エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

ロードスターに傷を付け、そして僕も傷付く 

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ロードスター、左後ろタイヤ上のフェンダーをスーパー地下駐車場でコンクリート柱に擦ってしまった。人を傷つけたり、自分にも怪我はないが車ボディーに凹みと傷がついてしまった。僕の心は数年ぶりにかなり落ち込んだ。

愛するものにダメージを与えてしまうのはきつい。

 

板金と塗装だけで12万円で直るようだが、完全に元通りにするには高くなるがパネルごと取り替えた方が早くて綺麗にできるとのことなので、パネルごとまるまる交換することにした。車両保険も長年保険料払っていて、一度も使ったことがないので使うことにした。 車は修理に出してまだ戻ってきていないが、僕の心の傷は完全に消えた。おそらく僕は今後より慎重になるだろう。

 

人間は他人に批判や注意を受けると動揺し落ち込む。どんな鈍感を自慢しているひとでも。

落ち込んだ状態が長く続くと、心だけでなく体に症状が出て心だけでなく本当に病気になってしまう。落ち込んだり、何か心がおかしいと思ったら、とにかくそのストレスを取り除く。それが大事なんだろう。今回、修理に出すと決まったら心がすっきりしたので、今回これを書いている。

ストレス解消の方法はいろいろあるだろうが、人から受けるストレスは耐えられないと感じたら、周りに相談するなりして、深刻にならないうちに解決するべきで、自分が悪いと考えないことだろう。自分が悪いのかストレスを与えている人が悪いかは、周りの人たちも絶対におかしいことはわかっているもの。なので、もし自分が悪くても簡単に直せないものもあるので、その場合は担当を交代してもらうなりでまず逃げることだと思う。

 

機械に取って傷とはなんであろうか。

車の表面の傷の場合、塗装が多少なり剥がれている。塗装は見た目のために色を塗っているが目的でなく、金属を錆や腐食から守るために塗られている。

傷ついてそもままにしていると必ず傷の部分に錆が出てくる。多少の錆なら金属の厚みには余裕があるので、そのままでも見た目が汚いだけで済むだろう。

凹みや歪みがある場合はどうだろうか。凹みや歪みは剛性に影響がでているかもしれない。車のボディのパネルに凹みをあたえてしまったら、おそらくパネルをはめている部分にも多少歪みがでているだろう。その影響はそのパネル部分の剛性が下がり固有振動数が変わっている可能性がある。車の場合使用速度やエンジン回転からくる振動周期に対して共振しないように剛性が与えらている。剛性が下がっていると振動が多少だろうが出てくることになる。

大型で重要な機械の点検ではベアリングや、シャフト、羽つまり大きな負荷がかか箇所に傷があるかを重点的にしらべれる。表面的な傷なのかそれとも内部まで繋がっている亀裂なのか。表面的な浅い傷であれば磨けば大体問題はない。内部につながる深い亀裂があると、その部分に力が集中することになり、亀裂はますます大きくなる。また亀裂が大きくなると剛性が変わりそこに異常振動が発生し時間が経つとある日疲労破壊で破損する。

なので飛行機の日常点検や老朽化した橋や高架は、傷がない点検しているのである。

 

心の傷も機械の傷も放置するといつか大変なことになるので、おかしいなと思ったら早めに対策を。