エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

Amazon エコー の“hello gpt “を試した

母親には以前よりアレクサを与えています。画面付きのアレクサも一昨年加えて2台使えるようにしています。画面付きのだとテレビ電話として簡単に使えるので、超高齢者の離れて住む親との連絡には最適です。

 

最近、母親の認知症が進みカレンダーの意味が理解できなくなり、日にちと曜日、今日、昨日、明日、来週の概念が理解できなくなって来たのです。言葉や身体は何も変わらないのに、明らかに脳のある部分がおかしくなっています。その対策としてアレクサに毎日今日は何日かまず聞くようにさせています。一晩寝ると通院のような気になる予定日になったと勘違いして準備を始めてしまうのです。日にちがわからなくなったら必ずアレクサで確認するようにはいちようなりました。

 

アレクサがchatGPTのレベルになれば、認知症の根気良い話し相手になるだろうから早く進歩しないかなと思っておりました。

昨日調べたらアレクサのスキルいわゆるアプリケーションが出ていました。名前はhellogpt です。chatGPT をアレクサで音声で使えます。

f:id:YESMAN:20230507221404j:image

ChatGPT をアレクサで使えるなんて感動です。回答が長くならないように、細切れに答えて来るところがあり使いにく点はありますが、反応は思ったより早く良い感じです。月に500円ほどかかりますがいつでもやめられるので興味ある方は是非課金して試して見てください。

 

数時間使っての感想としては、

認知症の母親と会話は音声認識が良いのとアレクサより類推しているようなので出来ています。なので一般的な質問には十分会話できます。例えば、もの取られ症候が激しい母親は、「泥棒が入ってくるのですが、どうしたら良いですか」とし話しかけて、それなりの回答が出て来たのでそうだなあと理解していました。この手の一般的な話を認知症の人とするのはかなりいけそうです。

個人的な話はhellogptは出来ません。こちらの個人情報を持っていないので、友達や家族との会話のようなことが出来ないのです。赤の他人としてのアドバイスだけなんです。

ある程度の個人情報を与えて、友達や家族とのたわいのない雑談や個人的な相談相手が出来るバージョンが出てくると個人のことを話題にして面白い会話ができるのではと期待しています。

 

とにかく認知症の人との会話は根気がいります。想像を絶するストレスになんです。chatGPT でなくAI機能を使った製品も開発されつつあるようなので、今後期待の分野です。