デビエーションに関しての続き。
デビエーションをちゃんと書く、つまり顧客から承認をもらえるデビエーションを書くことは仕事を進める上で重要な事であるのは前回書いた通りです。
その後、ある人のブログを読んでいて、重要な事を見逃していたことに気がつきました。
日本人と欧米人のとらえ方の違いを考えてデビエーションは書かないといけません。
デビエーションとして、いくら論理的にとうとうと説明をちゃんと書いても、やってできるなら、最近はやれなんです。
デビエーションを書く理由の多くは、その要求の通りにすると、コストがかかるもしくは時間がかかるというのが多くの理由です。
デビエーションで、控えめに”It is difficult to comply.... " とか書くと、金と時間をかければできるではないか、やれと言われます。もしくはやらないなら金を返せと。
ですので、出来ないものは出来ないとはっきりとデビエーションに書かないといけません。 控えめの美徳は混乱の元です。
出来なものをやれとは言ってきません。その代わりにやらなくても問題がない事を具体的に説明を丁寧にしないといけません。
究極な話、要求が間違っていない限り、金と時間をかければ出来ないことはほとんどありません。しかし、売り手としては普段やっていないことや、いくら要求だからと言ってもやる価値が無いものに手間暇をかけたくありません。
ですので、出来ないと明確に書いて、出来なくとも問題が無い事を得々と説明をするのです。
まとめ
出来ないものは出来ないと明確に。そして出来なくても問題ないことの説明を論理的に具体的に。
中途半端に議論が深まってしまうと、金かければできるなら、つべこべ言わずやれと最終的に言われる事が多いので、そうならないように最初の説明で決着をつけるべくデビエーションはしっかりと用意する。
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