2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧
大きな会社には、「逃げ場」がある。 人間関係に疲れたら、部署を変えてもらうなり、フロアを変えるなり、最悪トイレの個室で2時間やりすごすこともできる。 だが、小さな会社にはそれがない。 何がないって、「クソから逃げる手段」がないのだ。 クソは、早…
石破の比較第一党発言で思った。 ふざけるなと。 「うちの会社、ブラックだけど、あそこの会社よりはマシだよね」とか 「この政治家、嫌いだけど、他の候補よりマシだから投票するわ」とか 「ウチの子、ゲームばっかやってるけど、不登校じゃないからいいか…
「日本人ファースト」ってのは、言いたいことは、わかるんだよ。「まずは自国民を助けろ」って話。 でも、それなら「ヘルプ日本人」とか、「ファイト日本人」みたいな言い方も併用すれば、もうちょっと柔らかかったはずだ。 「ヘルプ」には寄り添いの気持ち…
政治家、経営者、エンジニア、教師、介護職、保育士、芸術家、職人…… どの職業にも、それなりの経験と修練が必要で、素人がノリだけで突っ込めば、誰かが火傷するし、最悪の場合、命が散る。 ところが、「政治」と「経営」と「スタートアップ系の仕事」に関…
「レスポンスは早い方が良い」 などという決まり文句は、だいたいメールのフッターにでも刻んでおけばいい話であって、実生活では、そうそう正義でもなければ、美徳でもない。 というのも、こっちが思いやり100%、もしくは単なる反射神経で「了解です!」な…
私はね、休日に仕事のメールを見るかどうかなんて、そのときの“心の状態”で決まると思っています。 仕事が楽しくて、やりがいがあって、何より「自分の中で意味がある」と感じているときには、休日だって自然とメールを見ますし、むしろ「ちょっとでも前に進…
昔々、とある森の中に「ミドリ株式会社」という小さな会社がありました。そこにはいろんな動物たちが働いていて、仲良く……とまではいかないけれど、なんとか日々をやりくりしていました。 その中に、一匹のハリネズミがいました。名前はトゲゾウ。彼はとても…
昔々、とある森に、ライオンとネズミが住んでいました。ライオンは力が強く、堂々としていて、森の王としてみんなから尊敬されていました。でも、その反面、短気で怒りっぽく、ちょっとしたことですぐに吠えまくる性格でした。 一方、ネズミはとても臆病で、…
ある町に、虫眼鏡を手放せない男がいた。 彼はいつも町を歩きながら、建物のヒビ、道の欠けた石、店の汚れた窓を見つけては人に教えた。 「こんなヒビがあるままでは危ないですよ」 「掃除がなっていませんね」 最初は人々も感謝していたが、次第に顔をしか…
フリーアドレスの職場では、誰もが快適な席を探す 問題は、その席が、煩いメンバーの隣しかあいてなかったり、香辛料の匂いの強い外国人だったり、上司の陰険な目の届く近くだったりすることだ。 つまり、避けたいものの中から「まだマシ」なものを選ぶとい…
人が人生で迫られる選択の大半は、火と熱湯のあいだを選ぶようなものだ。どちらに手を突っ込んでも火傷は免れない。ならば、少しでも浅いやけどで済むほうを――そう考えるのが、私たちのいう「最悪の中の最善」だ。 だが、これは本当に「選択」なのか。選択と…
究極の選択:「メールで礼儀正しいのに話すと高圧な人」と「話すと普通なのにメールだと堅苦しく高圧な人」問題について 世の中には「メールの人格」と「リアルの人格」が一致していない人が、いる。というか、けっこういる。多い。 で、その人格の不一致を…
「古古古米が買えた!」と喜んで、そして意外に美味しいと投稿している知り合いを見た。ふるさと納税の返礼品も「お得にゲット!」などとSNSに投稿し、どこかに行けばインバウンドの方が沢山いたと全く危機感がない。私はそれを見るたびに、なぜか胸の奥がざ…
「お前は、いったいどっちの味方なんだ?」 そう聞かれても、ピンポン玉には答えられない。だって、球には立場がない。あっちに打たれ、こっちに返されるたびに、自分がどこに属しているのか、だんだんわからなくなるからだ。 だけど、そうやって「中立」の…
板挟みの話を、つい先日書いたばかりなんだけど、今日はその延長戦として「仲介」について少し触れてみたい。 まず、板挟みになる人というのは、基本的に気が弱い。あるいは、優しすぎる。言い換えるなら、便利に使われがちなお人好しだ。彼らは自ら望んで間…
この2か月間、練習してきた「別れの前奏曲」。哀愁に満ちた美しい曲で、難易度もちょうど良く、何とか形にはなってきた。とはいえ、どうしても引っかかる箇所があって、レッスンで先生に指摘されて初めて気づく。やはり、自分だけの練習では限界がある。音楽…
雑用は、物理的な負荷というよりも、心理的な温度差で重たくなる。 言い換えれば、「お前、これやっとけよ」というひと言が、氷のように冷たいか、それとも布団のようにぬくぬくしてるか――そこが分かれ道だ。 たとえば、心の底から信頼している上司に「これ…
ふとしたときに、「なぜ自分は自分で、あの人はあの人なのか」と考えることがある。たとえば電車の窓に映る自分の顔を見たときとか、スーパーで知らない人と目が合った瞬間とか。目の前のあの人にも、わたしと同じように「自分」がいて、「この身体の中に閉…
ビートルズ全詩集 作者:内田 久美子 シンコーミュージック Amazon 「これは時間の無駄だ」と切り捨てる自分がいる一方で、「人生なんて所詮、暇つぶしだ」と達観している自分もいる。この二つの思想は、どちらも私の中にあるのに、しばしば激しくぶつかり合…
人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20 作者:山口 周 ダイヤモンド社 Amazon 老人は、病院のベッドに横たわっていた。医者は「余命一週間」と言ったが、本人はもう何年も前からそれを待っていた気がする。 「人生なんて、…