エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

英会話がペラペラになると言うことは、、


 

僕が新入社員だった時の英会話研修で、新入社員一同でアメリカの英語の映画を字幕なしで見る時間がありました。

その時、映画のあるセリフで笑ったのは帰国子女の2−3人だけで、9割の新人はチンプンカンプンで、英会話できてすごいなあと、思いつつもつまらん映画だから笑えん何が面白いのだと負け惜しみを言った思い出です。

最近の新入社員は就職が厳しいので英語を真面目に勉強してTOEICでいい点をすでにとっていますが、当時はTOEICって何?で、就職のために英語を勉強しようなんてことはあまりしていないお気楽な時代でした。

 

その後、テープ聞いたり色々しましたが、センスないのか努力足りないのか、特にヒアリングは上達せず今まで来ています。

話す方は語彙(フレーズ)が少ないと、言いたいことが言えなくて自分でもイライラしてしまいます。なので若い時に海外出張に行くときは場面場面のフレーズ集の本を持って暗記していました。 フレーズをいくつか覚えて、それを使いまわしていれば、周りからは結構話せると見えるかもしれません。ただフレーズを覚えることは必要なのですが、それはギターを指使いで覚えるのと同じです。 

発言の中身は頭で理解して考えないと、内容がある発言ができません。

 

日本語でも内容あることをちゃんと発言することは難しいのに、英語でなら発言できることはないのです。

 

指使いで覚えること、頭で理解すること

家では他にやることがないので、ずっとギターの練習をしています。

楽譜を見ないで弾けるようにするためになんどもなんども弾いて覚えるのですが、僕みたいな音楽センスがない人は指使いだけで曲を覚えてしまいます。つまり指の動かし方を覚えて勢いで弾いているのです。指使いで覚えていると、途中から引く始めることができませんし、メロディーだけや伴奏だけを抽出して弾くこともできないんです。

これでは上達しないのです。 

まあ、歳とって始めて楽しみでやっていてコンクールに出るわけでもないので、頭で覚えられないのものは覚えられないので、指使いの勢いでいいやと割り切っています。 若い人はちゃんと頭で理解してやってくださいね。

 

ギターを指使いだけで覚えていては発展がないのはわかりつつそれを続ける傍で、他人が仕事でマニュアルにしたがって自分で考えていないやり方をしている人をみると無性に説教をしてしまいます。意味わかってやっているのかと。。

我ながら言っていることとやっていることが違うので、恥ずかしくなります。

 

頑張ってもできないものはあります。自分でできないことは他人に強要することは、恥ずかしのでやめておきましょうか。

 

 

 

 

仮定法過去完了のため息

「あの時にもっと確認しておけば、とっくに問題無く終わっていたのだろうに」

LaLa Land

プロジェクト完成予定期日が迫って来ると、あちこちから仮定法過去完了のため息が聞こえて来ます。

過去にやらなかったことや見逃してしまったことを振り返って、願望を嘆くことが仮定法過去完了。

 

プロジェクトの初期・途中でやるべきことをしっかりやっていれば、仮定法過去完了のため息は出ない。

時間が無く追い詰められるときはあるかもしれません。でも、最後にサプライズにならない打つ手は必ずあります。

プロジェクトの完成形は見えているのです。完成形から逆算して想像していけば先先を読んだ仕事ができます。

 

急がされてミスをしたら、それは急がした人の責任でなく、指示を受けて急いだ人の責任です。これを忘れないこと。

誰もミスしろなんて指示はしていないし、重要な作業を飛ばせなんて言いません。時間が必要ならちゃんと主張することです。そうしておかなおとハシゴ外されてしまいますよ。

 

おまけ:

モスクワからの帰国便の中でラ・ラ・ランドを見ました。

ミュージカル仕立てで楽しい映画。

ラストシーンはまさに仮定法過去完了。最後は泣けました、、


LA LA LAND EPILOGUE | FULL CLIP

 

時間は存在しないが時差は苦手

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時間は存在しないとだんだん確信して来たのですが、何故か時差に弱い。

だらしがないだけかもしれないが、地球の自転周期に合わせて、長年かけて脳を休める周期が遺伝子に組み込まれてしまってるで如何ともしがたい。

 

今回のモスクワと日本の時差が6時間だから、1日に2時間ずつ時差を直していくと3日かかる。

ヨーロッパ側はそれでもましで、アメリカに着いた時が最悪。正反対になってしまうので仕事の緊張と時差で夜中1時間毎に目が覚めてしまう。僕は朝が弱めなので時差が完全にとれるのに人より時間がかかる。一週間の滞在だと現地時間に慣れた頃に帰国で日本でまた時差になってしまう。時間が存在しないと思っているのに時間に弱いのである。

 

何故、時間にこだわるのかと言うと、

プロジェクトのスケジュールは必ず遅れ(時間に対して)、前回書いたように将来のミスを予期して来たかのような過去の出来事もある。時間は楽しい時ややることが多いとかには早く過ぎ、辛い時には長く感じる。

時間軸以外の軸でスケジュールかんがえられないかなあと、、、考えている。

 

プロジェクトの仕事に携わる時は、とにかく先々を考えてやることが、一番大事。現場仕事の段取りもまさに先々を考えことにあたります。

プロジェクトの仕事はゴールは見えています。

つまり将来はすでにあるのです。

経験の少ない若者が絶えず不安がっているのは先が見えていないから。

将来何が起こるかわからないとおびえてきるから。

完成形をイメージして、それに到達する手順、やるべきことを想像すればいいだけなのです。

怖いから考えることを放棄している場合が結構多い。

とにかく先々を考える。失敗した過去は忘れる。考えるだけ考えてやったのに失敗したならそれは最初から失敗は起こっていたのです。

 

やはり時間は存在しない

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キャピタルスペアーパーツと言われる予備品は高価であることと余程の事故がないと必要とされないので、保険として通常は1セットだけしか購入されないものです。

最近の仕事で通常では考えられない量のキャピタルスペアーをお客さんの指定で購入していました。なんでこんなに沢山のスペアーを購入するのだろうか、なにかの間違いでなおだろうかと考えていました。契約の条件なので減らすわけにもいかなかったのです。お客さんに大量に要求する理由を聞いても誰の要求だか解らずじまいでした。

購入から三年目の今、現場の工事と試運転のミスで多数の機械を破損してしまいました。

それは通常では起こりえない、考えられないミスでした。

しかし、多量のキャピタルスペアーを購入していたためにスケジュールに大きな影響を与えることなく救われました。

頭がおかしいと思われるかもしれませんが、これは未来に多量に破損することが決まっていたので過去に多量に発注されたとしか思えないのです。

去年、中東に出張して際にも、信じられないミスをしており、その修理のためにキャピタルスペアーが必要になりました。その際にも通常では買わないスペアーがあったことで救われました。また設計時にコスト削減するために無駄に建物が大きいのでそれを現実的なさいずに小さくしようとしたのが、不条理な理由でやられなかった事が幸いした事がありました。当初凄くおかしいと思った事が後々とても役に立って救われたのです。これも将来のトラブルが分かっているので過去に準備されていたとしか思えないのです。

この数年は今までなかった不思議な事がよく起こります。ただの偶然とは思えないのです。

過去も未来も全て同時に起きており、時間は存在していないかもしれない。

 

 

海外建設現場で新人に必要な3つの能力

海外建設現場に初めて赴任することになった新人はとても不安でいっぱいになります。

 

そこで海外現場初心者に取って大切な3つのことを今日は紹介します。

 

 物を捜す能力

驚くことに現場でエンジニアが費やしている時間の三分の一は部品探しています。

莫大な物量が建設現場に送られてきます。その中でバルク材(配管や鉄骨)はバーコード付けたり管理をできます。難しいのはたくさんの部品を組み合わせて作られている機械物。多種多様の部品を多数の下請けから調達しています。その全ての部品一つ一つの管理はできないのです。大きな機械は組み立った完成形で現場に送られるのではなく、バラされた形で送られてきます。また頻繁に納期が遅れて一部の部品が現場に後送りされてきます。それに加えて建設現場なので破損されてしまうことも多くあります。パッキングリストや送り状が完全が不親切なことが多く、現場で部品を見つけ出すことは至難の技です。また一度見つけたものが移動されたり、間違って持ち出されたりなくなったりします。

そんな状況で推理小説の探偵の如く、わずかの証拠や聞き込みから部品を探し出す能力が必要です。

 判断する瞬発力

 部品が不足していることや破損や間違っていることが判明した時点で、どのように解決するかの判断能力が必要です。部品の調達遅れはスケジュールに対して致命的です。悩んだり、他人に遠慮してうやむや先送りしない能力です。処理できないなら自分で抱えられないなら他人に直ぐ投げる人の悪さでいいのです。

 

自分の担当以外を横目で見て経験を吸収する能力

 大規模なプロジェクトの場合、一人では見切れないため同僚と分担してして仕事を進めています。自分の担当分だけ一生懸命に見ていては、得られる経験と知識はその担当分だけに限られます。他人の仕事に関わる余裕はない場合でも、横目で見ていれば何が起こっているのかだいたい把握できます。後で話を聞くだけでは得られる知識・経験とその場に居合わせて得られる知識・経験とは各段の差があります。普段から周りに興味を持って仕事をしているエンジニアとそうでないエンジニアは5年、10年後に大きな差がつきます。

 

現場の仕事は技術より段取りと周りとうまくやることが大切。

 

古い本ですが、人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ。ぼくはこれが参考になりました。

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)

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酔っ払っても「人の性格」はあまり変わらない

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ロシアの北の果てに出張で来ています。

冬は終わったので0度くらいですが、白夜なので変な感じです。やはり昼と夜の区別は必要です。

ロシアと言えば酒なのですが、ここは建設現場なので禁酒です。何かしでかすと監獄に入れられそうで8人これまでに入れられたとここのロシア人が言ってました。

 

ロシアと関係ありませんが、面白い記事がありました。

http://wired.jp/2017/06/13/alcohol-dont-change-character/

 

この記事によると酔っ払っても「人の性格」はあまりかわらないそうです。ただ外交的になるだけ、、僕の自論は人間は幾ら頑張っても変わらないが基本にあるので、酒でも変わらないと証明できました。

酔っても変わって無いのが事実だとすると、僕の周りの何人かの酒乱は、、普段は感情を押し殺してることにとになります、恐ロシア、、、

 

掃除夫のモチベーションは"いいね"で上がるか

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先日、シンガポールに出張して来ました。

うちの会社の規定だとシンガポールは近いのでエコノミークラス。

夜行便で行って、夜行便で帰って来れば二泊四日で、最高に時間を有効に使えるとやって見たんだけど、行きは満員で、そのうえ近くのデブのイビキが物凄く気持ち悪いのもあってさっぱりなれなくて帰国後も一週間疲れが抜け切れなかったです。

シンガポールは久しぶりだったのですが、空港が新しくIT化が日本より進んでいました。驚くことにトイレにタッチパネルがあって、掃除状態をレイティングしていました! これって掃除夫のモチベーション向上につながっているのか?と気にしつつ、EXCELLENTを押してあげた。冷静に考えるとトイレでタッチパネルを触るのはばっちいので、おそらくそのうちにあのタッチパネルは無くなると思う。

 

部下や同僚はたまた取引先のモチベーションを上げるために、僕はよくやってくれた人には限りなく褒めまくっています。ただ同僚のAKB君に言わせると、僕は駄目だと見切った人には反対にめちゃくちゃ冷たく当たってるそうです、、、m(_ _)m

 

日本人は褒めるとこがあまり得意でないのですが、褒めないくせに褒められると確実に嬉しくなりモチベーションが上がります。

 

とにかく褒める、褒めるだけならタダなので、良いことがあったら、周りを褒めてあげてください。きっと物事は良い方向に進みます。

 

短調はなぜ寂しく感じるのか

 

alhambra

クラシックギターの名曲「禁じられた遊び」も「アルハンブラの想い出」も、短調長調短調で構成されている。始まりの短調の暗さがたまらない。

短調の曲がなぜ寂しく感じられるのか今まで考えたことがなかったので調べて(検索)して見た。 基音から3番目の音への距離(音の高さ)の違いが、短調の音階の寂しさを感じさせているようです。期待を裏切って音の距離が短かったがっかり感。。理由はこれだけで無いようだが、この基本的なことも音痴なので知らなかった。

長音階では、基音から順に次の音までの「距離」が、次のように表されます。
全・全・半・全・全・全・半
(半:直前の音の周波数に対して「2の12乗根」を乗じる
 全:直前の音の周波数に対して「2の12乗根倍」の2乗を乗じる)
一方で短音階の場合には、
全・半・全・全・半・全・全
となります。
このような各音の間の関係は、いわば「構造」として変化しません。
基音から見て第3音までの「距離」が、長音階では「全・全」なのに対して、短音階は「全・半」と短くなっています。一般にはこの「欠落感、不足感」が短音階の「憂愁感」を生み出すものと解釈されています。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/247279.html

 

しゃべりでは音階は意識したほうがいいのだろうか。

プレンゼンで原稿を棒読みすると、抑揚がなくてロボットが喋っているようで、非常に聞きづらい。これは音階(抑揚)がないから、長調でも短調でもないので話しての感情が伝わらないのだろう。

日常の会話は気分(感情)のまま、話しているので、話しての感情は話し方で伝わって来る。

プレゼンでどうしても棒読みしかできない人の場合は、長調短調の音階を意識して喋ると抑揚がついて聞いている方に気持ちが伝わるかもしれない。失敗すると北関東弁のように語尾が上がって、どこの出身ですかと聞かれるかもしれないが。。。標準とされている日本語ってそもそも抑揚があまりないから、イントネーションが少しでも聞き慣れないと違和感感じるし。

 

寂しい気分の時、短調の曲を聞くとより寂しくなりそうな感じもするが、実際には寂しさが柔らぐ。 これってどんな理屈でそうなるのだろうか。

 

 

なんでもかんでもEMAILで連絡していませんか

Emailを送るかLINEで送るか、はたまた電話するか、会いに行くか、それとも無視するか。

このフローとチップスはわかりやすい!

http://neomam.com/blog/how-to-write-effective-emails/

新人教育で使ってみよかな。

f:id:YESMAN:20170530073117p:plain

 

 

新人教育の目的はなにか

Samburu school of topiary!

そろそろ新入社員が全体の社員研修を経て、各部に配属されてきます。

自分の時を思い出してみると、会社の組織の紹介、社会人マナー、英語特訓等々を通して同期と言う特別な仲間意識が作り上げられました。この同期意識は2−3ヶ月一緒に研修を受けただけで養われるなんか不思議な平等な仲間意識です。短大卒の娘が院卒2浪の6歳上のおっさんに〇〇君と未だに呼び続けるです。

会社に置ける同期意識が有益なのか有害なのか、どうなんでしょうか。

よくわかりません。

 

いよいよ同期の仲間と別れ、それぞれ配属されていきます。

配属されても仕事がすぐにできるはずがありません。

学校の専門性が活かせる部署に配属されますが、残念ながら学校で学んで来たことだけでだけで仕事は全くできません。聞いたことない言葉ばかりですし、またメール1つもまず書けません、何が目的で何が優先順位か皆目わかりません。学校で仕事のことは教えてないのです。

OJTとして上司について実際に教えてもらえながら仕事を覚えていくことが理想なのですが、このマンツーマン体制を作るには、OJTとなる良い仕事と良い上司の2つが必要なのです。上司も自ら仕事をしながら新人の教育をするのは結構根気が入ります。 

最近はこの二つの条件がなかなか揃わないので、どうやって配属された新人の教育をしていくのか考えています(悩んでいると言いたいところですが、悩むと答えが出ないので考えるのです)。

 

進化論の説明でよく使われるキリンの例。キリンは高いところの葉っぱを食べるために首が伸びて行ったのか、それとも首の長いキリンだけが生き残ったのか。

一見新入社員は同じように見えますが、それぞれ特徴があります。

言える事は、長所を伸ばす事。短所は目を瞑る。長所と短所は裏返しなので短所を矯正しようとすると長所が死んでしまいます。

首が長いキリンなのか、短いキリンなのか、短いなら短い首のキリンの生き方があります。首を伸ばそうとしても伸びないものは伸びないのです。

 

最初の時点で新人が精神的に落ち込むような教育と言う名目のいじめは間違ってもしてはなりません。

最初に嫌な上司につくと会社が嫌になり数年後には優秀でも辞めてしまいます。やってはいけない事は、陰湿的に説教することと放置です。 これは新人には応えます。

 

希望に満ちてそして緊張して新人は来ます。我々の将来は新人にかかっています。なので真剣に面倒見ないといけないのです。

新人教育は我々のためなのです。

 

(映画「メッセージ」で到来した宇宙人は、3000年後に地球人が宇宙人を助けることになるのがわかっているので、、地球がその前に滅びないように到来したのでした)

 

 

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映画「メッセージ」を観て、スケジュールと時間に関して考えた

映画「メッセージ」(原題ARRIVAL)を見てきた。 

ネタバレしない程度に説明すると、主人公の言語学者が努力の末に謎の飛行物体(宇宙人)と乏しいながらもコミュニケーションができるようになる。

宇宙人の文字が今回の映画の重要な位置を示している。その文字は言語とは別のもので文字に時制はない。

我々の時間が流れていて過去・現在・未来があるが、時制が無いと言うことは時間の概念が違うのである。 

SF好きの人はぜひ見てください。


映画『メッセージ』本予告編

 

それで映画を観て何が閃いたかと言うと、

スケジュール通り行かない理由は、未来が見えてないから準備できていない。

若者(未経験者)とベテランの一番の違いは、先が見えているかいないか。

プロジェクトのような仕事は完成形は決まっています。

若者にはその完成形に持って行くまでの道が見えていない。ベテランには見えているのです。ここが大きな違い。

だから明日何が起こることに対して準備ができない。

今起こっていること、昨日終わらしていないといけないことが終わらせてない。

我々の時間は流れているので、未来は見えません。

だから失敗しても想定外でしたと、責任逃れになってしまいます。

プロジェクトが終わった後に、LL(Lessons and Lean)として反省します。

終わった後に反省しても、失敗の損失で会社が潰れてしまっては手遅れです。

どうしたらいいか。

 

プロジェクトに関わる仕事人としては、将来の事はわかりませんでは失格です。

明日、来週、来月、三ヶ月後、半年後、一年後、2年後を想定しまくるのです。

この先何が起こるか、何が最悪のケースか、考えまくるのです。

時間は存在せず、過去も未来も全ては同時に起こっている理論が本当であったとしても過去と未来は繋がっています。

yesman.hatenadiary.jp

まとめ

リーダーの仕事は先先読みとそれに対する準備です。

経験が無いから先が読めないと不安を持つ時間があるなら、間違ってもいいから先を想像してください。何が起こるか。想像に慣れていないなら、何が最悪かから考える。 

時間をテーマにしたSFのパラドックスは過去を変える事はできるのか、もし変えたら未来は変わってしまうのか。プロジェクトが最終的(未来)に失敗していることが決まってしまっているなら、それを阻止してやろうのつもりで色々工夫して取り組んでもらいたいんです。

 

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コスト・時間・安全、、どれが優先か

 

Coast Guard_100421-G-XXXXL- 003 - Deepwater Horizon fire

映画DEEPWATER HORIZON(邦題は改悪されているようだが)を少し前にみた。

2010年にメキシコ湾で起きた大規模原油流出事故の12時間を描いた映画だ。


映画『ディープウォーター・ホライズン』日本版予告編

 

現場工事を伴う仕事は大小に関わらず、コスト・時間・安全を絶えず考えながら進めている。 

結局はコストに集約されてしまう。具体的にはテスト項目や時間を削減して安全を犠牲にしてコストを抑える。

DEEPWATER HORIZONでは、安全に関わる不具合の兆候が発生しているのにも関わらず、すでにスケジュールをオーバーしているので、オーナー会社上層部はさらなる遅れ(つまりコスト増加)を嫌がり楽観的に状況を勝手に判断し先に進めろと指示を出した。

現場建設側は逆らえず、テストの時間を減らしてしまった結果、大事故を起こしてしまった。

 

コスト・時間・安全、、どれが優先か

安全がどんな場面でも最優先であることは当たり前。

しかし、どれくらい安全対策が必要なのかは、どれくらい省いていいのかは、人為的な判断が絡むので、幹部(何かあれば責任をとる立場)が問題ないと言えば、下っ端は安全対策を緩めてしまうかもしれない。

安全が最優先と言うからには、最初から安全対策はどこまでやるのか明確にして起き、時間が無いからと勝手に省略はしてはならないのである。

 

急ぐ時こそ、やり直しが出ないように「急がば回れ」です。

確実にやらないと失敗し、事故を起こしたり壊したりします。

 

安全確認は時間がなくとも確実にやる。

いつも急がされがちな人はぜひ映画を見てください。

 

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SIRIと耳が遠い親父と駄洒落

iphoneのSIRI(シリ)を使っていますか。

音声認識の性能はものすごく良い。だけど僕は滑舌が悪いのかうまく認識されない。

siri

僕が使いこなせていないのかもしれないけど、Siriが出来ることは音声操作の域を超えてない。

もう少し知能を感じさせてくれないと会話してもすぐに飽きてしまう。

やはり今のAIでは意味を理解しているわけでないから、話を弾ませられないのだろう。

よっぽど猫の方が知性を感じる。僕の頭を叩くことを覚えてしまって、何か用があると頭を叩きにくる。

 

一方、80歳を超えた僕の父親は耳がどんどん遠くなり、会話が苦痛になってきた。

母親は認知だと決めつけるが、親父の脳はそれほどボケていない。歩くのがヨボヨボで体を動かす脳が使えない感じだ。耳が遠いからSiriより音声認識能力が苦しい。なんとか聞き取れても話がわかりにくとポカンとしてしまう。このあたりは Siriの反応と似ている。それでも一生懸命に理解しようと考えていたり、相手に気を使っている様子がわかるので人間は違うなとあらためて感じる。コンピュータで人間がしている理解をすることはそう簡単でないだろう。

 

耳が遠くなってくると、聞き間違いをしがちである。

ちゃんと聞き取れないので断片的に聞き取れた音から、推測して似た音の単語を持ってくる。

似た音の違う意味の単語が駄洒落に繋がる。中年の特に男性がくだらない駄洒落を言い始めたらそれは耳が遠くなり始めていることにもよるらしい。その点、Siriはダジャレのような間違いは少ないし可愛げがない。

 

今もSiriに色々としつこく話しかけてみたが、頑なで全く話が弾まなかった。女性の声モードの方がよけいに頑なだ。気のせいか。

これはこれでいいのかもしれない。

人工知能の映画のように人工知能が目的のために人間の感情を揺さぶるような例えばハニートラップのような事を仕掛けるようになったら、、簡単に男はひっかかるから危ない。

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アマゾンビデオで人工知能が主題の「エクス・マキナ」を観た

アマゾンビデオで「エクス・マキナ」をワクワクしながら観た。

プライムなら無料。

http://img.eiga.k-img.com/images/movie/82168/photo/8d0950729eda397b/320.jpg?1461312464

プログラマーのケイレブは社長の住む山荘に招かれ、そこで女性型ロボット・エヴァと出会う。世界初の実用レベルとなる人工知能の実験に参加するが、その実験は大きな秘密を抱えていた——。人類の未来を暗示する、海外でカルト的人気を誇るSFスリラー。

 

youtu.be

画像としては登場する人工知能が美しい女性なので、惹き込まれてたまらない。

美人でも3日みたらあきると言われることがあるが、あれは嘘。

美しいものは一生見ていても飽きない。美しい顔は立体的でもあるから多面的に色々変わるし、バランスよく整っているので、観ていて違和感がない。

話がずれた。

 

映画はチューリングテストを進めていくストーリー。

ちなみにチューリングテストとは、

チューリングテスト: Turing test)とは、アラン・チューリングによって考案された、ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテスト。

チューリング・テスト - Wikipedia

 見ていて結末が読めないので非常にハラハラして楽しい。

 

人工知能の女性(名前はAVA)は、研究設備から外に出たいと欲望を持っていた。

その欲望(目的)を達成する為に、手段を考え出した。

ネタバレしてしまうので、これ以上は書きませんが、ぜひ見てください。

 

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