エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

見積もり2割カットすれば仕事取れて当たり前だよね

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見積もり2割カットすれば誰だって仕事を取れる。仕事を取ったことは評価出来ない。

大事なのはその後どうやって黒字にするか?

トムクルーズならミッションインポッシブルでやりこなすが凡人には無理?!

 

カットした分を取り返すために、あちこちの予算をまたカットしてプロジェクトを始めるが、2割カットできるくらいなら最初からもっと見積もりは低く出来ている。

2割カットは大きく、スコープの変更無しに従業員の努力や下請けの締め付けではカバーできない。反対に人件費カットのために人を減らし単価の安い質の悪いリソースを集めては、ミスが増え遅れも発生する。悪循環になる。

見積もりはいつも競争があるので、そもそも利益率低く見積もっているのに、2割もカットされたらそもそものスコープを見直さないとどうしようもない。まあ3割もカットされたら明らかにスコープ見直さないと破綻しているのは誰が見てもわかる。

 

1割、2割カットくらいなら根性と下請けの犠牲でなんとかしろと予算を数値遊びでいじられて、出来るかもしれないと錯覚させられてしまうかもしれない。

もしくは出来るわけ無いだろうアホと開き直って、カットの要求があろうがなかろうが品質保持のためにやらなければならないことはやるの前向きで無いと評価下げられる態度になるかである。

結果的には後者の方がミスややり直しが無く赤字幅は少なくて済むことの方が多い。

予算カットされてもちゃんとやらなければならないところはカットに関係なく手を抜いてはダメなんです。

 

予算カットされたので失敗したのは私の責任ではありませんなんて、言い訳は聞いてもらえません。あなたがボケだったから赤字になったと言われて終わりです。

 

無理難題を押し付けられたら、ミッションインポッシブルのトムクルーズになったつもりで、有能な仲間と何重もの作戦を立てて勇猛果敢に。

 

人のせいにしてやっていては、ますますうまくいかなくなります。

仕事を受けたからには覚悟を持って最後の最後まで諦めない。ついていれば、想定外の事が発生し状況が好転するなんて事もありえます。

例え最終的赤字確定で数値は失敗であっても、頑張った姿はわかる人にはわかり、次の仕事で抜擢されて出世していくのです。