このブログのテーマは「センスとスピード感を磨く方法」。
センスとスピード感で求められる能力の一つが「即断即決」。
ただ「即断即決」はストレートの豪速球のイメージなので、それに緩急を織り交ぜた変化球や敢えてケイエンしたりを加えてセンスもあるとなります。
プロジェクト的な仕事だと、毎日毎日何らかしらの問題が起こります。
その時に簡単な問題で有れば緊急性無くとも「即断即決」。
難し目で緊急性があると言われている問題はまず本当に緊急性があるのか考えます。
なぜなら今日中に判断するのと、3ヶ月後までに判断するのでは結果は同じではないかもしれません。
本当に緊急性があるとなったら、現時点でわかっている情報から判断をするしかありません。調べたり誰かに相談する時間が無いからです。その時の判断としては実害が最小限になる判断をすることになるでしょう(マキャベリ語録参照)。
緊急性が無く時間があるとなればより多くの情報を集めてより確かな判断が出来るようになります。
即断即決を急ぐことなく、先送りや様子見をしてより確実な判断をするために情報を集めてギリギリまで待つほうが良いのです。
即断即決は限られた情報で行うことになりますので、間違った判断をしているリスクは高まっています。そうならないためにも、緊急性がない問題は即断即決せずにギリギリまで引っ張って判断する方が間違いは減ります。
判断が求められたら、まずどれだけ緊急性があるのか自分で納得できるまで確認してください。依頼元に締め切りを聞いたら、早めに言ってくるので緊急性の判断をすることになってしまいますのでそのまま信じないように。
一つ気をつけないといけないのが、なぜ即断即決しないかの理由は周りに周知させておかないとなりません。そうでないと無能だから決められないと勘違いされます。やってる感は出しておくように。
まとめ
あえて即断即決をせずに先送りにするとは、単純に後で考えるのでなく、判断する時までに情報を集めて、絶えず考えを推考してより確かな判断をすることであります。