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エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

SCOPE OF WORK

高校の化学のO先生はひねくれた面白い先生だった。

chemist

先生自身も卒業生であることもあり、学校を愛しており良い学校にしたい熱意が感じられた。

期末のテストが近づいてくると、我々生徒は試験範囲は教科書の何ページから何ページですかと、どの授業でも先生に確認をします。今思えば、試験とは暗記するものだとと我々生徒は思っていた。

化学のO先生は、試験範囲は「産まれてから今日やったとこまで」といつも言っていた。

この回答は我々生徒を悩ませた。高校の化学は物理に比べて覚えることが多く、暗記が勉強だと思っていた我々は範囲を限定してくれないと覚えきれないのである。

実際には試験範囲は前期にやった箇所の問題を出すわけではないのであるが、全てが化学は積み重ねなので、先生はひねくれて産まれてからなんて我々をおちょくるように繰り返していました。我々生徒も諦めずに教科書ではどこからとしつこく繰り返し聞いたものです。一応どの辺とあたりを付けておけば、先生はそれより前の範囲から問題をださないだろうとの我々生徒の知恵でした。

 

社会人になって、企業で働いていて大事な物に「SCOPE OF WORK」や「JOB DISCRIPTION」があります。

「SCOPE OF WORK」は、物を買う場合では供給範囲のことで、付属品やどこまで検査をする、そして納入は届けてくれるんか、取りに行くのか等を既定します。

「JOB DISCRIPTION」人を採用するときに、これこれの仕事範囲ですと明記します。

どちらも先に決めて合意されていないと、後々もめる原因となりますので、海外での仕事では非常に大切な物です。

先生と生徒の試験範囲のやりとりも、厳密に教科書のページを宣言し、もしそこから外れた物がでたら、範囲外だからその問題は無効だなんて理屈を言う生徒がでるかもしれません。

範囲は結構大事なんです。

 

大人数や複数の会社が関わるプロジェクトでは、誰が何をやるのかの「SCOPE OF WORK」が非常に重要です。誰の「SCOPE OF WORK」にも入っていなくて抜けていると、最後の最後にやり残しの箇所が出て大変なことになります。また同じことが複数の「SCOPE OF WORK」に書かれていたら、無駄に物が出来てしまいます。

一見完璧に作られた「SCOPE OF WORK」でも、お互いが相手とのインターフェイスの箇所は抜けがないか、ちゃんと整合性が取れているか。ミスは多かれ少なかれかならずあります。

 

「SCOPE OF WORK」と「SCOPE OF WORK」の隙間を埋めるにはどうすればいいか。

確認作業を「SCOPE OF WORK」に入れると、それでミスはなくなるか。

確認作業をいれると、おそらく気持ちの入っていない機械的な確認作業になり、効果はそれほど出ないものです。

「SCOPE OF WORK」は絶対に必要なものですが、「SCOPE OF WORK」は仕事を分断して自分の担当分だけしか考えない風潮を作る弊害もあります。

各自の「SCOPE OF WORK」の前に、大前提として各自は全体に対する理解が必要です。自分は、その「SCOPE OF WORK」をたまたま担当しているだけで、全部に関わっているというMY PROJECT(オーナージップ)感覚をもっていないといけません。

隙間にミスがないかの確認は、状況は毎回違うので機械的な確認では効果的にミスはみつけらないのです。ミスが残ったら自分の給料から天引されると思って真剣な気持ちが必要なのです。

町内会で例えれば、自分の家の前だけ綺麗であればよいのでなくて、隣の家の前のことも気にしないと自分の家の前だけ綺麗では綺麗とは言えないのです。

 

まとめ

プロジェクトの仕事では、「SCOPE OF WORK」と「SCOPE OF WORK」の間の不整合を如何に起こさないかが大事。それは機械的なチェック方法ではあまり効果がない。

各担当のプロジェクト全体に対する理解とオーナージップが必要。

 

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