Netflixに全てのスタートレックの全シリーズが収録されており、好きな時に好きなだけ観れます。
その中で、観るだけで勉強になるのがヴォイジャー、歴代スタートレックの中で特に評価が高いシリーズです。
ヴォイジャーは敵対勢力に銀河系の反対側に飛ばされてしまいました。そこは故郷の地球に戻るのに最高ワープ速度で70年かかるβ領域。壮大な可哀想な物語でもあります。
中心登場人物は10人程で、その内訳はバラエティに富んでいます。
- 地球人 3人、それ以外が7人。
- 7人は男性、3人は女性。
- 地球人は、白人女性、白人男性、アジア系男性
- 女性の内訳は、地球人、クリンゴン、ボーグ
- その他、人型ホログラム、バルカン、その他異星人
そして、毎回毎回、未知の生命体と接触し交渉や争いが起こります。
バラエティに富んだ乗組員は、自らの出身のアイデンティティを保持しながら、艦隊と船長の指示を遵守して行動していきます。
異文化とのコミュニケーションをどうするか、相手の尊厳を尊重して、どう交渉するか。
上官としてどう振る舞うか、ユーモア、仲間とのやり取り、どんな方法よりも観ているだけで勉強になります。
ただ現実の世界は、正しい事をしようとしても障害があります。
- 皆が皆、有能と言うわけでない。
- 嘘や言い訳がたくさんある。責任転嫁、自己保持。
- 外国人とのコミュニケーションが苦手。
- 上記3つがあるが故に、判断がゆがめられ、無意味な行動を取ることになる。
現実世界で、信念を持って行動しようとしても障害が出て、それに負けそうになります。
そんな時にヴォイジャーを観ると勇気が出ます。