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「雑談」

 

ビジネスでのコミュニケーション向上のために雑談の重要性はご存知の通り。

ただ雑談と言ってもビジネスではありきたりの雑談でやってもやらなくても良いのではないかと思えてきた。そもそもコミュニケーションがうまく取れない人物が滑らかに雑談が出来るわけがない。

無理矢理な雑談は苦痛でしかないから、無理にやらなくていい。そもそも雑談は好意を持った人としかしたくない。

 

アマゾンプライムで見たウディアレンのドラマで、ウッディの奥さんが家で知り合いのお婆さん達を集めて読書会をしている場面が何度も出てくる。そこで誰かが話をすると(話の内容自体ずれていておかしいが)、話の中の一部の単語に反応して他の人がその事について話し始め話が発散してどんどん逸れていく。話している内容は皆自分のことばかり。基本的に人の話はあまり聞いておらず自分の事ばかり話している。

年寄りの話は本当にこれが多い。最近の年老いた母親と話しているとつくづく感じる。

気をつけないと自分のどんどんそうなる予感。

 

 

そう言えば年寄り出なくても、職場での雑談でも起こっている。

我々リモートワークになってから、毎朝朝礼的に一日の予定を確認しあっている。最初にセイフティトークとして何か安全や健康に関する小話を順番にしている。

ある日の朝礼で、空気が乾燥して来たので加湿器を使っていると思うが、加湿器のタイプによっては菌が出てくる事があるので注意しましょうと誰かが話した。それに対して加湿器の仕組みの議論が始まり白熱していく、、僕は加湿器なんて要らない、バスタオルを濡らしてベットサイドに掛けておけば十分だと、人に教えてもらったことを知ったかぶりして話す、、皆、バラバラに言いたいことを言って終わり。

 

雑談は皆自分の話を聞いてもらいたいだけ。ストレス発散が一番の目的、それでいいのだろう。

ビジネス雑談なんてなったら、それは雑談にならない。