エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

アンケート結果を信じていいのか

Evaluation scale

それなりの人数を集めて行ったセミナーやレクチャーは、だいたい参加者に結果がどうであったのかアンケートをとっています。

自分が話したり主催側であった時には、人のことはあまり気にならない私でも、アンケート結果は気になります。

 

参加者がアンケートに答えてくれたのですから有効に利用しないともったいないです。

 

アンケート結果の利用法に関しては、良い面と悪い面があります。私の普段感じているアンケートの読み方使い方を独断で紹介します。(偏見ではないと信じて)。

1)会社内のセミナーのアンケートに対しては、よかったと言う当たり障りの無いコメントが中心。それは話をしてくれた講師に対して気を使っていることと、そもそもそのセミナーに自主的に興味を持って参加してないので、あまり感想がない。それでも数人は具体的に自由記入欄に何か描いてくれる。このコメントがとても参考になり励みにもなる。

2)セミナーが成功であったかどうかは、アンケートの好評をつけてくれた数を過去のセミナーと比較して漠然と判断したりします。8割以上が好評と感じてくれれば、まあ成功したかなと思いますが、6ー7割ぐらいだったらどうか。3人に一人が満足していないのですからたぶんセミナーは失敗だと思います。

3)セミナーの開催者としては、失敗とは言いたくありませんから、7割の方から好評の評価をいただいたでパチパチでうやむやでしょう。3割の不足と感じた人が具体的にどこがダメだったのか、自由記入欄に描いてくれて入ればそれを謙虚に重く受け止めて次回に反映することが大事です。聞き手のニーズに合わない話は不満足が高まります。

4)生のアンケート結果をそのまま、開催側メンバー以外に好評することはまず無いと思います。自由記入欄のコメントで開催者側に都合の悪いことは隠し、良いことだけを選んで上司に報告するかも知れません。またアンケートに記入なくても、自分の言いたいことをアンケートの意見として混ぜて、皆がこう望んでいると操作するかも知れません。 僕は生のアンケート結果以外は、操作されている匂いがよくあるので、他人が評価したアンケート結果は鵜呑みにはしません。

アンケート取ろうが取るまいが、結果がどうであれ、悪意のある主催者は最初から自分の考えがあるので、自分の言いたいことをあたかもアンケート結果から得られたように発表するものです。

 

アンケートとは少しずれますが、アマゾンの評価表示は悪いものも良いものもそのまま載せており、偽物の評価も混じっていますが、それなりに役にたつものであのやり方が一番透明です。

 

 

「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法

「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法