エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

形容詞や数字は大げさに話さないほうが良いわけ

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 トラブルの原因は責任問題になるので、誰しも自分の非をなかなか認めないものです。

最近の電話会議でも、99.9%この原因だなんて証拠がまだない状況で言い出す人もいて、90%ぐらいと言っておけば良いのにと思ってしまいました。原因が簡単に断定出来ない時には、全く予想もしなかった事が隠れたりしたりしてることがままあるのでそんなに自信満々に言っては後で恥を書くのです。

形容詞や物の言い回しも技術的な議論であれば余り大袈裟には言うと印象を悪くします。

若い時、東南アジアに納めた機械が立ち上げて数ヶ月で損傷して、製作したメーカーの人と現地に調査とお客さんに説明に言ったことがありました。その時私はこの類似のトラブルは日本で一件起きたが、世界ではそれだけですと"....in the world"と言ってしまったのです。お客さんのエンジニアはベテランの人だったので、その材質の実績は日本とその国だけであることが直ぐにバレてしまい恥をかいた記憶がずっと頭の片隅にあります。in the worldは言い過ぎだったのでした。

それ以降なるべく何事も具体的は数値で言わないと不信感出るなと気をつけるようにしています。

99.9%や、世界に無いとか、深刻な場面では大袈裟数値や言い回しは、聞いたほうが良い印象を受けないので控えたほうがよろしいでしょう。