エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

円環時間と直線時間

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私のお気に入りのブログ「ギタリストの悩み解決」。

最初はギターのブログとして読んでいたのですが、それだけでなく何事にも当てはまる奥が深いことをシンプルに教訓的?に明言してくれているすごいブログです。

 

その中で円環時間と直線時間についてギタリストの時間には2種類あるとして説明されています。ギターに興味なくとも上のリンクを開いてみてください。いろいろ参考になります。

 

 

円環時間と直線時間を、一般的な会社員エンジニアの仕事に当てはめて考えてみます。

 

円環時間は「ルーチンワーク」。

決められた規格やマニュアルに逆らうことなく確実に品質を維持して物を作ること。

ここに独自性や新規性を織り込むことは許されません。想像力を働かせる余地がないのです。 本当は想像力を働かせるべきなのですが、改善されるより余計なことしてミスをする確率の方が高いので誰でもできるようにするために、表向きは決まり通りやれなんでしょう。

 

一方、直線時間は「プロジェクト的ワーク」。

プロジェクト遂行方法はアメリカだと既に大学の学科もあり、立派に体系つけられています。計画の方法、組織構成、スケジュール管理等々はそれを元に箱は出来ます。その辺りはルーチンワーク。問題は仕事の中身が一見過去と似ているように見えても、条件が違いルーチン的な処理で進まない。日々想定外の問題が大小起こる。それをバッサバッサ処理できる能力はルーチンワークの能力でなく、新しいものに挑戦して、作っていく感じが必要。

 

一般的な会社員エンジニアで仕事や生活が「円環時間的」だなあと感じてきたら、どうしたらいいでしょうか。考えてみました。

円環時間を過ごしながら、その中で円環時間の周回速度を早めたり、軌道を高めたりする工夫を日々考える。そのうちに円環の軌道から飛び出して、直線時間に行けるかもしれません。 自分で考える癖をつけておかないと一生円環仕事だけでそのうちに墜落してしまいます。

 

まとめると、言われた通りにやっているのが円環時間、自分で考えて行動していくのが直線時間。 時間の切り替えが上手くできる人の方がなにごとも成功するようです。