エンジニアのセンスとスピード感を磨く方法

大切なのはセンスとスピード感、若手エンジニアに役立つチップス

文系と理系の世界観

頭の良い人は文系理系問わず全ての勉強は出来ているわけで、特に高級官僚はそのトップにいた人たち。

そんな人達がただ三代目だったと言うだけのボンボン達に振り回されているのは情けない日本になってしまった。ばかを選ばないためにどうするか、今後似たようなことにならないようにするには、世襲は同一選挙区から出てはならないルールを作るしかない。

役所でも会社でも人事権を握られたら下の人間、特に賢い人間は逆らうことはしない。なので政治家でも会社でもトップは本当の意味で賢く有能でなければならない。

 


最近の日本は政治も会社経営も文系が圧倒的に強いように感じるので、ちょっと文系と理系に関して考えてみた。

 

文系の世界観とは

1. 文系の世界とは、解釈の世界(と思う)。
2. 私利私欲の為におかしなことでも、力関係で解釈を捻じ曲げられて押し通される。
3. 捻じ曲げられた物を隠すために嘘が嘘を呼ぶ。

 

理系の世界観とは

1. 理系の世界とは論理の世界。
2. 現象は論理には逆らえないので、おかしなことは力関係で捻じ曲げれない。
3. 間違いは沢山あるが、それをかくすための嘘を作るのは難しいので結果的に嘘は少ない。

 

文系と理系の区別はそもそも宇宙や自然現象にあるわけでなく、現代の科学ではまだ論理的に数式的に説明しづらいものが文系的なものであるだけで、科学技術ももっと進歩した何世紀も後には芸術も含めてそんな区別は無くなっている。見て来たように断言する。


今の政治は世話になった友人や強い物に弱い。後進国のように極端な私利私欲で物を決めてはいないが、人口減で高齢化の日本はこのままで衰退の一途。

 

今回の騒動をキッカケに日本は変われるだろうか。

信頼とは何か

信頼 =人格 x 能力

 

この定義は以前にどなたかのブログで書かれていてそうだなあと思っていた。

 

昨日の入社式で社長の話の中で、会社の信頼に関して触れらていたので、信頼に関して考えてみた。

 

新社会人にアンケート取れば、大事なものは信頼がトップにおそらく来るであろう。

そもそもアンケートや統計は恣意的に質問が作られたり、都合の良い結果だけを採用したりだから、いちいち調べないけど信頼のはず。

 

信頼の定義に話を戻す。

 

信頼の構成要素の人格とはなにか?

人格 =公平 ➕ 弱者への思いやり➕嘘をつかない ➕努力家 ➖素行が悪い

人格者だなあと感じられる人はこんな感じか。掛け算で無く足し算。

 

能力とはなにか?

能力 =スピード x 記憶力 x 洞察力

多分こんな感じだろう。

 

弱者への思いやりとはなにかも、具体的に行動のレベルまで分解して考えてみると、

弱者への思いやり=人の痛みがわかる x 行動出来る。

行動できる事がミソね。

 

仕事で一度信頼されるとそのあと何事も信じて任してもらえるので、説明のための手間や時間が節約できて本当に仕事が捗ります。

新しい人と仕事を始める時は、早いうちに信頼されるように努力することが大切です。

具体的な目安は、相手が自分に対して持っている期待値を超える事です。

良い意味で期待を裏切る事がサプライズで効果あるんです。

創造的な組織になる為にはどうしたらいいだろうか

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2016年に世界経済フォーラムが発表した2020年に必要なスキルのランキングトップ10のトップスリーは問題解決力、クリティカルシンキング、創造力。

2015年はコーディネーションやマネージメントが上位を占めていたのに対して、これからは新しいものを創り出すことや物事の本質を考え抜く批判的で柔軟的な思考が必要になるということでしょう。

 

世の中景気が悪くなって仕事が減って来たり、新しい技術により既存の技術が一気に時代遅れになったりすると、当然新しいマーケットと新しい技術を考えないと生き残れないと焦ります。

しかし、今まで同じような仕事をあまり考えないで、上からの指示に疑問をもたず、ただこなしていただけの組織や人は、急に創造的になれるでしょうか。

 

無理ですよね。

 

どうしたら創造的になれるでしょうか。何から始めたら良いのでしょうか?

 

考えて見ました。

上からの指示を受けたら、なぜそんな事をしないといけないのか、背景や目的は何なのか、そして指示の通りやるので無く、もっと良い方法があるのでは必ず考える癖をつける事だと思うのです。

会社組織は上からの指示は絶対逆らえない、何事もポジティブに言われたとおりにやらないとならないと思っていると脳みそ使いませんので創造的になんてなれません。

 

このブログで何回か書いていますが、会社や上からの指示の半分は間違っていると考えるのです。

半分間違っているとしたら、何がおかしいのか本質を考え、どのように本当はしなくてはならないのか考えるのです。

 

いきなり新しい事を考え出そうとしても出て来ません。

批判的で柔軟な思考が創造的になるための一歩だと思うのです。

将来大問題が起こる要因を阻止する勇気

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Netflixでトラベラーズを2シーズン分全部見た。

SF定番の未来を変えるために現在にタイムトラベルしてくるストーリー。

よくある設定であるが流石Netflixなので面白い。

 

未来の地球は数々の災害と戦争で破滅状態寸。その要因となった21世紀の数々の出来事を修正するために、未来から意識(トラベラーズ)が送られて来る。事故でなくなる運命の現代人を選び、死の直前に意識を上書きして、死を避けなりすましになる設定。

未来は量子コンピュータ人工知能を指導者としてコントラールされている。その指導者としての人工知能は過去のデータを分析して、何を修正すれば未来の滅亡が防げるを計算して、意識を現代に送り込んでくる。この辺りは最近のAI技術が進歩したイメージ。

その人工知能によるコントロールに反対する勢力が現代を修正している途中で未来に発生して話はややこしい。

 

ドラマの最初に出てくるエピソードは小惑星ヘリオスが地球に衝突することを阻止する任務。現代の科学技術では無理なので、そこは未来の知識で現代で何とか部材を調達して、組み立てて何とか任務を成功する。しかし将来への影響が無かったことで、トラベラーズは唖然とする。

過去を弄り過ぎると、未来が変わり過ぎてしまうために、トラベラーズの行動は積極的に何かをするのではなく、未来に凄く悪く影響する災害や事件の阻止や重要人物を守ることに限られている。

 

ドラマをぶっ続けで何時間も見ていると、トラベラーズ達の使命感を持った行動に感動し、だんだん登場人物達に感情移入をしてきてしまった。

 

その影響を受けて、仕事していてもおかしいと思われるものを見つけてしまうと、このまま放置したら会社に損害がでるとか変に正義感が強くなってしまった。

 

明らかに未来に悪影響を及ぼすものを見逃してはいけない。

おかしいものはおかしいと、勇気をもって阻止して行くことは大切。

皆が見て見ぬ振りして、それがたくさん積み重なっていくと、未来は滅亡する。

 

 

 

「無意味耐性」と「上位者かどうかだけに注目」する問題解決能力

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森友事件が気になって仕方ないので、このところツイッターをただ漠然と見ているのですが、その中で内田樹さんと小田嶋隆さんのやり取りがあった。

 

中高一貫校を出て東大卒の官僚は「無意味なタスクであっても命じられたら我慢して完遂できる」という「無意味耐性」が発達した人が多いとか。相手がバカか利口であるかは副次的で、重要なのは相手が上位者であるかどうかだけで、上位者であれば無条件に指示に従う。

 

 

これって官僚だけでなくて、一般の会社でもありますね。

「無意味耐性」と「上位者かどうかだけに注目」するタイプの問題解決能力。

 

上記の二つの能力がない人は出世を諦めて起業したほうがいいかもしれない。

力まかせ探索

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大規模なプラントの設計は注文建築の家と同じで、顧客の希望によってその時その時で目標は違います。

建設費を最小か、高効率で運転コスト最適か、環境負荷最小か、生産量最大か、敷地面最小か、納期最小か、信頼性第一か、メンテナンス最小か、

それらの組み合わせか、、、

 

決められた指標が最適になるように設計を始めるのですが、最適解を見つけるのは対象が大き過ぎて簡単ではありません。プラントの全体をデジタルモデルとして構築できれば、最適解は見つけられるでしょうが、、、多岐にわたる大型プラントでは実用に耐えるモデル構築は思い切って簡略しない限り難しいでしょう。

 

実際の設計では、比較するケースを2、3想定して、その中でどのケースが指標に対して最適なのかを考える程度しか、普通のエンジニアやチームではやりませんし、出来ません。これでは本当に最適になっていたのかと疑われても仕方ありません。

僕の先輩社員で一人素行はあまり褒められませんが、仕事に対する熱心さでは誰にも負けない凄い人がいました。彼のやり方は考えられるケースをたくさん上げて全部比較するのです。比較したい先輩社員は知的体力も情熱もあるので、24時間働くことも苦ではありません。しかし周りで巻き込まれる人達は本当に大変そうでしたが、考えられるもの全て並べて比較した結果を出すので、誰でも納得できる解を得られています。

 

■力まかせ探索

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エジソン白熱電球の例が問題解決大全で紹介されています。肝心のフィラメントの材質を見つける理論や仮説が未整備だったので、徹底的に試行錯誤して、最終的に日本の竹から作られた炭素を見つけ出した。まさに力まかせ探索でした。

 

理論や仮説が不十分な場合、力まかせ探索と言われても大変ですが、これをやるしかない時もあります。

 

読書猿さんの「問題解決大全」、是非購入して読んでみてください。

行き詰まったとき「〇〇なら、どうするだろうか?」と考えてみる。

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イデア大全の20番目に、ルビッチならどうする?。偉大な先人の思考と人生をわがものにするマジックフレーズの話があります。

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やり方としては、これと行った人物をひとりさだめておき、行き詰まったとき「彼/彼女なら、どうするだろうか?」と考えみるのです。

 

誰しも若くて駆け出しの頃は、師匠と一緒に行動して師匠のやり方、考え方を見て育ってくるものです。その後、独り立ちしてからも迷いが出た時には、師匠ならどんな対応をするかなあと想いを馳せて、インスピレーションを得るやり方です。

 

 

僕の若い時の上司は社内外で一目置かれるほど優秀で熱意のある人だったので、彼から離れた後も、何か判断が必要な場面では、必ず師匠だったらどうするだろうかと、考えていました。流石に私もベテランになってからは、それほど師匠だったらどうしたとはそう毎回は考えませんが、でも時々は考えます。

悩む場面で、この方法で考えると不思議と落ち着いて考えられます。

 

では師匠と呼べるような上司に恵まれなかったらどうしましょうか?

その場合は特定の人物を師と選んで、彼の著作や彼に関わる作品や伝記を何度も読んで、自らの問題に照らし合わせて「彼ならどうする?」と何度も考えてみるのです。

お試しあれ。

アイデア大全と問題解決大全を買った

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会社で若者に過去の知識や仕事のやり方を教えている時、マインドも話しているのですが、どうしても自分の経験談になってしまい、いまいち体系だった教育になっていませんでした。昔の話ばかりすると年寄りくさいと思われるので、正直あまり昔話を例に話はしたくないのです、、、

 

読書猿さんの書いたアイデア大全と問題解決大全は、手法をまとめたこれまでに見たことない凄い本です。

まだパラパラとしか見てないのですが、これで勉強してアイデア検討方法や問題解決手法を体系付けて自分でやったり、若者に説明出来るかトライして見ます。

目的と目標の違い

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 昨晩食べた田所商店の味噌ラーメンです。近所の幸楽苑が閉まっていつの間にかに、跡地にオープンしていました。外食業界は栄枯盛衰です。

 

職場をSWOT分析してみようということになりました。SWOT分析は、例の内因の強み弱み、外因の機会脅威を挙げて行くやつです。

議論の前に、何に対して強いのか弱いのか確認しておかないと、同じ職場でも技術の専門が違うで、組織の目標はなんなのだろうか議論して見ました。何事も目的と目標を確認することは、専門が違うメンバーとは特に必要です。

 

この週末、ボッーと目標は何だろうかとあらためて考えていたら、目的との違いがわからなくなり混同してきました。そんな時、昔は辞書を引きましたが、今はネット検索すると直ぐにわかりますので、便利ですね。考え過ぎると、どっちがどっちかわからなくなります。

調べて見ると、ダイヤモンドオンラインの記事になかなか良いことが書いてありました。優れたリーダーは目的と目標の違いをちゃんと理解して行動していると、、、

目的とは「存在意義」、目標は目的達成のための手段や通過点、、

 

週末も目的と目標のことを考えていたのですが、夜になり腹が減ったので、空腹を満たすことと栄養を摂る目的で、何か食べないと考えました。

この空腹を解消する目的を達成するために、目標(手段)で味噌ラーメンを食べに近所の店に出かけることにしました。この味噌ラーメンはとても美味しいので、いつの間にかにこの味噌ラーメンを食べることが目的となってしまいました。物を食べる行為はそもそも手段だったのですが、、、

そもそも目的に単純に空腹を満たすだけでなく、美味しいものを食べることも加えておけば、論理に矛盾は生まれなかったわけですが、、手段を目的に変えたり、、ただ味噌ラーメン食べるだけなのに脳味噌が混乱しました。生きるために栄養を取るのが究極の目的。それは変えられませんが、味噌ラーメンでなくても焼肉に変えても良いのです。

 

目的は「存在意義」であり大切なものです。目標(手段)を目的にすり替えたり勘違いしないこど大切です。

目的が明確であれば、目標は臨機応変に変えていけば良いわけで、目的がやはり大事なのです。

ロジック変更としきい値変更の違い

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 プラント全体の運転やその中の個別の機械の運転は、コンピュータに組み込まれたロジック(プログラム)で、平常運転に入れば、ほぼ自動運転になります。

設計時に様々な場面を想定して、ロジックを作成するのですが、実際に運転を始めてみると想像とは違った場面もあり、現地でロジックの変更はほぼ毎回必要になります。

試運転の段階では、ロジックを考え直し、修正して、試運転をやり直し試行錯誤することは許されます。

 

難しいのは実運転が開始された後に、発覚した場合。

試運転の時のように試行錯誤して最適なロジックを見つけ出したいのですが、既に実運転が始まっているので、短時間で一発で修正の圧力がかかります。

こんな場面でも、私は機械エンジニアなので、これこれの理想のロジックに変更してくれと実際にプログラムをするメーカーのシステムエンジニアに要求します。しかしシステムエンジニアは極力ロジック自体の大きな変更を避けて、しきい値だけか最低限の変更で対応できないかを考えて来ます。

それはいちから考えたロジックと比較して、対処療法的で分かりにくいロジックなのですが、万が一予期しないプログラムの誤作動や入力のミスを起こすことを恐れての考えなのです。

絶対にミスを犯せない場面では、理想よりも対処療法的でも確実な方法を選択すべきだなあと感じた場面でした。

 

 

話が変わりますが、働き方改革の議論の中で出て来る高プロ。前から出ているホワイトカラーの残業を抑えようとしているやつです。

働き方改革の名前の元にあれもこれも混ぜて通そうとするのは許しがたいですね。

また年収1075万円がしきい値だから、そもそもその年収で残業代が付く人はまず居ないので、この変更は実害が無いと思ったら大間違い。

法律変更(ロジック変更)は大変なので、年収1075万円と実際には変更は影響ないと安心させておいて、法律変更後にじりじりしきい値を下げて来るんですね。そもそも経団連は400万円とか700万円とか言っていたのですから、、

 

ロジック変更は目立つので大変ですが、しきい値の変更は変更ではなく調整の範囲と誤魔化され変えられてしまいます。

実害は無いからロジックを変えますと言って来た時は実際には影響ありますので騙されないようにご注意を。

 

AIに奪われる危険な仕事

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 今晩のバラ色ダンディで、勝間さんがAIの進歩で将来奪われる仕事の事を話していた。

知識や熟練が必要だが専門性が高いパイロットや医師ほど取って代わられ危険が高そうです。

 

大竹まことは、無人のコンビニより人がいるコンビニに行きたい言っていた。勝間さんにはそれでは死んでしまいますよと言わらてしまっていましたが、、、

この大竹まことの気持ちは、オッサンにはよく解ります。

スーパーのレジで、無人のレジと男のレジとベテランおばさんのレジと若い女の子のレジがあったら、ぼくは確実に若い女の子のレジに並びます。ベテランのおばさんの丁寧さとスピード感も捨てがたいので、悩みどころではありますが、、、男に買った食品を触られたくないんですね。マッサージも男に触られると気持ちが悪いんです。これが普通の感覚なのかよくわからないですけど。

 

奪われる仕事の心配もあるけど、人手不足の所を何とかAIとロボットでカバーして欲しいですね。

老人ホームや介護で本当に役に立つAIとロボットは必要。父親もホームにもっと働く人が居たら、転ぶ事なかった。

葬儀屋さんが言っていたが、老人は転倒すると一年ぐらいで亡くなってしまうことが多いと、、

 

父のベッドで寝るみーちゃん

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 無事に父親の葬儀が終わりました。

三毛猫のみーちゃんは、父親のベッドで顔だして寝ています。

 

母親はまったく落ち込むことなく、悪い意味でなく最大のストレスだった親父の面倒から解放され、あっというまに親父の衣類をほぼ捨ててしまいました。

 

長いこと連絡を絶っていた私の弟も葬儀に登場し、母親は感激の涙、仕事の方も私より稼いでいるようで安心することができました。

母親は人のことは批判するくせに、自分が批判されることに耐えられない典型的な長女体質です。数時間後には弟が言っことにまた気分を害してやっぱり合わないなんていい出します。

 

そんなこんなでも、父親の葬式だからこそ実質縁が切れている弟も登場して、無事な姿を親戚一堂に見せたわけで、これだけで私の一族としては、葬儀に200万近くかけた甲斐があったというものです。

 

 

 

バルカン人式精神融合

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 父親が亡くなる前、意識が完全に無くなっていましたが耳は最後まで聴こえいるとので、家族は代わる代わる呼びかけて見ました。呼吸が変わったと言う人もいますが、、、残念ながらはっきりわからず、、しかし足の裏をくすぐるとビクッと動きました。うむ、これは考えなくて条件反射なのでしょうか、、

 

僕は父親に生物的には一番似ているので、バルカン式の精神融合を試して見ましたが、残念ながら反応なく融合できませんでした。修行が足りません。

 

仕事ではいつも、考えろ考えろと自分にも他人にも言っているのですが、今回は考える前に意識ってなんなんだろうかと、考えてしまいました。

意識って考えと違って、例えば異性を意識するとか自然に湧いて来る物ですね。

判断や設計のセンスも考えて作り上げるよりも、ひらめく意識をみがく必要があるような気がしてきました。

 

意識を磨くには瞑想をやって見ようかと思います。

アディオス チチ


アディオス・ノニーノ(Adios Nonino) : 演奏 レオナルド・ブラーボ(Leonardo Bravo)

 

今朝、父親は永遠の眠りにつきました。

病院から連絡があり急いで行きましたが、すでに心臓停止しておりました。

日曜日でしたが担当のドクターが当直で最後を見届けてくれたようで何よりでした。

今後の看護と金銭の負担を考えて、父親としてタイミングを計って逝ったとしか思えないようなタイミングでした。

 

 今晩はピアゾラが父親の死を偲んだ作曲したアディオス ノニーノを聴いて、父を偲んで過ごします。

トラブルの原因追及でもめたら、どんな言葉を使うべきかな?

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トラブルが発生しても、原因断定を先送りとしてとにかく早く修理して、プラント全体の操業に支障が出ないようにするために、関係者各社一同協力して進めることは、全体の完成の責任を持っている当事者としては非常に好ましいことです。

 

難しいのは、その後です。

無事修理が終わった後は、いよいよだれの責任で壊れたのか? 断定がはじまります。

各社、自分は悪く無いと、自分と関連のない原因を推してきます。

原因次第で、修理にかかった費用を誰が負担するか決まるからです。はっきり黒と証明できない限り、一社だけのの責任にできません。

 

ある機械のトラブルで、原因の断定が難しくなかなか出来ずにいました。メーカーの主張は原因はA、それはメーカーの責任は一切ない原因。我々はBの可能性が高いと主張、それはメーカーの設計不備の可能性を含みます。

 

我々は詳細な分析レポートを作成し、メーカーに送りました。しかしメーカーはまじめに対応しようとしません。不利になりたくないからです。

金銭的な責任問題の前に、原因断定を間違うと、後々またトラブルが再発するので、やはり一番大事なのは、真の原因を見つけ対策を確実に打っておくことなんです。

原因断定は各社の合意がされないと、修理にかかった費用負担が決められません。ですので担当者は自分たちの負担を減らすべく、ポリティカルにも必死なのです。

 

お互いに、AだBだと言い張っても平行線になり必ず膠着します。

あるトラブルでは議論を進めるために、お前の言うAである事も起こり得るので、一旦わかったと歩み会おうとなりました。これは決して我々のBを取り下げる意味ではありません。

 

我々の同僚は、何故かWe agree ....と返してしまいました。agree だと相手の考えに合意になってしまいます、違うんでない?

 

そんな時に、どんな単語を使うべきでしょうか?  

understandとしてお前の言い分は理解したとまず言うべきだと思ったのですが、、、

 

写真はスタートレックに出てくるボーグのセブンオブナイン。

彼女の発言は元ボーグなのでロジカルで場面場面でunderstand, accetable, unacceptable , agreeと簡潔に明確に言葉を選んできます。

 

同じわかりましたでも、単語を場面場面で適切に選ばないと、まとまる話もまとまらないので、気をつけなければなりません。