エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

「集中力」と「記憶力」その先に必要な物は

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先日クラシックギタリストの福田進一さんのリサイタルに行ってきました。クラシックギターファンなら福田進一の名前を知らない人は居ない存在です。

福田進一さんは数年前に「ツイートでレッスン」と称してギター演奏に関してツイートされていました。素晴らしい内容なので興味がありましたら、検索してみてください。

そのツイートでレッスンの中で、演奏家だけでなくどんな分野でも当てはまることが有りましたので紹介します。

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演奏家になる為にまず必要なのは「集中力」と「記憶力」最初に、この2つがないと何もできない。

でも、その先の前に進む力、さらに発展させていくエネルギーを打ち出すには「好奇心」。フランスの女流作曲家で優れた教育者だったナディアブーランジェの言葉。

さらにその先を行って芸術家になるには「想像力/イマジネーション」もうひとつの「創造力/クリエーション」が必要と言っている。限りなく深い音楽の世界。

 

これは大学卒業して、企業でエンジニアとして働きはじめる若者にも当てはまります。

受験戦争に勝ち残ってきた若者は「集中力」と「記憶力」これは訓練されているので身についています。

その先の「好奇心」が湧いてくるかが問題。

たとえ与えられた分野がもともと興味が無くとも、それなりに始めていくと奥深さや面白味は発見されます。その気持ちになれるか。これは上司や仕事の与え方に大きく影響されます。

上司次第と言っても良いと思います。

 

福田進一さんは子供の時ピアノを始めたがピアノの先生が厳しくて嫌で仕方なかった。たまたまたピアノ教室の二階がギター教室でそこに通い始めたと言われてした。

音楽も先生と相性が良くないとレッスンは辛いだけになります。そして辞めてしまいす。

 

「想像力/イマジネーション」もうひとつの「創造力/クリエーション」。

企業で社員に新しいビジネス考えろと言われても、そもそも「好奇心」レベルまで達していない場合は無理。

 

上司は若手を育てないなら「好奇心」が湧くように工夫すること。

 

その先の「想像力/イマジネーション」もうひとつの「創造力/クリエーション」は、普通の上司が教えられるものではありません。後は成長した若者の邪魔をしないで見守るだけでしよう。