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短調はなぜ寂しく感じるのか

 

alhambra

クラシックギターの名曲「禁じられた遊び」も「アルハンブラの想い出」も、短調長調短調で構成されている。始まりの短調の暗さがたまらない。

短調の曲がなぜ寂しく感じられるのか今まで考えたことがなかったので調べて(検索)して見た。 基音から3番目の音への距離(音の高さ)の違いが、短調の音階の寂しさを感じさせているようです。期待を裏切って音の距離が短かったがっかり感。。理由はこれだけで無いようだが、この基本的なことも音痴なので知らなかった。

長音階では、基音から順に次の音までの「距離」が、次のように表されます。
全・全・半・全・全・全・半
(半:直前の音の周波数に対して「2の12乗根」を乗じる
 全:直前の音の周波数に対して「2の12乗根倍」の2乗を乗じる)
一方で短音階の場合には、
全・半・全・全・半・全・全
となります。
このような各音の間の関係は、いわば「構造」として変化しません。
基音から見て第3音までの「距離」が、長音階では「全・全」なのに対して、短音階は「全・半」と短くなっています。一般にはこの「欠落感、不足感」が短音階の「憂愁感」を生み出すものと解釈されています。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/247279.html

 

しゃべりでは音階は意識したほうがいいのだろうか。

プレンゼンで原稿を棒読みすると、抑揚がなくてロボットが喋っているようで、非常に聞きづらい。これは音階(抑揚)がないから、長調でも短調でもないので話しての感情が伝わらないのだろう。

日常の会話は気分(感情)のまま、話しているので、話しての感情は話し方で伝わって来る。

プレゼンでどうしても棒読みしかできない人の場合は、長調短調の音階を意識して喋ると抑揚がついて聞いている方に気持ちが伝わるかもしれない。失敗すると北関東弁のように語尾が上がって、どこの出身ですかと聞かれるかもしれないが。。。標準とされている日本語ってそもそも抑揚があまりないから、イントネーションが少しでも聞き慣れないと違和感感じるし。

 

寂しい気分の時、短調の曲を聞くとより寂しくなりそうな感じもするが、実際には寂しさが柔らぐ。 これってどんな理屈でそうなるのだろうか。