終身雇用でいつも同じメンバーで仕事をしていると、お互いの経験や性格や能力を知っています。
そのためどうしても有能な社員に沢山の難しい仕事が集中してしまいますが、その方が頼りになるし仕事が進みます。
忙しくても将来のリーダーとして周りから認められていれば有能は受け入れて来ました。
無能なメンバーもそれなりに面倒くさくて誰もやりたがらない仕事を引き受けて一生懸命にやっていました。
仕事の仕分けはあまりはっきりせずお互いカバーしあいながら落ちがないようにしていました。
これはお互いを知り尽くした家族的な社員だけだったからできたのでしょう。
古き良き時代は終わり、仕事はより大規模により複雑に国際的になりました。
一期一会でメンバーを集め、細分化された役割にはめていきます。各自の仕事の役割分担はより明確化されています。
お互い自分の仕事で非難されないように保守的になってしまいます。相手の仕事に余計な口出しは相手がちゃんとやってないことの指摘にもなるのでうかつに言えません。
昔は昔、今は今。
いつの時代でも、大変な中に楽しみを見つけてやっていきましょう。