中東のアラブの国の若手エンジニアが日本に来て、彼らが日本に驚いたことを二つ話してくれました。
一つ目は、日本の子供達がちびまる子ちゃんと同じように黄色い帽子とカバンを背負って朝から歩いていること。感動して写真を撮って母国に送ったとか。
日本のアニメは昔から彼らの国でも放送されていて、特に人気なのが名探偵コナン。作者は天才だと感心していた。
二つ目は、車が全然来ていないのに、日本人は信号が赤だと絶対に渡らないこと。彼らの国では信号が赤だろうが車が来ていなければ道は渡るそうだ。これに関しては、感心していたのか、呆れていたのか読みとれなかったが、日本人の真面目さには驚いていたようだった。
日本人の真面目さを彼らが何から感じているかというと、トヨタのランドクルーザーとレクサスの信頼性が大きいようだ。
日本人は信号は守る。これは交通安全の意識よりも道徳として赤信号では体が硬直してどんなに見通しが良く全く車が来ない状況であっても足が前に出ないのではと思う。
そして、青になったら、車が来てようが確認もせずに飛び出して行く。
ついでに言うと、赤信号みんなで渡れば怖くない。自分が先頭に立つことや矢面に立つことを嫌う。
なぜそもそも信号があるのか、本当にそこに必要なのか考えれば答えは出る。
吉澤ひとみの事故も自転車と歩行者は向かって来る車が絶対に停まるかどうかは少しは心配しながら渡っていなかったのだろうか。向かって来る車が減速している気配が無い、運転手が前を見ていないかもしれないとか渡る時に向かって来る車があれば信号が青でも気にしなければダメだ。
何千、何万台と車が来れば、信号を見逃す車は0.01%ぐらいはいるであろう。自動ブレーキがもっと普及すれば、今回のような低速での信号見逃しの事故は防げるだろう。
まとめ
信号が青でも向かって来る車がちゃんと停まる確証は無い。青だから何も考えずに渡らないこと。これは車が全く来ないのに赤信号だと絶対に渡らないことの裏返し。
自分の身は自分で守る。
試しに赤信号では渡ってみるといい、その時は360度全方位に全神経を使って渡ることになる。その時の感覚を青信号でも忘れなければ事故に巻き込まれることは無い。