エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

「仮定のことは考えない」

f:id:YESMAN:20210110104414j:image
どうしてスガやアベは、仮定の質問には答えないとか考えないとか平気で言えるのだろうか。

 

政治家、一般の社会でもリーダー的な立場ならこんな事は自分がバカであることを白状していることになるので言えない。

 

彼らもそんなにバカなはずはないので、彼らの立場になったと仮定して考えて見る。

 

1.答えが用意されてない

用意されていた原稿に無い質問だったので、どのように答えて良いのかわからない。過去には自分でその場で考えて答えていたが、あまりにも外れた回答やあり得ない回答をしてしまったために回答に臆病になっている。そのため、先のことに関することは、仮定のこととして条件反射的に逃げる。

 

2. 国民に説明するつもりはない

実際には具体的に議論がされている事でも事前に答えてしまうと、批判や妨害が出るので、隠しておく。

 

3. おまえの質問には答えない

最後に、いつも厳しい質問をぶつけてくる記者に対しては無視方針でいるので、先のことは仮定のこと、都合の悪いことは検察の調査中や言えない事もあるとか、冷たくあたる。下手に答えてしまうともっと追求されて苦しくなるのがわかっているから。

 

設計の話をする。

 

設計では、検証としてHAZOPやFMEAを行っている。仮にこのバルブが誤作動で開かなかったらどうなるかとか、この部品が壊れたらどうなるかと、数々の仮定を上げてそれでも最悪の事態が起こらないか検証している。これらの検証は具体的なシステムや機械が対象だから出来る面もある。

 

プロジェクトの仕事では、もっと大きな問題を見逃してないか、始める前に想定されるリスクを上げて起きる確率と損害と対策を考えておく。

 

ただリスクは都合が悪い時には、隠されたり軽い項目に楽観視されることがあるので、最終責任者は経験と洞察力が有る人物がチェックする必要がある。

 

大きなリスクへの対策としては複数考えておく必要がある。プランAがダメならプランBと。危ないのはプランAを一致団結して死ぬ気でやれのパワハラのリーダーも居るから。概してそんなリーダーはプロジェクト途中で逃げ出す。

 

理由があるにせよ、「仮定のことは考えない」なんて事を言う人物に事を決めさせるとろくな事なことにはならない。