だ。原因がある。意図がある。市…

「キレる」の経済学

前にも書いたが、僕は激しく怒るいわゆるキレる事は、どんなに厳しい状況でも、年に最大2回までと制限している。 キレる、という行為には、意外とコストがかかるからだ。 声を荒げる。顔を紅潮させる。机を叩く。あるいは、長文のメールを深夜に打ち込む。 …

「前泊 vs 始発」

「出張は、前泊するべきか否か?」 これ、真面目に議論するには少々こっぱずかしいテーマである。なにしろ、われわれの社会には「責任感」とか「コスト意識」とか、耳ざわりのいい単語が過剰供給されていて、そこに「前泊」という生々しい実務の話が混ざり込…

代理戦争と板挟み。

会社というのは、基本的に誰かが誰かの「代理」として動いている場所だ。部長は常務の意向を汲み、課長は部長の顔色を伺い、平社員は課長の胃袋事情を察しつつ、その合間に自分の業務をこなす。つまり、全員が誰かの代弁者であり、同時に犠牲者でもある。 で…

文章の長さ問題

文章が長いと読まれない。短いと伝わらない。では、どこまでが「ちょうどいい長さ」かという話になると、これがまた厄介だ。 メールなら3行が理想だと言われる。挨拶、要件、よろしく。それで済むなら、それに越したことはない。でも現実には、説明が必要で…

トラブル対応の心構え

工事が終わって、「さあ動かしてみよう」とスイッチを入れると──まあ動かない。これはもう風物詩に近い。 しかも、動かないだけならまだマシで、液が漏れたり、軸が折れたり、変な音が聞こえてきたりする。 動かない理由はいろいろある。設計段階で想像力が…

ひがむ人はなぜひがむのか

僕はひがまない。 というか、「ひがむ」という感情がどういうものなのか、いまひとつ実感がわかない。 けれども、僕の周りにはいる。ひがむ人たちが。わりとたくさん。 たとえば、母。 友人にも、職場にもいる。 で、思ったのだが、ひがみというのは「性格」…

丁寧な敵意の作り方。―言い方フィルターが職場を変える―

人は見た目が9割とかいうけれど、職場でのやりとりにおいては、「言い方が10割」である。 少なくとも、メールやチャットといった非対面の場面では。 「お疲れさまです」から始まり、「よろしくお願いいたします」で締めれば、 だいたいの文面は“礼儀正しい”…

「好きなこと」と「得意なこと」

人は「好きなことを仕事にしなさい」と言われると、なぜか背中を押された気になるらしい。たぶん、その言葉のなかに「夢を諦めない君って素敵」みたいな、青春ドラマのエンディングで流れるBGM的なご褒美が含まれているせいだ。が、そいつはだいたい嘘だ。 …

寓話: ハリネズミと穴の話

ある静かな森に、小さな村がありました。村にはハリネズミのハルが住んでいて、誰からも「物静かでいい子」と言われていました。 ある日、村の真ん中に小さな穴が空きました。初めは誰も気にせず、ただのくぼみだと思っていたけれど、数日後、その穴にネズミ…

分断列島シビルウォー 短篇SF

関東の人々は、あのコテコテの関西弁が苦手だった。 声が大きく、抑揚が強く、イントネーションが独特で、距離が近い。話し合いというより漫才のように聞こえてしまう。 「そんなオチいらないから」と、会議の後で関東人たちはよくこぼした。 関西の人々は、…

「再設計」エンジニアリング寓話

「このライン、逆流の可能性は?」 検査担当が口にしたその一言に、K係長の心臓が跳ねた。 高圧ガス製造プラントのバルブ。もし逆流すれば、機器が破損し、重大な事故になりかねない。だが、設計図には確かに完全に逆な作動が記載されていた。 K係長は黙って…

家庭菜園の状況

五月初めに植えた野菜が育ち始めました。 上の写真は春菊です。種がダイソーで2袋100円でした。 簡単ですぐに収穫できそうなものばかりですが、育つのを見ているのは楽しいものです。 これはバジル、苗を150円くらいで購入しました。大きくなって来ていい匂…

チームに無能が混ざると、なぜ崩れるのか

世の中には、「優秀な人だけ集めれば、仕事はうまくいく」と信じている人がいる。 まあ、理屈としては正しい。理屈としては、ね。 でも現実には、どんな職場にもいくらかの“無能”が混じる。 そして厄介なのは、その一人が思いのほかチーム全体を崩す力を持っ…

群馬より怖いところ

石破茂が群馬で「群馬人の県民性っぽい話」をして、それがニュースになっている。たぶん、アイスブレークとして面白く話そうとしただけなんだろう。 これくらいはセーフだろうけど、 最近は何でも差別につなげてあげあしとってくるので迂闊に発言できない。 …

何故飽きるのか

最近家庭菜園を始めてサラダ用の葉っぱや20日大根を作った。簡単にたくさん出来て、毎日食べているのだが、だんだん美味しくなく感じてきた。最初は美味しく感じても、毎日毎日同じ物を食べると飽きてきらいになってしまうということだろう。 で、ふと思った…

自慢

自慢には、少なくとも二種類ある。 ひとつは、「オレってすごいだろ」型。 もうひとつは、「昔こんなミスしちゃってさあ」型。 前者は説明不要だ。筋トレの成果を見せびらかすタンクトップみたいなもので、見せたいのか、見られたいのか、もはや区別がつかな…

ブログアップ800回目

ブログもとうとう800回。ここまで来ると、ちょっとした節目だ。だが「800」と聞いて、まず思い浮かんだのが「嘘八百」という言葉。せっかくの記念に“嘘”がついて回るというのも、なんとも皮肉である。 そもそも「嘘八百」とは、「ありとあらゆる嘘、数え切れ…

休日とは何か、という難問

いや、休む日でしょ、と言われたらそれまでなんだけど、実態はどうかと言えば、掃除、洗濯、買い物、親の顔を見に行って、ついでに冷蔵庫の中身を確認して……っていう、いわば「生活の下請け業務」を請け負う日になっている。これ、たぶん多くの人が、あえて…

頭の中って、自分でコントロールできるのか

長年、自分の頭の中の変化について感じている事を書く。 小学校の四年生くらいまでは、毎日が「発見」だった。知らない昆虫の動きとか、空の色が昨日とちょっと違うことに気づいたり。そういうのが、頭の中にどんどん入ってきて、考えることが楽しかった。 …