彼女は天才子役として一斉を風靡した後、子役のままでは限界もあるし金も稼げないので、13歳で独立し事務所作ったりアイドル目指したり女優を目指していた。問題は彼女の気性が激しく周りの大人たちを振り回す暴君であったがために、しくじりを繰り返してしまった話であった。
彼女の性格と環境が要因であるのは確かであるが、暴君を助長してしまったのは幼い彼女が見ていた大女優たちの振る舞いであったようだ。大女優は現場では絶対であるので、一部の性格の悪い大女優のわがままな振る舞いを見て、杉田かおるはそうするものだと勘違いしてしまった。大女優の全てを理解して真似するのなら良い点もあったのであろうが、目立った悪い点だけをまねしてしまったのである。
これに似た事は会社でもあります。暴君でも能力的に一目を置かれる上司を見て育った場合、部下にその暴君的な点だけが身についてしまい、部下がとんでもない社員に育ってしまうのです。そもそも暴君であっても有能な上司は、有能があるが上に周りからもみとめられていますが、また見えないところでは周辺に意外に気を使っています。凡庸な部下は有能なところはなかなか真似できないので、暴君的の表面的な所だけ身についてしまい、周りに嫌な思いをさせて、あいつとは仕事したくないと言われるようになってしまいます。
まとめると、部下は上司のやり方を真似しますので、暴君の上司はご注意を。
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