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町内会の将来をどうすべきか?

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私の家は40年以上前にハウスメーカーが分譲したおよそ200世帯の中にあります。

元々この地域に住んでいたわけでなく、社宅として住んでいた借り上げアパートの近くに、中古物件として売りに出ていた物で、とても気に入ったので衝動的に購入したものでした。

 

この住宅地の住人は開発時から住んでいる人が8割でほとんどの人が70才をこえております。日産や三菱等の工場地帯からの通勤圏ということもあり、ほとんどがサラリーマンなので皆温和で非常に雰囲気の良い町内会です。

 

最近、住民が高齢化して、一人暮らしも増え、順番で回ってくる自治会役員が出来ないと言う人が増えてきました。これは日本中の町内会共通の問題です。

これまでの活動を続けることは、引き受けた役員の負担が重くなりすぎ、その噂が広まれば尚更役員を引き受けれないとなります。

 

先週の月例会議で来年からの町内会活動をどうするかの議論を現役員で始めています。

意見が割れて結論は出ません。長老の方は周りの他の町内会との比較と上部組織の自治会連合会との関係を重んじて、活動の縮小は出来ないと主張しています。おそらく自治会連合の会合から、連合主催の運動会やバレーボール大会に出ないとなると、その出ない自治会は非難されるようなんです。

現在の町内会は行政の仕事の一部を任されてやっている部分があり、行政組織に取っては町内会組織は下請け稼働部隊として必要なんですね、多分。

 

賃貸で住んでいる場合は別ですが、死ぬまでそこに住んでいるような住宅地は住民の懇親と支え合いは大切です。それは疑問の余地はない。

しかし役員のなり手が減る中、必要最低限の活動に絞り、町内会活動に参加できない人が、それでも町内会に入っていて良かったと思えるようにするには何を変えないといけないか、議論してます。

昔からの世間体を気にしている長老とこれから活動の中心になる世代との落とし所が見つけられるか、、

 

皆で来月の会合までに、アイデアを持ち寄ることになりました。

町内会会長は最後に、「皆からに色々な意見をだしてください。ただしそれを採用するかは会長として町内会のために決めさせてもらいます」と。

 

その発言に対して、私は「町内会のためでなく、住民のためです。間違えないようにお願いします」言ってしまいました。このセリフはNetflixで観たサバイバーでの大統領の発言を参考にしたものでした。

組織維持の様な議論になった時に、使えます。

 

まあ、これまで頑張って町内会を引っ張って来られた長老たちに向かって、その活動は意味が無いからやめようなんて、言うのは気の毒でもあります。

本当に誰もやる人がいなくなってから、突然中止でいいのかなとも思えてきた。

長老に逆らっても悪い噂を流されるだけだろうから。