エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

オンライン会議当たり前になってしまった今、感じること。

今年に入ってから飛行機も新幹線も一度も乗っていないし会社にも2度しか行っていない。会議は全部オンライン。コロナ感染は困ったことだが、働き方改革は大きく加速した。もし5年前にコロナ感染が広まっていたら、今のオンライン環境は整っていなかったので、かなり苦しいことになっていたはず。タイミングだけは救い。

 

オンライン会議で個人的に感じていることを羅列する。

 

1)スケジュール調整が便利

仕事でもっぱら使っているのは、TEAMSとWEBEXであるが、両方とも非常に使いやすく性能がいい。スマートホンでも快適に使える。そしていいところはスケジュールソフトと連携してスケジュールに自動的に現れて、他の予定との調整が簡単。社内であれば他人の予定も確認できるので参加して欲しい人のスケジュールを一蘭にして空いている時間に会議をセットできる。どうでもいいブルシット会議招集が入ってきたら、同じ時間帯により重要そうな予定を入れて仕舞えば、参加できない理由付けにもなる。

 

2)資料準備がやりやすい

 数年前からすでに紙を節約しましょうの観点から、プロジェクターでスクリーンに投影して会議室で皆でみていた。スクリーンは必ずしも見やすいわけでないので、紙も同時にかなり配られていた。オンラインだと各自のPC画面で見るし、紙の代わりのファイルを送るので便利。資料の作成に関しても、ファイルを共有設定して事前に皆で書き込んで置くこともできるので非常に準備の質は上がる。欠点としては適当に人を招集してで話して終わりではなく、それなりちゃんと準備しないといけないので、費やす時間は減るどころか増えている感じ。

 

3)音声とカメラ

 個別のPCで参加してくれていれば、音は明瞭だしいいのであるが、会議室に一台のPCで集合マイク、カメラで参加するのが好きな人もいる。マイクから離れている人の声は反射音が混ざり聞きづらいし、集合写真的な画像を映されても誰がだれかわからない。とにかく相手側に苦痛を与えないように、音声と画像は明瞭にすること。あまりに気にしない人が多すぎると感じる。

 

4)声

 良い声で話してくれた方が聴いている方は心地よい。声質はどうしようもないけど、良い発声で話すようにしたい。

 

5)話し方

 お互いに知り合いであれば、話し方の癖はわかっている。彼は細かいどうでもいいことしか言わないとか、彼の話は皆に関係ない自分に関係あることだけアピールとか。。。知らない相手の話は、重要なのかマイナーなのか、質問なのか意見なのか、発言する時に最初に結論を述べた方が聞く方は聞きやすい。

話を順序だって、起承転結ではなすのが好きな人はいる。仕事の会議でそれを聞かされるのは苦痛。頭の中で先の結論がどうなんだと聞きながらぐるぐる思考が無駄に回ってしまう。ただボーと会議に参加している人は気にならないかもしれないが、すくなくとも僕は苦痛である。話はまず結論。そしてそれに対する。説明。この順番。結論が明確であれば、それ以上の説明はカットできる。これはオンラインだけでなくどんな会議でも同じなんだが、オンラインはなおさら。ビジネスと世間話は違う。

 

6)オンライン会議の今後

 コロナ感染が収束した後もオンライン会議はこのまま普通になるだろう。出張は経費の観点から経営より必要最低限に絞られる。リアルな接触、知らない土地にいく、偶然の出会い、それはリアルに動かないと起こり得ない。 年寄りは義務として若者にはリアル体験のチャンスを進んで与えること。 

 

自分がどんな場面で経験を積んで成長してきたかを思い出して。オンラインだけでは絶対に足りない。これが今回の結論なんだが、結論は最後になってしまった。