エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

知的レベルが低くても生き残る道はあるか

なぜ勉強しないといけないか、なぜ頭が良くないといけないのか。

それは、騙されないため。

小泉進次郎は色々な物に騙されてうまいように操られているだけ。本人に考える知力がないから。

唯一あるのは愛嬌。その観点で彼が生き残る方策を考えてみた。これはあくまでも悪い冗談として考えてみただけで、彼が日本の総理大臣になっては日本に取って全ての面で悪い事しか起きない。

 

小泉進次郎という男は、存在そのものが一つの謎かけのようだ。聞いているだけだと、何か深いことを言っているように思えるけど、よくよく考えると「ん?」と首を傾げるような、そんな不思議な言語センスを持っている。ここ数年、彼の発言は「小泉構文」としてネットで話題になり、世間をにぎわせているが、これがまた奥が深い。いや、実際は奥が浅いのかもしれないが、その浅さが逆に哲学的な空白を生み出しているのだ。

世間では、進次郎氏の話す内容が「知的レベルが低い」と笑われることがある。けれども、単に彼が自分で考えていないからこそ、ああいう独特の言い回しになっているのではないか?という見方もできるだろう。とはいえ、その言語センスは、少なくとも政治家としての影響力を否定できない。リズミカルで心地よく響く言葉の端々が、人々の耳に残る。誰もが知っている「進次郎節」だ。

彼の言葉の中で一貫しているのは、「風」だの「未来の扉」だの、抽象的でどこか詩的な表現が多いということだ。それが響きの心地よさを生み出しているのかもしれないが、結局、内容はどうにも空っぽに感じられる。例えば、進次郎氏が言いそうなフレーズをいくつか挙げてみよう。

1. 「空は空であるが、僕たちは空ではない。でも、空はそこにある」
当たり前のことを言っているようだけど、よく考えると何も意味を成していない。でも、なんとなく深いことを言っているように聞こえるのが進次郎氏のすごいところ。

 2. 「未来は未来であり、過去は過去だ。しかし今は、未来への扉である」
時間の流れを詩的に言い換えただけだが、それがあたかも深遠な真理のように聞こえる。これも進次郎氏の得意技だ。

3. 「地球を守るためには、地球を守らないといけないんです」
ドヤ顔で繰り出されるこの一言。誰もが理解している事実を、わざわざ新たな発見のように語るのが小泉構文の真骨頂。

4. 「僕たちが大事にすべきは、人間らしさを忘れないこと。でも、その人間らしさは、時には忘れるべきだ」
人間らしさについて語りつつ、その概念をあっさり否定する。この自己矛盾もまた、進次郎節の特徴だ。

5. 「政治というのは、風であり、風というのは見えない。でも僕たちは、その風を感じることができるんです」
風。彼が大好きなテーマだが、これを聞いていると「で、具体的にどうするの?」とつい突っ込みたくなる。

 

進次郎氏のこの言葉遊びに、多くの人が「もっとまともなことを言え」と呆れる。だが、もし彼が本気で「考えること」を放棄して、代わりにAIに頼りますと言い出したらどうだろうか?いや、むしろそれは現代社会のニーズに合っているのかもしれない。AIならば、彼のように抽象的な表現に頼らず、データや事実に基づいた答えを出してくれるだろう。少なくとも、「風が吹く」とか「空がある」といった漠然とした話はしないはずだ。

でも、そこで問題が出てくる。「AIに政治はできるのか?」という話だ。結論から言うと、AIは膨大なデータをもとに効率的な提案をすることはできる。けれども、政治はそれだけでは成り立たない。なぜなら、政治には人間の感情や文化、歴史の積み重ねが深く関わっているからだ。どんなに合理的な政策をAIが提案しても、国民がそれを受け入れるかどうかはまた別問題だ。効率的であっても、不安や恐怖、欲望に向き合うことができなければ、それはただの機械の理屈でしかない。

とはいえ、もし進次郎氏が「AIに全て任せます」と言い切ってしまったらどうなるか。恐らく、多くの国民が「それも悪くないかも」と一瞬思うだろう。少なくとも、彼の比喩の迷宮をさまよう必要がなくなる分、政策の中身が見えるようになるかもしれない。しかし、そこで一つだけ残念なことがある。AIには、進次郎氏特有の「頓珍漢で、でもなぜか憎めないキャラ」はないのだ。どんなに効率的な政策が提案されても、進次郎氏が放つ不思議な魅力、つまり「進次郎節」が失われてしまうと、やはり少し寂しい。

だから、結論としてはこうだ。「AIに頼るのも悪くないが、進次郎構文は自分で考え続けてほしい」。政治的な風はもう吹かなくなるかもしれないが、その代わり、ちょっとした笑いの風が、我々の心に吹き続けるだろう。それもまた、進次郎氏の大切な役割なのだ。