エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

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「コミュニケーション」は「エデュケーション」ではない

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プロジェクトが失敗だったと判断される基準は、最終的に赤字になってかどうかである。

どんなに遅れようが酷い出来でも赤字でなければ問題視はあまりされない。

ただしそれではプロジェクトの困難度に違いが評価されないので、黒字額の目標は示されている。それでもそもそも競争のなので利益率は低く黒字で終われればこのご時世は御の字であろう。

黒字だからと言ってプロジェクトが真に成功していたかは別である。

 

 

失敗の原因の報告では、コミュニケーション不足が必ず大きく上がってくる。

 

あれだけ毎日毎日打ち合わせをし、毎週毎週報告をさせられいるのに、まだコミュニケーションが不足だというのか。おい。

 

答えはコミュニケーションが不足していたのでは無く、理解できないエデュケーション 不足のメンバーが混じっていたことです。

コミュニケーションとは意見や感情の伝達です。伝える能力がプレゼンテーションとしてよくトレーニングされますが、聞く側が意図を正しく理解できているかはよくわかりません。わからないと言いずらいので適当にうなずいていることも多いでしょう。

 

問題はコミュニケーション以前の知的レベルの差にあります。

聞く側に最低限のレベルを求めます。 いくらコミュニケーションとして説明(プレゼンテーション)しても馬の耳に念仏なのです。

 

どうしたらいいでしょうか。

レベルが低いならもっとレベルの高い人に替える。これが手っ取り早いです。

人がいないないなら教育(エデュケーション)しながらやるしかないでしょうか。仕事の効率はガタ落ちです。

 

共同作業であるプロジェクトは音楽のバンドと似ています。

一人でも奏者のレベルが落ちると全体が壊れます。

コミュニケーション不足以前の問題としてエデュケーション不足です。

 

yesman.hatenadiary.jp