エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

「付加価値」

小学校の社会科で教わったことで一番頭にガツンと来たことは、日本は資源がなく加工貿易で成り立っていると教わった時。

資源を輸入し、製品に加工して付加価値つけて輸出してお金を稼ぐ。

資源はないが知恵があると錯覚していた。錯覚は言い過ぎだ日本人だろうが何人だろうが知恵に差はなく、情勢と社会システムでそれが生かされるか殺されるかの違いであろう。

少し前までは競争相手の国々がいなかったので、アメリカを先生として真似をして追従していればよかった。円高になってもまだ技術的な優位は維持しており大丈夫だった。

残念ながら日本が競争力を持っていた分野は、コモディティー化したり、技術革新について行かずに衰えてしまった。寂しい限り。

自動車もピンチだ。韓国車の品質は上がり、電気自動車でも出遅れている。自動車は唯一残っている強い分野であり、日本の産業全体に影響が大きい。万が一の事があると日本全体の経済が萎む。

 

話を付加価値に戻す。

安く仕入れて高く売る。商売の基本だと思うが、エンジニアとしては良い物を作って、皆に喜んでもらい、そのお代として生活できて出来れば生活の質を上げたい同時に次のものづくりに使うと。

大規模プロジェクトは多岐にわたる専門分野が必要であり手間もかかるので大人数の共同作業である。仕事の内容に違いはあるが、どんな仕事であろうと自分の仕事で付加価値が付いているかこれは絶えず意識した方がいい。仕事は与えられていることがほとんどであろう。だからと言って言われた事だけをしていると、間違いを起こしやすいし、モチベーションも上がらない、そして成長もしない。

与えられた仕事の意味を考える。仕事のやり方に関しても絶えず改善を考えながらやる。作業方法で改善案が出せたら大きな付加価値をつけたことになる。具体的に考えるとスタックするかもしれないので、何事でもちょっと良くしよつとする。速くやる、綺麗にやる、同僚を助けてあげる何でもいい。良い事しようと付加価値を付け用とするのは同じだ。

 

反対に付加価値つけるどころか、落としてくれたり、付加価値ないブルシットジョブを人にやらせるマネージャーも多い。まだ、何もしないで仕事を人に流すだけなら許せるが、人の仕事のアラ探したり、はたまた余計な事を付けて流してくることは迷惑。

とにかく付加価値をつけようとしている人の邪魔はしないでくれなんだ。大人しくしていてくれ。

 

良い週末を。