エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

目標設定の目的は

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どの企業、どの組織でも目標設定はしているだろう。

目標設定の目的はなんなんだろうか。

結構難しい問題だと思うので考えたみたい。

 

<ボーナス査定や昇進の判断材料として>

ボーナス査定や昇進を行う際に、公平で透明性を持ってそして本人にも納得させるため、事前に目標を立てさせてそれが達成できたのかの評価を行うシステムをやらざるを得ないのだろう。

しかし査定や昇進の判断は、誰が見ても優秀で人物も立派でないかぎり、どうしても上司に忠実であったり、政治家のようにどこからかのチカラが働いて決まることもあるようで、もともとの目的である公平性と透明性は疑わしい。世の中、公平性や透明性とあらためて言われるのは裏を隠すための表であるから。

 


<モチベーションを上げる為>

査定や昇進はどうでもよい。

大事なのは、目標を立てることでモチベーションが上がるのか下がるのかである。

公平性と透明性となると目標は具体的にそして定量的な指標が求められる。

つまり夢のような目標は許してもらえない。

世界初、世界最大のこの仕事を絶対にやり遂げる!何て書くと凄く夢があってやる気出るのだけど、具体的に数値で表せとか、予算何パーセントよりオーバーしないとか無理やり数値目標化させられる。そもそもの仕事の困難さやチャレンジの意気込みは数値化出来ないので判断指標とされない。

 

子供の時から大きくなったら何になりたいかのテーマで作文を何度か書かされた記憶がある。中学生の時にも書かされたが全くなりたい物が無くて、苦し紛れに競馬馬を買って稼いで遊んで暮らしたいと書いて出した。大学受験でどの学部を受けるかの段階でも将来の夢がなく機械、電子、生物、物理など一貫性なく受験して受かった所が運命だとしていた。

子供や学生に無理やり将来何になりたいかとか、将来の目標はなんて考えさせないほうがいいだろう。いろいろな本を読ませ、そして体験を少しでも多くさせる事によって、自然と好きな物が出てきて人生の目標が出来上がって来る。

 

企業に入ったら目標もクソも無い。

具体的な数値化した目標はたんなるノルマであり、達成出来そうな目標では夢がなく、その目標にこだわったら想定を超える大きな事は出てこない。

 

目標設定の目的はモチベーションを上げるためが最優先にあるべき。