欧米白人男性は人の名前をよく覚えていて凄いなあと、若い時によく感じた。
それから体力も凄い。2昼夜連続にもなる機械の性能テストでも居眠りする気配なくしっかりおきていてさすが体力が違うなあとも、若い時によく感じた。
今、思い出して見ると、彼らは相手に呼びかける時に名前で呼びかけるし、礼儀としても必要だから、一生懸命にわかりづらい日本人名を覚えと用途努力していたのだと思う。決して記憶力が日本人に比べて優れているわけでもないかなと思う。
夜中にピンピンしていたのは、ヨーロッパから出張で来てい他ので、時差で夜中でも眠くなかったのであろう。日本人のように会議や仕事中に眠そうにすること自体をそもそもしない。
覚えている名前と覚えてもらえない名前の差はなぜ起こるか。
会った人の名前を全部覚えることは無理。
少なくともまた会う可能性がある人の顔と名前は覚えておきたい。仕事でもプライベートでも。
私より年下の同僚が、最近よく人の名前をど忘れして、あれあれあれとか言っているので、それは興味を持っていない人や重要人物だと思っていないから、名前が出てこないんだよと話していました。
その証拠として、今は周りに居なくともお世話になった強烈な個性の上司や同僚たちの名前は忘れません。
男であれば、初めて意識したり好きになった女性の名前は何人いようが全員絶対に忘れて居ないはずです。女性は記憶を上書きするとも言われますが、男は違います。
人の名前を覚えられないのは、覚えようとする努力をして居ないことが原因ですので、これは相手に興味を無理やり持つ以外にはありません。無理やりです。
一方、覚えてもらうための努力もしないと、覚えてもらえません。
日本の会社員、特に男性は誰も同じような格好をして居ます。似たスーツ、髪型、メガネ、鞄、靴、体型。そして会議には大人数でやってくる。見た目は似て居ても、中身がそれぞれ個性が有って違うことはよくわかっているのですが、大人数で似ていると数時間の打ち合わせだけでは、参加者全員のことを記憶できないのです。相手にそれでも覚える努力をしろとは無理な話なのです。