エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

日本人はもっと面倒臭がらないとだめや

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アメリカ人と日本人、もしくはアメリカ人とそれ以外の国の人の一番の違いは、面倒臭がり屋であることだと思う。

最近、日本に駐在している典型的な白人男性と仕事をしていてよく感じる。

 

IT化する時、かなりの日本人は今までの紙を使っていたやり方をただ電子化しようとする。エクセルでホームシートを作ってそれにタイプする。ここまではまだ少しは許せるのだが、それをプリントアウトさせて捺印させたり手書きのサインを要求してくる。そしてそれをスキャンしてメールに添付して相手に送る、、、

アメリカ人はとにかく面倒臭いことが嫌いなので、仕事のやり方をまず簡単にシンプルにしようと考える。上の日本人やり方にはうんざりさせられる。

 

古臭い日本人はEメールでのやり取りは正式で無いとして、何でもかんでも合意した記録として再度レターにしろとか、MOMとして記録に残せという。そしてMOMはプリントアウトして手書きサインをしてスキャンだ。

アメリカ人はEメールでのやりとりでも責任のある合意であり、レターやMOMとの違いは無いと考える。Eメールで済ますことができればそれは記録として残るのであり、レターやMOMと同等。とにかく不必要な面倒なことはしたくない。

 

日本人は、決められた事は疑いなく従うように教育されて来た。どんなに面倒くさくとも多少は愚痴は言いつつも仕方ないとやる。

決められた事が、よく練られた合理的なものであれば良いのだが、そうでないものが多い。

マニュアルをいちいち見たり、人から使い方を教えてもらわないと、理解できないインターフェースが醜いシステムが日本には多い。センスある人間がもっと時間と手間をかけて作り込めばもっと良くすることができる。

使うのが面倒臭いシステムにはもっと文句を言うべきである。

 

日本人はもっと面倒臭がって、悪いものを治していかないと、仕事も社会の作業効率は上がらない。