エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「頑張った」の正体

ワールドカップ、日本は本当に惜しかったですね。誰の目から見ても「頑張った」と言える熱戦だっただけに、残念でなりません。この「頑張っている」という状態について、少し考察してみたいと思います。### 結果と努力の基準努力の末に結果も出ている状態な…

今週の希望

先週のブログは、少々トーンが尖りすぎていたかもしれない。見返してみれば、どうも愚痴や文句、悪口ばかりが並んでいて、このブログ自体が私のストレス発散の場になってしまっている気がする。これではいけない。せっかくの週の始まりだ。今週を気分よくス…

組織において「扱いにくい人」ではなく「無視できない人」を目指す意義

組織の中に身を置いていると、「あの人は扱いが難しい」と評される人物に必ず出会います。自分のスタイルを崩さず、時に周囲の意見に真っ向から異を唱えるようなタイプです。しかし、その人物は単に組織の歯車として収まりが悪いだけの「扱いにくい人」なの…

失礼な人はなぜ失礼なのか

世の中を眺めていて、ふと立ち止まる瞬間がある。なぜ、この人はこれほどまでに「失礼」なのだろうか、と。誤解のないようにあらかじめ断っておくが、これは鏡を見ながらの反省文ではない。幸いにして、私は「失礼な人間」の側に属してはいないという自負が…

その承認に付加価値はあるか

設計の仕事は新たに物を作ったり図面描いたり説明書類書いたりと思いがちだが、極端に言うと8割の人の仕事は、創造的で無く人がやった仕事をチェックしたり承認したり、はたまたケチつけたりだ。そこに付加価値がつけられていれば良いのであるが、、では、チ…

スピード、センス、そして「高速な自己防衛」

「センスとスピード」これが、このブログが一貫して追いかけているテーマだ。今の時代、スピードに関してはAIを使えば何倍、いや何十倍にも加速できる。これまで数日かかっていたリサーチや構成案の作成が、ものの数分で目の前に現れる。では、もう一つのテ…

図面の差分、自分の差分

子供でもできるのが、間違い探し。図面が改定されたら、新旧の二つを比べて変更された部分を見つける。正しくはどこが変更されたか、一目でわかるようにされているはずなので、本来は探さなくてもいい。簡単な仕事である。しかし、改定部分がわかりにくい時…

「感じ悪い」を世界に増やさないために

最近、どこを見ても「カスタマーハラスメント」の話題ばかりだ。かつて一世を風靡した「お客様は神様です」なんて言葉は、今や絶滅危惧種か、あるいは悪しき時代の遺物のように扱われている。だが、この風潮を真に受けて「これからは客に毅然と対応していい…

健康診断

今週、定期健康診断を受ける。 腹部エコーにバリウム、心電図、採血、毎年ひと通りやって異常なし。いや、採血でコレステロール系は注意喚起は最近出ていた。何も自覚症状もなく食べ過ぎがいけないのだけど。 健康は努力もあるけど、結局は遺伝のくじ引き。 …

「話しにくい人」に利点はあるのか。

これまで「話しやすい人」の得ばかりを考えてきたが、ふと逆を考えてみる。いつもしかめ面で「話しにくい人」に、あえてメリットはあるのだろうか。そもそも「話しにくい」には二通りある。一つは、面倒くさくて嫌なやつだから周りが話したくないケース。も…

「管理職」ではなく「管理人」

企業ではどこもかしこも「中期経営計画(中計)」を掲げ、複数年の計画を立ててはその進捗を毎月毎月報告させている。私はもう管理職ではないので横目で気楽に眺めているが、およそ成果が出ているようには見えない。出来もしない人間が担当に据えられたり、…

飽きると言う事は何か

「飽きる」という現象は、実は非常に贅沢な生存シグナルだ。もし明日食べるものに困る飢餓状態にあれば、毎日同じ芋であっても歓喜して貪るはず。つまり、対象に飽きることができるのは、そこに「安心感」という安全基地が担保されているからに他ならない。…

「そっち、危ないですよ」と言われるために。

なぜ、いつも「話しやすい人」でいたほうがいいのか。理由はいたってシンプルだ。自分が気づいていない盲点に誰かが気づき、ピンチの前にそっと教えてくれる――そんなセーフティネットを人生に張るためである。いつでもしかめ面で、声をかけにくいオーラを放…

時の流れ、velocity を感じる瞬間

ふとした瞬間に、時の流れ、、そのvelocity(速度)を感じることがあるだろうか。私たちは日々、その時、その時において「今どうするべきか」という次の行動を常に考えて生きている。実はその決断の瞬間、人間は、いや、気ままに暮らす猫であっても、確率的…

リスク回避の病理

大規模プロジェクトが難航し、企業が致命的な打撃、いわゆる「ゲームオーバー」に追い込まれる事例が後を絶ちません。チャレンジし過ぎたスケジュールや予算設定、昨今の物価高、深刻な人手不足、さらには地勢的な問題など、要因は様々です。これらが絡み合…

アイデアが続く限り

何事も、これに尽きると思っている。仕事、ブログ、車、ギター、家庭菜園、人の世話、ジャンルなんて何でもいい。物事を動かし、そして続けていくための本質は、すべて同じところにある。それは「アイデアが続く限り続ける」ということだ。世間ではよく「モ…

絶対に失敗できない「勝ち戦」で、退屈な人間に成り下がらないための3つの作法

誰しも人生のどこかで、「なぜあの時、落ちてしまったのか」「なぜ失敗したのか」と頭を抱えたシチュエーションの経験があるかと思います。しかし、実はその真逆にある状況——つまり「まず落ちることはない」という圧倒的優位な面接こそ、最も足元をすくわれ…

「盛り」の代償と嘘の連鎖

一度嘘をつくと、その後の辻褄を合わせるために、ずっと嘘を言い続けなければならなくなる。これが嘘の持つ本当の恐怖だ。さらに厄介なのは、嘘がバレそうになった時に人が繰り出す「論点ずらし」である。人間は、他人の論点ずらしに対して直感的な不快感を…

「盛る」本能と、エンジニアの「もうすぐできます」という嘘について。

人間であれ動物であれ、「自分を大きく見せたい」「優位に立って選ばれたい」とアピールすることは、生存本能としてきわめて自然な衝動だ。孔雀が美しい羽を広げて己を誇示するように、私たちも言葉や実績を少しばかり「盛る」ことで、自分を良く見せようと…

「さよなら」の重さについて

ふと目にした言葉が、胸の奥に静かに着地することがあります。「別れがこんなに悲しいのは、幸せだったから。」それなりの年月を生き、いくつかの大きな喪失を乗り越えてきた今なら、この言葉の持つ本当の輪郭がよく分かります。人生における四つの「わかれ…

続・長所と短所のあいだで

昔からよく考えていることだけど、人間の短所を無理に直そうとすると、その人の良いところまで一緒に消えてしまうことが多い気がする。それはきっと、長所と短所が全く同じ一つの性質の「裏返し」だからなんじゃないか。自信はないけれど、そんな気がしてな…

長所と短所のあいだで

一つの発明や便利な道具って、いつも表裏一体ですよね。ある目的には最高の「長所」になってくれても、別の視点から見ると、とたんに困った「短所」として牙を剥く。一番身近な例でいうと、薬の主作用と副作用の関係がまさにそれかもしれません。風邪の辛い…

軌道と距離感

「重力」の話に、もう一度戻る。引力があるからといって、引き寄せられたモノ同士がすべて一つにぶつかって、潰れてしまうわけではない。宇宙の星々を見ていると、彼らは絶妙なバランスでお互いのまわりを回り続けている。近づきすぎて衝突するでもなく、遠…

正面衝突のバカバカしさ

「もっと安く、もっと早く、もっと高品質に」競合がひしめく泥沼の市場(レッドオーシャンなんて格好いい言葉で呼ばれるけれど、要するにただの消耗戦だ)に巻き込まれたとき、真面目な人ほど、この呪文を唱えて真正面から突っ込んでいく。相手が100の力で押…

進化の邪魔をしない遺し方

生物の基本は、子孫を残して命を繋ぐことにある。環境の変化に応じて自らを変異させ、適応していく。すべては生存のためだ。なぜこれほど精緻なシステムが最初から組み込まれているのか、私にはわからない。自然の営みを前にすると、ただ圧倒されるばかりだ…

周波数と共鳴

前回書いた「重力=魅力」という話の、もう少し先のこと。引き寄せられた人と人、あるいは人とモノが、そこからどうやって深く結びつくのか。それを考えると、物理のもう一つの現象が思い浮かぶ。手元にあるギターの弦を一本、ぽんと弾いてみる。たとえばそ…

「重力」と「魅力」のあいだ

私たちは普段意識することはありませんが、この世界にあるすべてのものは、空気さえもが地表面にピタリと張り付いています。もし重力がなかったら、あらゆる物質は宇宙の彼方へバラバラに散らばってしまうでしょう。そう考えると、重力こそがこの世界の「す…

ライバルは排除すべき「敵」か、競い合う「良き同業者」か

ものづくりの現場、設計室、あるいはプラントの建設現場。私たちエンジニアは、常に競合他社の製品スペックや、隣の席の優秀な同僚という「ライバル」を意識しています。彼らは排除すべき「敵」なのか、それとも高め合う「良き同業者」なのか。物理的な制約…

リアリズムと理想論

技術と会社目標について考えてみる。 会社という場所では、しばしば「現実的に考えろ」という言葉が飛び交う。 売上はいくらか。利益率はどうか。納期に間に合うのか。 もちろん、それは大切なことだ。給料は理念では支払えないし、請求書は哲学書の感想文で…

第一印象はどれほど正しいか

仕事において「第一印象」はどれほど正しいのだろうか。長年組織に身を置いていると、初対面の空気感でその後の関係性が予見できることもあれば、見事に裏切られることもある。例えば、最初に「愛想がない」と感じたとしても、日本の職場では単に無口やシャ…